2013/7/3:
●買い取りだけでなく販売もやっているガリバー
●別の業者に行って判明、悪質な偽装中古車
●他にもまだあるガリバーの悪い評判 査定と本契約で金額が違う
●韓国と違い日本に中古車偽装はないと言ってたガリバー
●ガリバーの説明通りだとガリバーで買ってはいけない?
●買い取りだけでなく販売もやっているガリバー
2013/7/3:以前書いた
IDOM(旧ガリバー)は社長2人!羽鳥由宇介・貴夫社長、父兼市が決定は、一応悪い話ではありません。ただ、
粗悪車売り付け疑惑 購入者を激怒させた中古車販売「ガリバー」のずさん過ぎる販売手法(リアルライブ 2013年07月01日 11時01分 提供:週刊実話)によると、「ガリバー」には悪い話もあるみたいですね。
記事では、最初、中古車買い取り専門店『ガリバー』と書いていました。この「中古車買い取り専門店」という冠と矛盾がありますが、どうやらガリバーは中古車販売もやるようです。検索すると、「ガリバーの中古車購入サービス」というのも見つかります。問題が指摘されていたのは、こちらの「販売」の方。
サイトで「すべてのクルマが、保証付き。最大保証期間は、なんと業界初の10年間」などと宣伝しているのがむなしく感じる話が、この後出てきます。
●別の業者に行って判明、悪質な偽装中古車
ある人が'09年3月に、スズキの『アルトラパン』の特別仕様車をガリバー関西第一営業部で購入。そして、2013年の2月に車を買い換えようと別の業者に持ち込んだところ、信じられない事実が発覚。車両・エンジン型式や車体番号などが記されているプレートであるコーションプレートと車体番号が改ざんされていたというのです。
「『車のフェンダー部分が別の車と繋ぎ合わされている可能性もある』とも言われました。107万円も出して購入したのに、内装も特別仕様車とは似ても似つかないものを売りつけられたんですよ」
持ちこんだ業者には、「不正な車なので買い取りできない」と言われてしまいます。そこでこの方は事情を聞くためガリバーへ連絡。すると、これまた信じられない話になりました。購入した時の約10分の1の金額で買い取ると提案されたというのです。
特別仕様車に偽装した車を売りつけておきながら、この態度。たとえガリバーが改造したものじゃなかったとしても、「特別仕様車」として売ったわけですから責任があります。こりゃあ確かにいけませんね。
●他にもまだあるガリバーの悪い評判 査定と本契約で金額が違う
記事では、他にも悪い評判があるとしていました。中古車販売に詳しいバイヤーという方が、以下のように言っていたどうな。
「体質なのか他にも『ガリバー』の悪い噂は絶えないですね。見積もりをしたら昼夜関係なく電話をかけてきたり、査定時と本契約の金額が違うといったケースも報告されている。また、契約を急がせるあまり、強引と、とられてしまうこともしばしばのようです」
こっちはひょっとしたら同業者のひがみかもしれませんけど、とりあえず、最初の例は完全にダメです。
●韓国と違い日本に中古車偽装はないと言ってたガリバー
ところで、ガリバーで検索すると、
オークションの発達で日本では中古車の偽装がない(1) | Joongang Ilbo | 中央日報という記事が出ていました。
韓国消費者院に寄せられた中古車被害相談は1万件。18万キロメートル走った車だとして買ったのに実際の走行距離は34万キロメートル以上だったといったものです。
記者は、「変える方法はないだろうか。隣国の日本に解決法があると聞いた」として来日。日本の関係者らはオークションが中古車市場を透明にしたと口をそろえています。日本は「消費者→中古車買い入れ会社→オークション会場→中古車販売会社→消費者」という構造なのです。
一方、韓国では流通段階を減らし直取引に進むのが流行。車を売り買いするのにオークションを経れば流通コストがさらにかかるのではないかと尋ねたところ、否定されました。ここで登場するのが、
中古車買い入れ専門業者ガリバーのマネージャーさん。以下のように説明していたのです。
「ある業者が中古車を買って売ればその車に対する情報はその業者が独占する。どんな問題があるかは外部からはわからない。ところがオークションをすれば品質・価格に関連した記録が残るので売買業者の勝手にはできない」
●ガリバーの説明通りだとガリバーで買ってはいけない?
そのガリバーで偽装された中古車が売られてましたよ、マネージャーさん。…というか、これはたぶんあれですね。今回販売された中古車の経路は、おそらく透明化の肝であるオークションを通っていないって話でしょう。まず、マネージャーさんが主張していたオークションを通る安全な取引というのは以下。
消費者→中古車買い入れ会社→オークション会場→中古車販売会社→消費者
一方、冒頭の最悪な偽装中古車は、まさしくマネージャーさんがダメだと言ったオークションを通過しない構図になっているんじゃないかと…。
消費者→中古車買い入れ会社 兼 中古車販売会社(=ガリバー)→消費者
伊藤さんの言っているとおり、オークションを通さない中古車を買うのは危険だということが、ガリバーのトラブルによって証明されてしまったのかもしれません。
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