元記事はとりとめない感じがしたので、順番は入れ替えています。
実は“メタボ誘発剤”だった!? 夏にやってはいけないダイエット飲料との付き合い方|食の安全|ダイヤモンド・オンライン
特に、暑い時期には、熱中症対策のためにも、水分を正しく補給することが必要だ。
昨年、熱中症による救急搬送数が4万3000人を超えた。夜になっても気温が下がらず、最低気温が25度以上となる熱帯夜は、30年前と比べると2倍以上。「昔はエアコンも自動販売機もなかったのだから」とやみくもにエコな生活をしていては本当に危険だ。
http://diamond.jp/articles/-/38454 エアコンに関しては、
熱中症死亡者の大半はクーラー未使用 節電でも人は死ぬので注意をどうぞ。
ここでは水分補給の大切さについてです。
まず、体内の水分量は加齢とともに減少し、脱水を起こすリスクが高くなる、ということも念頭においておかなくてはいけない。体内の水分量が少ないと、体内の温度が上がりやすく、熱中症にかかりやすくなるのだ。体内の水分量が減っている、なんて言われてもピンとこないが、「ちょっと肌がカサカサするようになったけれど体の中は潤っています」というのは想像しにくいはず。
作者は"水分補給には水かお茶"だとしています。ただ、お茶は利尿作用がありますので、私は他のお茶ではなくカフェインの含まれない麦茶の方がいいと思います。
また、汗をかく量が多いならスポーツドリンクでも良いです。スポーツドリンクは悪者みたいに言われますが、水代わりに飲むのが悪いだけで、本来の飲み方をすれば役に立ちます。
むしろ激しく汗をかいた後は水では不十分で、ナトリウム不足を補えませんので、スポーツドリンクの方がいいわけです。
後ろまで読むと、作者もスポーツについて書いていました。
また、熱中症対策の水分補給には、塩分も同時に補給する必要がある。とはいえアイスやシャーベットなど口あたりが良いものですませず、ちゃんと食事ができているのであれば、食事からの塩分もあるので、水やお茶をベースにすると良い。ただ、スポーツなどで大量に汗をかくときは別。水やお茶に梅干しをひとつ、ポンと入れよう。ちなみに、梅干しならばなんでも良いわけではなく、塩分12%以上の、昔ながらの酸っぱいものが良い。間違っても、はちみつ梅干し、だなんて甘いタイプのものを手にとらないように。
そして、「そもそも梅干しは苦手」「好きだけれど、頻繁にとるものとしては意外と高価だよね」という人は、この時期ドラッグストアでもよく見かける塩入りの飴を口にすると良い。スポーツドリンクも間違いではないが、エネルギー補給の意味で糖分が大量に含まれていたりするので、スポーツする目的はダイエットだ!という人にはおすすめできない。
スポーツドリンク以外で塩分を取るようにとのこと。
スポーツ後の話はいいとして、普段の生活での水分補給の話。
それだけの水分を飲み物から補えば良いかというと、トマトを思い描けばわかりやすいが、野菜など食事からも水分を補っている(コンビニ弁当など、加熱した食品が多い人は不足しがちかもしれない)。だから、まるまる飲み物から補給する必要はないし、身長や体重、運動量によって異なるものの、飲料からの水分摂取量が1日1リットル以下にはならないようにしたい。
また、熱中症が気になるこの時期は、喉が渇いていなかったとしても、2時間に1度の水分補給を心がけよう。仕事をしていたら、ちょうど集中力が切れるくらいかもしれない。そのときに、ちょっと腰をあげて水分補給、というのを習慣にすると良いだろう。
ミネラルウォーターの会社の宣伝めいた警告ですので信じきれませんが、「喉が渇いた」と思った時点で既に体に悪いとも聞いたことがあります。
さて、こういった水分補給が必要とされる中で、なぜ特保コーラやダイエットコーラがいけないか?という話です。
クライアントさんではないので何も言えないが、会う度に身体が大きくなっていく知人がいる。ひとりはダイエットコーラを1日2リットル飲み、ひとりは特保のコーラを飲んでいる。イメージとしては、「健康そうな方のコーラ」といったところだろうか。
かつて、私にも太っていた時代があるので、ダイエット飲料、しかも、炭酸タイプを飲む人の気持ちがわかる。カロリーがないし(または、低いし)、お腹にたまるし、太りゆく自分の最後の砦のような、ありがたい存在だった。これこそが、自分のこれ以上の体重増加を食い止めているんだ…そう思っていた。
しかし、残念なことに、クライアントさんを見る限り、カロリーゼロ、カロリーオフのものを常飲している人はカロリーを気にしなくてはいけない身体のままであることがほとんどだ。それは、コーラだけではなく、スポーツドリンクやビールなど他の飲み物にもあてはまる。
あの、後に残る独特の甘み。あの強い味に勝るものはなかなかない。こういった飲み物と合わせるのであれば、そばよりはラーメンが良いし、おにぎりよりはサンドイッチが良いし、刺身よりは揚げ物が良い。少なくとも、ダイエットコーク片手にほうれん草のお浸しを食べて「お浸しってしみじみおいしいよね」なんていう人はいないだろう。食中に一緒に飲んでいないから大丈夫、という人でも、濃い味や脂っこいものを好むようになり、食事が乱れやすい。
また、前述した「お腹にたまる」という一因もあり、定食スタイルの食事よりも、ちょっと小腹がすいたときに口に入れる程度、またはどんぶりや麺類など単品食べが目立つ。食事にあまり興味がない、という人も少なくない。
メタボ街道の最後の砦であるはずの飲み物が、結果として、メタボ誘発剤になっているのだ。使用される人工甘味料についてもいろいろ言われるが、一番怖いのは、食生活が乱れる“悪循環の車輪“となってしまうことのように思う。
なるほど、そういうのもあるかもしれませんね。
甘い飲み物を飲みたくなる時点で太りやすいタイプの食事の好みだと言われてしまうと、もうどうしようもない話なんですが、対策としては、食事の方が大事なんですからそちらを中心にして飲み物を決めてみる……といった感じですかね。
コーラ好きの方には辛い話です。
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