2009/12/16:
●アメリカ発見500周年でなぜかフェリシモが「500色の色えんぴつ」
●ネタ不足で迷走?色が想像できない意味不明の名前がついた色鉛筆
●ジェラシー・ためらいといった感情の名前が出てきて極めつけが…
●アメリカ発見500周年でなぜかフェリシモが「500色の色えんぴつ」
2009/12/16:フェリシモの
500色の色鉛筆というのが話題になっていて、あれ、これ、昔うちに無かったっけ?と思いました。実家で似たようなのを見たことがあります。実家にあったのも、確かにフェリシモのものだったはずです。
「500色のはじまり」というところを読んでみると、<コロンブスのアメリカ大陸発見から、500周年を迎えた1992年(この年、フェリシモ・ニューヨークもオープン)。その歴史的アニバーサリーイヤーを記念して、世界一の色数を誇る『500色の色えんぴつ』がフェリシモから発売されました>とありました。
コロンブスによる「アメリカ大陸の発見」というのは、ヨーロッパの人から見た発見でかなり身勝手な認識。微妙な表現なのですけど、それはともかくアメリカ発見500周年で「500色の色えんぴつ」というのは謎の発想ですね。よくわかりません。
そして、今回のものは、<2009年、フェリシモの社名変更20周年を記念して再び『500色の色えんぴつ』を発売することになりました>ということで、復刻版。もう500周年も特に関係なくなってしまいました。
うちにあったのが同じのだったかはわかりませんが、えらくたくさんあったことは覚えています。あれ、どうしたんでしょうね。あったのは確かに覚えているのですけど、使っている記憶はなし。ひょっとしたら誰かにあげたのかもしれません。
●ネタ不足で迷走?色が想像できない意味不明の名前がついた色鉛筆
ところで、この500色もある色鉛筆なので、色の名前がたいへんなことになっています。
「そりゃあ、500色もあれば似たような色多いしたいへんだろう」とは当然予想されるのですが、なんかその予想をはるかに上回るたいへんっぷり。「え?これ色な名前の?」という名前が続出しています。ここらへんのおかしさは全く私の記憶にないので、ひょっとしたらやっぱり別のものなのかもしれません。
というわけで、何の色なのか想像できない名前シリーズ。まず、何となく華やかさは伝わってきますが、色がさっぱりわからないというもの。(2019/09/01追記:今読み直すと、赤系かなと思いました)
・竜宮の宴
・鹿鳴館の舞踏会
この系統が好きなのか、次も似たような雰囲気のものです。
・華麗なダンス
次は説話集の名前をそのまんま。
・アランビアンナイト
一応上記は「ナイト」が入るので、夜なので黒か、青系といった想像はできますかね。
・谷間に響くこだま
どうも名付けパターンを見ていると。付けなくて良いものを付けていることが多いです。例えば「子鹿の散歩」だと、要するに「子鹿」の色なんだと思います。この場合「こだま」の色は難しいので、「谷間」の色でしょうか。茶色系?どっちにしてもわかりません。(2019/09/01追記:読み直していて、こだまは「木霊」とも書くので木の色かなと思いました)
・やまびこ
と思ったら、「こだま」だけでなく「やまびこ」もありました。どんな色かわかりません。「やまびこ」の場合は「山の神」の意もあるから、緑系でしょうか。
●ジェラシー・ためらいといった感情の名前が出てきて極めつけが…
さらに感情も登場。(2019/09/01追記:シェークスピアの戯曲オセローでは、「お気をつけ下さい、将軍、嫉妬というものに。それは緑色の目をした怪物で、ひとの心をなぶりものにして、餌食にするのです」とあるので、ジェラシーは緑色ですかね)
・ジェラシー
・ためらい
極めつけが、次のもの。
・清少納言のあこがれ
これも感情なのですけど、「清少納言」限定の感情。普通の人の「あこがれ」じゃダメなんでしょうね。紫式部の「あこがれ」でもダメで、清少納言の「あこがれ」ではないといけません。「あこがれ」単独でも意味不明なのですけど、これも余計なものをつけた系と言えるでしょうか。
何だかんだでだんだん気に入ってきてしまいました。癖になりますね。おもしろかったので、もう数日この話題をやる予定です。
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