2023/07/30:
一部見直し
●隅田川花火大会の費用1億5千万円 地元自治体の支出(税金)が大半
2013/7/24:<1.5億円の隅田川花火、費用は誰が払う?>(2012/7/5 7:00 日経新聞)という記事を1年前からブックマークしていました。2012年度の総予算は約1億5千万円。打ち上げ予定数は約2万発で、単純に計算すると1発あたりの費用は7500円だとのこと。以下、さらに詳しく書かれています。
<予算の内訳を詳しく見ると、花火の打ち上げ費用はさらに下がる。打ち上げ以外の経費では2千人を動員する警備費に3千万円、救護所のテントや仮設トイレを設置する費用に2700万円かかる。発射台を載せる船の料金を含めても、打ち上げ費用自体は約6500万円と総予算の半分以下だ。>
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDJ2701S_Y2A620C1000000/ 花火そのものだけじゃなく、それ以外のものにたくさん経費がかかっています。とはいえ、これはそれほど意外ではありません。周りの準備はたいへんですからね。ここまでは支出。記事タイトルが「費用は誰が払う?」であったように、気になるのはその経費がいったいどこから出ているか?というところです。
<収入面を見ると、大会の運営費の中心となっているのが地元自治体の支出だ。12年度の予算では都が3500万円、台東・墨田両区が2700万円を支出する。近隣の中央・江東両区も一部負担するがそれぞれ250万円と100万円で比較的少額だ。合わせると1億円近くの税金が投入される。>
出どころは、やっぱり税金なんですね。花火大会により、地域振興でどれくらい効果あるんでしょうね。試算は割とどうにでもなるのでそういうのはプラスなんでしょうけど、そうじゃない実際の数字が知りたいところ。効果が大きいのでしたら、花火も嫌な気持ちなく素直に見れます。
ところで、上記の地元自治体の支出は1億円。「総予算は約1億5千万円」でしたので、まだ5000万円足りません。いったいどこから来ているか?という話が、以下です。
<一方で民間で最大のスポンサーは例年、当日の模様を中継しているテレビ東京(12年度の協賛金は2100万円)だ。他にも約25社の企業が協賛しており、合わせると3600万円になる。(中略)
有料の観覧席も重要な収入源だ。大会事務局では一定の協賛金を支払えば隅田川沿いのテラスや野球場で観覧できる市民協賛制度を導入している。1口5千~2万4千円で約4000口を募集(すでに申し込みは終了)、合計約2200万円を集める。当日に隅田川を運航する屋形船などからは協賛金を徴収しており、700万円近い収入となる。>
こういう協賛金は健全でいいですね。住民のところからいつの間にか勝手に取られているといったものではなく、意志がある真っ当な支援です。そして、先に私が気にした「地域振興」の効果を想像できそうな話も載っていました。
<大会事務局は今年の観覧者数は東日本大震災の反動で昨年から微増となり、90万~95万人程度と予想している。総予算を観覧者数で割った1人当たりの「観覧料」は160円程度となる。>
こうやって一人あたりにすると「160円」ということで安いですね。十分元を取れている感じがして、安心です。税金が入っているわけですから、こういった数字はもっと知らせていくべきでしょう。
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