「イオンモールが地方文化を破壊する」など、イオンには何かと批判が多いです。そのイオンモールの四條畷店がお客の要望聞きすぎで話題に。これは普通良いことだと理解されるのですけど、「少しやりすぎような」といったコメントも出ています。この話に<地方文化破壊批判のイオン、むしろ社会貢献企業ランキング上位に>で書いていた話もまとめました。
冒頭に追記
2022/11/16追記:
●知床・支笏湖・むかわ・厚真・南富良野…北海道各地で植樹活動 【NEW】
●知床・支笏湖・むかわ・厚真・南富良野…北海道各地で植樹活動
2022/11/16追記:北海道のむかわ町で検索していると、むかわ町の近くにある厚真町がメインの<11月12日(土)第2回「厚真町さくら植樹」を実施>(PR TIMES / 2022年11月7日 20時15分)という記事がヒット。これによると、イオンは北海道各地で植樹活動をしてきた模様。こういうのは本当熱心ですね。
なお、厚真町とむかわ町の植樹は、この地域を中心に2018年に発生した胆振東部地震の前から行っており、地震がきっかけでもなかった模様。厚真町とイオン環境財団は、産業やくらしを支える森の再生を目指して2015から3年計画で累計17,000本を植樹していたとのこと。むかわ町も2012年の話です。
<当財団(引用者注:イオン環境財団)は、設立30年周年を契機として各地で「さくらの名所づくり」に取り組んでいます。昨年は、2018年に発生した胆振東部地震による土砂崩れで大きな被害を受けた同町の吉野地区で、この地の復興と、かつてのさくらの名所の復活を願って、地域のボランティアの皆さまとともにエゾヤマザクラとヤエザクラの成木、合わせて30本を植樹しました。
今回の植樹地は、厚真川上流の厚幌ダム建設工事に伴って発生した大量の土砂を盛土として活用した場所で、この地が将来さくらの名所となり、皆さまの憩いの場となることを願って、当日はボランティア50名とともにエゾヤマザクラの苗木500本を植えます>
https://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000003518_000007505/
【北海道での活動】
・2002年~2006年 知床植樹
北海道斜里郡斜里町は1977年、乱開発の危機に晒されていた知床の開拓跡地を買い取り、植樹して緑を回復させることを目標に「しれとこ100平方メートル運動」を全国に呼びかけてきました。当財団はこの運動に賛同し、2002年から2006年までの5年間で、のべ1,610名のボランティアの皆さまと 累計9,000本を植樹しました。
・2007年~2011年 支笏湖植樹
2004年の台風18号による樽前山麓の森林被害は、道内最大規模(当時)となりました。この地を命はぐくむ森に再生すべく、5年間でのべ5,203名の皆さまと累計39,600本を植樹しました。また2008年6月には、G8北海道洞爺湖サミットと並行して開催されたユースイベント「J8サミット」に参加する子どもたちと「イオンチアーズクラブ」のメンバーの合計約100名が植樹活動を実施しました。
・2012年~2014年 むかわ町植樹
森林が約8割を占める、むかわ町は、豊かな自然を利用した農林水産業が主な産業であり、森・川・海のつながりを活かしたまちづくりを目指しています。近年、山間部の森林荒廃が進んでいたことから、「魚つきの森を守ろう」というコンセプトのもと、森を守ることで川を守り、そして海を守るべく3年間でのべ1,735名のボランティアの皆さまと、累計16,000本を植樹しました。
・2019年~2021年 南富良野町植樹
北海道のほぼ中央に位置する南富良野町は、総面積の約9割が森林地帯の自然豊かな地域です。2016年の台風10号に伴う大雨による空知川の河川増水で、甚大な浸水被害が発生しました。 当財団と町は、災害から地域を守るとともに緑あふれる森の再生を目指し、3年間でのべ650名のボランティアの皆さんと、累計7000本を植樹しました。
●地方文化破壊と批判されるイオンモール…ただ意外に批判が少ない
2018/01/26:以前、イオンによる地方文化破壊論が流行ったことがありました。私は理解できなさすぎて、タイトル見ただけで中身までは読んだことはなかったんですよ。ただ、今回のやりすぎイオンモールへの導入で使おうと、
イオンモールは文化の破壊か?向上か?…「ショッピングモール論」まとめ - Togetterを読んでみることにしました。
すると、そもそもイオン批判している人が少ないまとめでしたわ、これ…。以下はネガティブなものをピックアップしたんですけど、そうじゃないのがほとんどのまとめなんですよ。
以下のように、むしろ「イオンによる地方文化破壊論」に対する批判の方が多くありました。
批判らしい批判がなくて困ったものの、まとめに入っていなかった以下なんかは、イオン批判。都会の文化である消費文化を地方に持ち込んだのがダメだと批判されています。あと、なぜかいっしょに左翼批判もされていました。どういうことなの!?
