ロト6で3億2000万円当選男性 使い道はキャバクラ・タイ人・株・FX

　いつもやっている宝くじシリーズですが、今日は株・FXの話もあります。実は投資の怖さというのもシリーズでやっているので一石二鳥な感じです。

ロト６で３億２０００万円を当てたオトコのその後とは？ - ライフ - 週刊プレイボーイのニュースサイト - 週プレNEWS
[2013年05月15日]　鈴木英介

もう８年前ですね。僕が３８歳のときにロト６で３億２０００万円を当てたのは。毎週ロト６を買っていました。その頃、給料は手取りで１８万円ぐらい。完全に人生の負け組ですよ。それで「宝くじに当たったら……」ってよく考えてました。当てたら、好きなだけパチンコに行きたいとか、キャバクラに行きたいとか（苦笑）。
http://wpb.shueisha.co.jp/2013/05/15/19027/

　申し訳ないですけど、何かこの話を聞いた時点で「ダメだ……」と思いました。

　手取りの給与の話じゃないですよ、使い道の方です。

　そう思った理由をここで書いていましたが、後にした方が良いと思ったので最後に回しました。


　さて、まずキャバクラです。

実際、３億２０００万円が自分の口座に振り込まれると、まず２０００万円を銀行から下ろしました。とにかくお金のニオイをかいでみたかったから（笑）。部屋の中でお札の帯封を全部取って、バラまいてみました。後で片づけるのが面倒でしたけど、やっぱりうれしかったですね。

それから、週の半分くらいはキャバクラに通うようになりました。夕方になると、たくさんのキャバ嬢からメールが来るんです。「今日は来るの？」とか。それでモテた気になっていました。

　さらに東南アジアの女性へと流れます。(海外まで追いかける日本人の話は、海外でホームレスになる日本人　その数、フィリピンだけで年300人でも。タイは2位だそうです)

当選して１年ぐらい過ぎてから、タイ人クラブで知り合った女のコと付き合うようになって、彼女がタイに戻ると、彼女を追いかけて、ビジネスクラスで月に２回はタイに行きました。合計１００回以上行ってると思います。彼女のために車やマンションも買いました。結婚しようと思って、それこそ数千万円単位で使いました。でも彼女はとっくに結婚していたんです。裏切られたというか、ダマされてましたね。

　ここから投資に行きます。

浪費したお金を取り戻すために、株やＦＸをやるんですが、アッという間に預金残高が３億円から１億円になって、４年で３０００万円です。

　「浪費したお金を取り戻すために」というマインドの投資は大抵負けます。と言うか、もともと投資していなかった方のようですので、負けて当然なのですが……。


　ここまで減ってようやく男性も気付きました。

それで、一切預金には手をつけないことにしました。今の彼女にはロト６の話をしました。お金もそんなに残っていませんが、もうそろそろ結婚を考えてもいいかもと思って中古のマンションを買いました。お金がなくなって、ようやく幸せになれるような感じですね。

一番良かったことですか？　結局、仕事を辞めなかったことですね。もし辞めていたら、今頃僕なんて無職だと思いますから。

　宝くじ高額当選者3000人のその後……10年後の彼らの生活は？ってのもやりましたが、こんな感じだとしたらそれは確かにあまり幸せじゃなさそうですね。


　さて、最初に書いた「パチンコとキャバクラ」の話です。

　パチンコとキャバクラを蔑視するわけじゃないですけど、たくさんお金があったときの使い道がそれというのはねぇ……。

　人生を楽しく過ごせるかどうかは気の持ち方というか、どういう価値観をしているか？だと思いますが、お金があっても幸せになれないタイプだと思いました。


　お金持ちの人でも慎ましく生活している人は結構いるようで、そういう人は享楽的なお金の使い方を幸せとは考えていないのでしょう。

　「金があるから幸せだとは限らない」とはよく言いますが、実際、お金持ちの人でもそれをよくわかっている方はちゃんといるんだと思います。


　追加
　　■海外でホームレスになる日本人　その数、フィリピンだけで年300人

　関連
　　■宝くじ高額当選者3000人のその後……10年後の彼らの生活は？
　　■100万ドルの宝くじ当選者、受け取り直後に死亡　最初は自然死と判断されて、後に毒殺と判明
　　■お金持ちへの嫉妬　1.5億マグロ漁師、いたずら電話とやっかみの声に悩む
　　■ある宝くじ高額当選者の使い道　故郷の町の消防署建設など寄付に使用
　　■その他の人生・生活について書いた記事