2013/6/14:
●高齢者死亡でワタミ渡邉美樹会長、遺族に「1億欲しいのか」と暴言
●介護事業に力を入れており「高齢者が幸せになる社会」について講演
●別の高齢者死亡事件では「虚偽説明」と「業務上過失致死容疑」
●高齢者死亡でワタミ渡邉美樹会長、遺族に「1億欲しいのか」と暴言
(読まれないワタミ関係の過去投稿が多すぎるのでまとめたいのですけど、とりあえずまず一度見直して再投稿しています)
2013/6/14:この前書いた
ワタミ渡邉美樹、29年考えてできた理念「365日24時間死ぬまで働け」は、週刊文春の記事がベースでした。
そして、今回は、
ワタミに死亡事故で賠償命令 渡辺美樹会長は遺族に「1億欲しいのか」(2013.06.12 18:01 「週刊文春」編集部)というかなり違う話題の記事をリリース。早くも二の矢を放った形です。叩けば叩くほどホコリが出てきてしまうワタミさんもすごいんですけどね。
<今夏の参院選に自民党公認で出馬する渡辺美樹氏が会長を務めるワタミグループの介護事業で、複数の死亡事故が発生し、遺族とトラブルになっていることが週刊文春の取材でわかった>
ワタミは外食が有名ですが、実は現在の主流事業ではありません。メインは宅食と介護。まあ、三本柱と言った方が妥当ですが、外食の割合はすっかり減ってしまったことは確かです。(2020/04/13追記:その後、介護事業は売却)
●介護事業に力を入れており「高齢者が幸せになる社会」について講演
困ったことに渡邉美樹会長は世間だと高齢化問題の権威みたいな扱いで、「高齢者が幸せになる社会とは」なんてテーマで講釈を垂れています。政治家に転身することになったのも、おそらくこれが理由のひとつでしょう。
ただ、渡邉美樹会長が「高齢者が幸せになる社会とは」といった話をしても、全く幸せになれる気がしませんよね。で、週刊文春の話は実際、高齢者は幸せじゃなかったという話なのです。
<2006年、レストヴィラ元住吉で87歳の男性の容態が急変し、5日後に死亡。死亡直前、家族が渡辺氏とワタミ本社で話し合ったところ、渡辺氏は
「1億欲しいのか」と言い放ったという。その後、遺族はワタミを提訴。昨年、横浜地裁はワタミの過失を認め、約2160万円の支払いを命じている。男性の家族は「渡辺さんのあの一言は精神的に大きなダメージになり、いまでも忘れることができません」と話している>
いくら何でもそんなこと言わんだろう、何かの間違いでは?と思います。ただ、渡邉美樹会長なら言いかねない…と思われてしまうのが現在の世間の認識。前回の件で既に文春に対して訴訟も視野に…という話になっていますが、これも訴訟対象になるかもしれませんね。
また、"ワタミと渡辺氏の事務所に取材を申し込んだところ、ワタミから回答があり、渡辺氏の発言について「そのような発言をした事実はない」と否定"しているようですし、ここは揉めるかもしれません。
●別の高齢者死亡事件では「虚偽説明」と「業務上過失致死容疑」
仮に事実だとすれば…という話ですが、ここまででも十分すぎるほどひどい話です。ただ、そこはワタミ、これで終わりません。上塗りで他にもひどい話があると、週刊文春は報じていました。
<また、昨年2月には板橋区にあるレストヴィラ赤塚で74歳の女性が入浴中に溺死。直後、ワタミは遺族に「10分間、目を離した間に心肺停止になった。病死の可能性が高い」と報告したが、警視庁高島平署が施設内の防犯カメラを押収して調べたところ、
ワタミの説明が虚偽と判明。警視庁は、
業務上過失致死容疑で捜査をしている>
先程の「ワタミの過失」もそうなのですが、これは倫理的な問題だけでなく、事実なら犯罪でもあると言えるでしょう。死因について虚偽の説明すること自体、介護事業としては終わっていますし、「溺死」という過失致死の可能性が高いものですからなおさらひどくなっていました。
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