●地元は喜んでるのになぜ?イオン文化論は都会の人の田舎差別?
まとめの
はてなブックマークは?というと、人気コメントはむしろ「イオンによる地方文化破壊論」に対する批判一色。「イオン批判は都会人による田舎差別」みたいな話が多いですね。ちなみにイオン批判が理解できない私も田舎出身。個人的には田舎のひどい商店街よりイオンができてくれた方が1万倍ありがたいです。
aitanisan 結局この手のネタは、「ネットでよく見る都会人の田舎差別」という身も蓋もない結論でよろしいか? ネットのイオンモール否定論は、田舎の人に向かって「農業やってろ」と暴言を吐いてるようにしか聞こえないが。
miyazawataichi いつも思うけど、この手の議論しているのって都市部、極論言うと東京の人間だけだよな。
charismanbou 「正月に帰ったときに懐かしい思い出に浸りたいから田舎は俺が育った昔のままの田舎であれ。俺は都会に出て都会で一生暮らすけど」とか勝手なこと思ってるんだろ
e-takeuchi イオンモールができる前から田舎の個性はとっくに失われていたよ。
xevra 田舎の文化とは伝統文化と食文化と方言か。で、これはイオンが壊すんだっけ?全然関係なくね?問題はイオンが金を吸い上げて東京に送っちゃうストロー効果の方だろう。イオンの周りは焼け野原になって必ず壊滅する
cleome088 東京都内に住んでた時自炊するのに近所のスーパーがホントにクソで困った。イオンもヨーカドーもぶっちゃけ超便利だよ。ダサいくらいなんだよ。ダサいくらい我慢するよ。だいたいホントの田舎にゃイオンなんて無い。
人気コメントで一番共感したのは、「もともとの「商店街」だって、単なる様式の劣化コピーじゃん。大企業が音頭とっていないだけで。あと、文化とか言っても、そんな歴史古くないし」(myogab )でした。イオンに限らず大型スーパーが商店街を潰したという批判があるのですけど、そもそも商店街がその地方固有の文化であったという主張には疑問が残ります。
なお、商店街の活性化に関する話は何度かうちでは書いており、
衰退する商店街の活性化 お店ではなく人を集めて交流の場にせよ(<地方商店街文化破壊と批判のショッピングモール、アメリカは衰退>にタイトル変更)なんかがその一つです。商店街に人が来ないのは、そもそも魅力がないからだとも思いますね。
●イオンモール四條畷がお客様第一すぎて「やりすぎ」と驚きの声
ということで、言うほど、イオンモールは地方文化破壊だ!と批判されまくっているわけではなさげ。嫌われ者のイオンなのに…という流れにするつもりだったので、ちょっと予定と狂っちゃいましたが、もともと書きたかったのは、「お客の要望を聞きすぎ」と話題になっていた大阪府四條畷市(しじょうなわてし)にある「イオンモール四條畷」です。
導入に使っただけで、地方文化破壊うんぬんは、特にこちらでは関係なかったんですよね。すみません。大阪府って聞くとあまり田舎って感じがしませんが、四條畷市の人口は5万人ほどだそうで、小さな市ではありますけどね。無理やりつなげるとすれば、それくらいのものです。
では、一番紹介したかった話に。withnewsによると、イオンモール四條畷の店内に設置されたパネルに、「お客さまのご要望」「このように改善させて頂きました」として、ずらりと改善内容が書かれています。オープンからわずか2年ほどの間だというから驚きです。
・映画館によく行くので、4階駐車場にも電気自動車の充電スペースがあると助かります
→4F立体駐車場に充電スペースを10台設置いたしました
・週末駐車場に入れない
→2017年4月 臨時駐車場を200台増設
・館内を歩き回ると疲れるので、マッサージチェアを設置して欲しい
→皆さまからご要望の多かったマッサージチェアを3台、5月19日に設置いたしました
・館内のイスを増やして欲しい
→1階、風のコートにソファーを増設しました。お買い物途中の休憩にぜひご利用ください
・ベビーカートが少ない
