2013/7/24:
失敗するマンション購入 榊淳司氏「値下がりマンションは広告でわかる」
住宅ジャーナリスト榊淳司氏の本の評判は?
●失敗するマンション購入 榊淳司氏「値下がりマンションは広告でわかる」
2013/7/24:知りたいのは「値上がりする」マンションの方だと思いますが、少なくとも「値下がりする」マンションの特徴を一つ覚えておくだけで良いマンションを購入できる可能性は上がります。
【マンション業界の秘密】タレントマンションに要注意! 客寄せパンダでデメリット隠し - 経済・マネー - ZAKZAK(2013.07.21 榊淳司)におもしろい見分け方が載っていました。
榊淳司さんによると、タレントを広告に使っているマンションは要注意。なぜか? まず、マンションというのは、立地条件や環境がよくて、適正な価格と規模であれば必ず売れるものだといいます。それこそ、ほとんど広告しなくても、どこからかお客さんが湧いてくる、とのこと。
逆に言うと、広告を頑張らなくちゃいけないマンションというのは、売れないような魅力のないマンションだということ。場所が悪い、価格が高い、規模が大きすぎる、といったマンションです。販売側は売り始める前からそういうヤバイマンショがわかるので、こういう場合は広告を使ってきます。
まったく物件と関係ないイメージ訴求をするとか、あるいは「客寄せパンダ」としてタレントを起用し、話題を振りまいて多くの客を集め、物件のデメリットを覆い隠そうとする、と説明されていました。タレントのイメージとマンションの中身ってのは、全然別のものですからね。
●住宅ジャーナリスト榊淳司氏の本の評判は?
思いの外、短くなっちゃったので、作者の榊淳司さんをアマゾンで検索。『
年収200万円からのマイホーム戦略
』という本が出てきました。
まず経歴は以下のような感じ。
榊淳司(さかき あつし)
"1962年生まれ、京都府出身。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。不動産の広告や販売戦略立案の現場に20年以上携わる。2008年、榊マンション市場研究所を設立。わかりにくい業界内の情報や、マンション分譲事業の仕組み、値引きの実態、現場担当者の心理構造などをブログ上で解説。特に分譲企業の注意情報や、物件別の価格評価について信頼性が高く、エンドユーザーの反響を呼ぶ。住み手の立場にたつ希少な住宅ジャーナリストとして活躍中。"
肝心の本の感想は?と言うと、一番最初にあったレビューは辛口評価でした。
それしかないよねという話。 2010/8/18
By 葉隠
形式:単行本(ソフトカバー)
年収200万円からのマイホーム戦略。
どんな手段なんだろうと興味をひくが、内容は単純明快。
お金のない人は安い築古のマンション、一戸建てを買いなさいということ。
新築に拘らないで古い中古なら手頃な値段でありますよって話。
確かにそりゃあそうだけど、あまりにも当然の話。
ただ、そういう古いマンションとかを買った場合の将来的なことが抜けている。
安い物件を買ったはいいが、建て替えもできずにスラム化する可能性は?
そういったことまで言及してないのはツメが甘い。
最初だけかと思ったら、次もまた悪いレビュー。「内容的には「中古を買うしかありません」という酷いモノ。うーんって感じです」とされていました。
あまりにもあれなので、評価の良いものも一つ紹介しておきましょう。
5つ星のうち 5.0 価値観が面白い。 2013/2/14
By 水天心
形式:単行本(ソフトカバー)
[講読前に建築家、坂口恭平さんの一連著作も読むと面白いです。
不動産のというすぐれたビジネスモデルの終焉を予感させます。
日本はこれから人口減るわけで空き家が増えれば価格も下がる。
星5のレビューがほとんどだったものの、悪い評価のレビューの方に「参考になる」という声が多く、上位に来ていました。
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