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今世界で一番熱いインスタントラーメン市場はインド 日本は出遅れ


 ラーメンの話は結構やっています。

  ■ベトナムのインスタント麺シェア6割はエースコック 日本に負けない大市場
  ■日本ラーメン、イギリスはロンドンでブーム 健康的(?)と人気
  ■海外の反応 日本のラーメン香港人を魅了、ローカライズの重要性
  ■日清の言いがかり特許侵害訴訟「日清戦争」 標的はサンヨー「麺の力」

 上は全部海外の話が出てくるもので、なぜかうちのラーメン話は外国とよく絡みます。今回はインドです。
インド版カップヌードルの謎? 日本食文化の挑戦
編集委員 小林明 2013/7/5 6:30 日経新聞

 最近、出張でインドに行く機会が多いが、現地で興味深い話を聞いた。即席麺市場が急成長しているというのだ。

 インドの食文化と言えば、「カレー」というイメージが強いが、日本で生まれた即席麺文化が、はたしてインド社会にどのように浸透し、どのように発展しているのだろうか?
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO56872420S3A700C1000000/

 インドは何と2008年から2012年の4年間で"ほぼ3倍の43億6000万食に増加(伸び率194.6%)"という驚異的な伸びを示し、世界5位まで浮上しました。

 インド以外の国ではブラジルが4年間で37.3%が最高なのですから、これがどれだけすごい伸び方なのかよくわかります。


 しかも、インドがすごいのはこの普及がまだまだ序の口の伸び方であり、まだまだ大きくなるのはこれからだということです。
インド国民1人あたりが1年で即席麺を食べる量は約3.5食にとどまっており、潜在成長性が期待できる魅力的な市場だということが分かる(参考までに、2012年の全世界での即席麺総消費量は1014億2000万食で世界の人口、約70億5200万人で割ると14.4食。つまり、1カ月に1食強を食べているのが世界の平均値になる)。

 世界平均くらいまでいければ、あと4倍になります。

 ただ、記事では指摘がなかったものの、実際には世界平均は麺をもともとよく食べる中国が引っ張った値です。正直、ここまでは伸びない可能性が高いと思います。

 しかし、現在のインドの消費量は人口がずっと少ないアメリカと同程度であること、最新の2011年から2012年にかけても20%以上の伸びを示していること(他国なら4年で2割増でも高い)を考えると、世界で一番熱い市場であることは間違いありません。

 普及がまだまだこれからというのは、日清食品のカップヌードルが"顧客として想定しているのはやや高所得の若者層だ"という後半の記述からもわかります。


 ところで、インドのラーメンは日本のものとは全然別物であるようです。
インドのムンバイ市内の食料品店で面白いものを見つけた。

 日清食品のヒット商品「カップヌードル」。

 日本でよくみかけるパッケージとは異なり、インド風に“味付け”されている。容器は光沢のあるプラスチック。デザインや色合いも日本の商品とはかなり異なるようだ(80グラム、30ルピー、1ルピー=約1.7円)。(中略)

 日清食品によると、もともとインドには麺食文化はなく、「一説には北東部のコルカタ(カルカッタ)の中華料理店で出されていた焼きそばがインド全土に広がった」(経営戦略本部)とされる。そのせいか、汁気が少ない焼きそばのようなスタイルで食べるのがインドでは一般的なようだ。

 「マスト・マサラ」「スパイシー・ベジタブル」「タンギー・チキン」の3種類。

 風味は、いずれも植物の実、種、葉、根などから作られた香辛料のマサラ(カレー)が基本。日本で例えると、マサラは、みそやしょうゆに相当するような伝統的な味付けらしい。(中略)

 まずは「マスト・マサラ」を試食してみる。

 熱湯を入れて約3分。麺の表面に、細かいアオノリのようなものが少しふりかけてあるのが見える。香辛料だろうか? スープにドロドロ感はなく、サラサラしている。麺全体が水気を吸うので、ちょうど日本の焼きそばに近い食感だ。

 麺は短めでそれにスープを絡めて食べる。風味は基本的にはカレー味。麺がパサパサしてやや腹にもたれる感じがするが、後味がピリッと利いているので、適度に刺激があってバランスがいい。気候が暑いから、確かにこの程度の刺激があった方が心地良いかもしれない。

 ちなみにインドではマクドナルドのハンバーガーもピリッとマサラ、ポテトチップスもマサラ、パスタやピザを食べてもやっぱりマサラだそうです。

 やはりローカライズ・現地化というものは、大事です。いきなり海外の料理を持って行っても、受け入れられるとは限らないのです。

↓マサラ



 それから、ベトナムのベトナムのインスタント麺シェア6割はエースコックの話とは違い、インドでは日本メーカーが他国のメーカーの後塵を拝しているという話がありました。
 インド即席麺市場では食品の世界最大手、ネスレが「マギー」ブランドでトップシェアを握っており、それをインドのたばこ会社、ITCの「イッピー」ブランド、日清食品の「トップラーメン」ブランドや「カップヌードル」ブランド、ユニリーバの「クノール」ブランドなどが追い上げている構図。

 日清食品は「地方の一般庶民にはパパママストアを通じた小口の即席袋麺『トップラーメン・ミニ』(35グラム、5ルピー)を売り込み、やや価格帯の高い『カップヌードル』は都市部の簡便性や流行を求める中間層以上の若い所得層に売り込む」という戦略を描いている。

 インドはこれから先も人口が増える国としても重要であり、是非とも日本メーカーが食い込みたいところです。


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