→ベビーカートを100台追加いたしました。ぜひご利用くださいませ
・ベビーカート用の除菌シートを入口に置いてほしい
→各入口に除菌シートを設置しました
・駐輪場に屋根をつけてほしい
→2017年2月 駐輪場に屋根を設置しました
(
お客の要望聞きすぎ? イオンモール四條畷に驚きの声 なぜそこまで - withnews(ウィズニュース) 若松 真平 withnews編集部 2018年01月26日 より)
反応コメントは「すごい神対応」といった素直にポジティブなものの他、「儲かってる店舗だからなのか、それとも純粋に従業員が優秀なのか」「少しやりすぎような」といったややネガティブが入ったコメントも見られました。
●「顧客第一主義」は単なる偽善ではない…企業自身のためにもなる
ところが、イオンモール広報部によると、驚かれていた上記の対応すら一部だけ。上記以外にもイオンモール四條畷では、期間限定の常設駐車場約150台増設、車いす10台追加、フードコート用の椅子32脚追加、トイレにアルコールスプレー設置、WAONチャージャー増設といった改善をしているとのこと。すごいですね。
本当にやりすぎた場合はダメになることもあるのですけど、実を言うと、このようにこのようにちょっとやりすぎだと思うほどお客の声を聞いてうまくいった例というのは、過去に何度も紹介しています。例えば、
AZスーパーセンター2 豊富な品揃えと24時間営業で出てきたAZスーパーセンター。ここは、「お客さんの要望に応じて商品を増やしていった結果」、田舎なのにものすごい品揃えのお店になって、顧客の支持を得ました。
イオンの広報部の担当者は、イオンモール四條畷の改善について、「『お客さま第一』を主眼に置き、特に『安心・安全』の観点からお客さま視点で本当に困っている内容を優先順位をつけて、改善しています」と説明していました。
すっかり陳腐な言葉になってしまって、なおかつ偽善的で嘘のようにも聞こえる「顧客第一主義」なのですけど、これを真面目にやることが、実際に利益に繋がることがあります。単なるきれいごとだとは限らないのです。なので、どんどんお客様第一でやってほしいですね。
●地方文化破壊批判のイオン、むしろ地域貢献がすごい?
2019/09/06:上記までで書いたように、地方文化破壊批判のあるイオングループ。ただ、そのとき批判の主張を探すのに苦労したように、地方文化破壊批判を唱えている人はごく一部の人で、なおかつ論理性に欠ける主張でした。
また、最近北海道の苫小牧市に引っ越して来て思ったものは、むしろ地域貢献に熱心じゃないか?ということ。苫小牧市の地元企業中心のとまチョップポイントというのがあるのですが、イオンでは使用できないものの、来店でポイントだけつけるという他のお店にない太っ腹なことをやっています。
来店ポイントは、来客増大効果が期待できるために、地域貢献ではなく純粋にビジネスのためという可能性はあるでしょう。ただし、自社限定のポイントで来店ポイントを採用していた企業ですらサービスが続かないことが多いため、実際には純粋なビジネスとしては成立していない可能性が高いと思われます。
なお、苫小牧市でも商店街は衰退していますが、イオンの進出前の話。苫小牧市は北海道で一番のスーパー激戦区と言われた時期があり、ダイエー、イトーヨーカドー、長崎屋、北海道のデパート丸井今井などの方が、直接的な商店街衰退の原因だと言えるでしょう。私はそもそも商店街は守るべきものなのか?ってところから疑問ですけどね。
とりあえず、イオンが全国的に強くなったのは比較的最近であり、苫小牧市にもだいぶ後になっての出店。そして、その出店の影響hは商店街以上にこのライバル他社への影響が強かったようで、名前を挙げたお店が全部潰れてしまうという、すごいことになりました。(長崎屋だけはドン・キホーテが買収しており、健在とみなせなくもありません)
●イオンはむしろ社会貢献・地域貢献企業ランキング上位に
地域貢献とは違うのですけど、社会貢献的なものもイオングループはすごいかもしれません。イオン系のマックスバリュ北海道では、他社でよくやっているトレイの回収だけでなく、食品の透明プラスチック容器の回収もやっていて驚きました。(2020/09/27追記:透明プラスチックはやはり難しかったのか、その後回収を終了しています)
また、イオンでは、毎月11日に黄色いレシートを専用BOXに投函すると、レシート合計金額の1%にあたる品物が地域のボランティア団体などに寄付される「イオン幸せの黄色いレシート」というサービスをやっています。こちらの場合は社会貢献だけでなく、地域貢献と合わせたものだと言えますね。
実際、イオンの社会貢献・地域貢献イメージは強いようで、社会貢献活動や地域貢献活動に取り組むイメージを持つ企業を3社まで聞いたアンケートでは、「サントリーグループ」(14.1%)、「トヨタ自動車株式会社」(11.6%)に次ぐ3位に「イオン株式会社」(5.7%)が入っていました。
(
1000人に聞いた社会貢献活動と聞いて思い浮かぶ企業、3位イオン、2位トヨタ、1位は?|@DIME アットダイム 2019.06.21より)
以降はもともと書いていた話。過去にやっていたイオンの映画サービスの話であり、私はビジネス的なところで興味があったのですけど、社会貢献的なものと捉えている人もいたために、上記のような話を冒頭に加えてセットにしてみました。
●名作旧作映画を定額で見放題 イオンシネマの映画館が平日限定で
2013/12/14:"イオン 古い映画を全国の映画館で見放題に 12月12日 23時11分 NHK"というタイトルを見て、最初てっきりタダなのかと思いましたが、さすがにそんなことはないようです。
<全国の映画館を巡っては「シネマコンプレックス」と呼ばれる複数のスクリーンがある映画館が次々と建設されている一方、過去の名作などを上映している「ミニシアター」など小規模な映画館の閉館が相次いでいます。
こうしたなか、最大手の「イオンエンターテイメント」は来年4月から、平日に限り、古い作品を何度でも見られる新たなサービスを全国60の映画館で始めることになりました。
料金は1か月有効のパスが1200円、1年間有効のものは9800円で、それぞれの映画館では過去のアカデミー賞受賞作など48の作品を週替わりで上映します>
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131212/k10013795891000.html
記事では理由を以下のように説明していました。サービスの対象として狙っているのは、結構高年齢の方でしょうか
<この取り組みの背景には、古い作品をスクリーンで見る機会が激減していることに加え、DVDレンタルやネット配信など映画を見る環境が多様化し、競争が激化していることがあるということです。
イオンエンターテイメントの大山義人営業本部長は「映画館に昔、通っていたけれども足が遠のいているお客様にもう一度戻ってきていただきたい」と話しています>
●映画館で稼がなくても良いイオンだからこそできるサービス?
有料のものを無料で公開して集客し、別のもので稼ぐというやり方は、ネットではお馴染み。これはネット以外のところでも可能には可能なのですが、どうしてもコストがかかるために難しいことが多いです。飛行機のLCCも最初に始めた会社は「無料にしたい」と思っているようですが、まだ「格安」という段階。
イオンの場合も無料ではありません。ただ、1ヶ月1200円ですから十分安く、考え方としては同じですね。映画館がイオン内にあるのであれば、他の店舗の売上にも貢献できるんじゃ?と思いましたが、そこらへんがNHKではよくわかりませんでした。
ただ、別記事の
月1200円でシネコン見放題 イオン系、旧作対象に 2013年12月13日09時55分 朝日新聞を見ると、やはりイオン内にある映画館が多いようですね。大型商業施設「イオンモール」などに入る全国76劇場のうち60劇場で始めるとされていました。
●ワーナーより偉い!イオンの名作旧作映画見放題は文化事業?
それから、NHKで紹介しなかったものでは、以下のような話もありました。
<古い作品を定額で何度でも見られるようにする今回の取り組みについて、映画産業に詳しい青山学院大学の内山隆教授は「シネマコンプレックスも飽和状態になっているなかで、名画座といわれる古い作品を上映する劇場がどんどん減っているという現状を考えれば、社会実験的な意味でやる価値はあると思う」と話しています>
また、
はてブの感想も見てみました。
・若い人を中心に「映画を大画面で!にこだわらない」人は増えている一方で「過去の名作をもう一度大画面で!」って需要は絶対あると思う。
・イオンはこの手の文化事業の対極にいると思ってたので,多少は見直す気になりそう.ちゃんと名画座的な映画をチョイスしてくれるんだよね
・やる気のないTSUTAYAのなんとなく有名な作品が並んだ名作コーナーみたいなんだと客ははいらねぇと思うので、その辺工夫して過去の名作良作を発掘して知らない世代による発見ができる環境できたら素晴らしいのだが。
・コンテンツ次第だが......第一印象は良い
・(引用者注:イオンに買収された)ワーナーはわかってなかった。イオンになって良かったかも
●映画館をガラガラのまま遊ばせておくよりマシ!などの考え方も
はてなブックマークでも旧作映画そのものの話や社会的な貢献といった話で、私みたいなビジネス的な視点の人はあまりいませんでしたね。
このビジネス的な話をもう少し追加しておくと、お年寄り割引みたいなのものが既にありますし、映画館に人が戻ってくれば利幅の大きい新作も見てもらえるかも…というのも考えられます。
また、平日限定でわかるように、映画館をガラガラのままにして設備を遊ばせておくよりマシってのもあるかもしれません。経済用語で何とかって言ったなと思ったんですが、忘れました。「機会費用の損失」だったかな。私としてはここらへんのビジネス的なところに興味を感じた記事でした。
●失敗だった?シネコン見放題「シネパス」はすでに終了
2019/09/06:シネコン見放題は期間限定のサービスだったみたいですね。また、年齢制限はないようですが、やはり高齢者狙いであった模様。
(PDF)あの名作映画を大スクリーンで!名作定額パッケージ「シネパス」の上映60劇場が確定!!というプレスリリースには、以下のような話がありました。
【実 施 期間】2014年4月7日(月)~2015年3月20日(金)
<特に時間にゆとりをお持ちの55歳以上のG.G(グランド・ジェネレーション)世代の方に関心の高い作品群を中心に、「コメディ映画で大いに笑おう。」「あなたのためのラブストーリー」「真相は・・・最高のサスペンス。」など月替わりのテーマで毎月4作品ずつ計48作品を選定>
好評であれば繰り返しやったり、実施期間を伸ばしたりしそうなものですが、その後の話がないところを見ると、ビジネス的にはあまり良くなかったものと想像されます。ただ、ビジネスでは小さくチャレンジして失敗するのが成功の秘訣であり、こうしたチャレンジ自体は良いものだったと考えられます。
●使い捨てせずにリユースを推進!イオンが賛同企業商品を発売
2021/05/30:イオンでまた環境関係の話がありました。
イオン、19店舗でリユース容器利用の食品販売 – オルタナ(室井 孝之。オルタナ総研フェロー 2021年5月28日)によると、イオンが19店舗とネットスーパーで、繰り返し使えるリユース容器を使用した日用品や食品などの販売を開始。今後拡大する予定だそうです。
循環システムLoopは、2019年のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)で、テラサイクル社トム・ザッキー創立者兼CEOが発表したものであり、「捨てるという概念を捨てよう」と提唱。ガラス瓶を使用後に回収・再利用していたような、昔のやり方を現代化したものだといいます。日本では、Loop Japanが運営しているそうです。
今回販売されたのは、「ロッテ キシリトールガム」などメーカー6社の計13品目。「捨てるという概念を捨てよう!」という考えに賛同している現時点でのLoopパートナーは、次の17社だということで、まだまだ増えそうな感じ。
日本の自治体財政を圧迫する意外なもの…高齢化で紙おむつが激増していたで紹介している紙おむつリサイクルのユニ・チャームなどの名前が見えます。
<イオン、アース製薬、 味の素、江崎グリコ、エステー、NSファーファ・ジャパン、大塚製薬、キッコーマン、キヤノン、キリンビール、資生堂、ネイチャーズウェイ、、フィッツコーポレーション、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、ユニ・チャーム、、luv waves of materials 、ロッテ>
【本文中でリンクした投稿】
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