山本太郎、大胆に公選法違反 未同意メール送信、個人情報も駄々漏れでチラッと中核派支援って話が出てきました。
又吉イエスと一触即発も!「極左過激派から支援」の山本太郎が当落ラインに?(1/2) - 日刊サイゾー
昼間たかし 2013.07.20 土
参院選東京選挙区から出馬している俳優の山本太郎氏が「極左過激派」と目される
中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)から支援を受けているとして、一部メディアに報じられている。(中略)
「前進」のバックナンバーを見れば一目瞭然だが、
山本氏が昨年12月の衆院選に立候補した際も「前進」紙上では支援を表明。2013年1月1日発売号では「都革新とNAZENは12月16日投開票の衆院選で、東京8区(杉並区)で立候補した山本太郎さんの選挙戦をともに闘った」と、
傘下の組織を通じて支援したことを、まったく隠していない。これまで本サイトで取材してきた学生運動で中核派と行動をともにしている法政大学文化連盟のTwitterは、選挙初日あたりから、半ば山本太郎広報アカウントに変貌し、一日中、山本氏の演説の場所や様子を伝えている。
http://www.cyzo.com/2013/07/post_13950.html 私はこれを前に引用したとき、山本太郎さんが「まったく隠していない」のだと誤読していましたが、「隠していない」のは中核派の方でしたね。
別記事を読むと、山本太郎陣営はあんまり関わりたくなさげに見えます。
山本太郎氏に中核派が支持表明 事務所は「ノーコメント」 : J-CASTニュース
2013/7/ 9 12:12
参院選東京選挙区から出馬している俳優の山本太郎氏(38)に、中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)が支援を表明している。2013年7月8日発売の機関紙「前進」では、
「原発再稼働とTPP、大失業攻撃と改憲に突き進む日帝・安倍への怒りを込めて、東京選挙区から立候補した山本太郎さんの必勝へ総力決起しよう」
との文面が掲載されている。山本氏の選挙事務所は、
「
誰が支持するかについて、いちいちコメントは持っておりません」
としている。
http://www.j-cast.com/2013/07/09179003.html 事務所コメントとは思えない乱暴な返答に大笑い。かなり嫌そうに見えます。
以前書いたとき"かつて数多くのテロを起こし、一般人も多数殺害した日本を代表する極左組織です"と書いたように、中核派は過激な組織です。
過激さでは山本太郎さんもかなりのものなので仲良くすりゃいいのにと思うのですけど、かつての中核派はレベルが違いました。
革命的共産主義者同盟全国委員会(かくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいぜんこくいいんかい、通称:中核派、ちゅうかくは)は、革共同系の日本の新左翼党派の一つ。
「反帝国主義・反スターリン主義」を掲げる。1959年に「革命的共産主義者同盟」から分裂して結成された「革命的共産主義者同盟全国委員会」(黒田・本多派)から、1962年に黒田派が離脱して「革マル派」を結成し、残った全国委員会派(本多派)が「中核派」となった。(中略)
内ゲバ等、多くの暴力事件を起こしており、警察庁及び公安調査庁は極左暴力集団・過激派と認定している。また、80年代から90年代にかけて、後述の成田空港問題に絡む
千葉県収用委員会長襲撃事件や空港敷地内への迫撃砲撃ち込み、京成スカイライナーに対する発火装置による放火や迎賓館ロケット弾事件などのテロ事件を起こし、
警察官及び一般人を多数殺害し、テロリストとしても認知されている。Wikipedia ヤバさのレベルが桁違いです。
まずは組織内の話ですが、左翼といえばお馴染みの内ゲバ。つい数十年前の日本の話であるというのが信じられないほど、物騒な言葉が飛び交っています。
中核派・解放派と革マル派の「内ゲバ」は、互いの組織壊滅を目的とした、凄惨な「殺し合い」へとエスカレートしていくことになる。血で血を洗うこれらの内ゲバは学生運動を弱体化させ、大衆が新左翼から離れてゆく大きな原因の一つとなった。
1975年(昭和50年)3月14日、中核派の最高指導者だった本多延嘉が革マル派の構成員によって殺害された。この「最高指導者の暗殺」という事態に中核派は革マル派幹部である「黒田寛一、松崎明、土門肇の革命的処刑」を宣言し、凄まじい報復を行った。しかし、現在に至るまで3氏の「革命的処刑」は実現していない(中略)。
中核派の「軍事部門」を指揮してきた清水丈夫がまとめた統計によると「73年9.21以来の中核派の対革マル派『赤色テロ』は件数で436戦闘、『完全殲滅』(死亡)43人、そのうち、75年3.14(革マル派による本多殺害)以後の革マル派の死亡は31人」。革マル派と解放派の抗争の死者を併せて「内ゲバ戦争」は百名近くの死者を出した。
恐ろしい話ですけど、困ったことに一般人まで殺害しています。
被害は両派とは関係のない一般人にまで及んでいる。1974年(昭和49年)2月6日に琉球大学構内で中核派が革マル派と誤認して無関係な一般学生を殺害するなど、中核派は一般人を革マル派と間違って襲撃する「誤爆」事件を複数起こしている。このような一般人の巻き添えについては、中核派はそもそも誤爆であると認めておらず、したがってこれまでのところ被害者に対する謝罪などはほとんど行われていない(例外として、在日朝鮮人の女性を負傷させた際に、在日本大韓民国民団と在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)による組織的な抗議を受けて謝罪を表明した事がある)。
日本人を殺しても謝らないのに在日朝鮮人には謝罪……謝ればいいって問題ではないのですが、どこまで行ってもおかしな話ばかり出てきます。
この時点ですでに社会へ迷惑をかけまくっていますが、その後さらにテロ組織として路線変更することでさらに世の中に害を与えます。
全共闘運動当時のような大衆的な拡大・勢いを失った中核派は、その後、80年代に入ってゲリラ闘争にその活路を見出し、数々のテロに明け暮れていくようになった。同派の非公然組織「革命軍(秘密部隊)」はこれまでに、建設省(現・国土交通省)幹部宅や新東京国際空港公団(現・成田国際空港株式会社)幹部職員宅などに対する放火・放火未遂ゲリラ事件、同派を批判した人々の言論を封殺するための脅迫事件を数十回も引き起こした。また、同派が敵とみなした人々の住所等の個人情報や弱みを調べ上げ、「シェア・拡散」と称して不特定多数の人々に対し流出させて無用の紛議を煽り、事業を続けることができないようにしたり、精神的なプレッシャーをかけて中核派の要求を呑ませるという嫌がらせ問題を起こした。また、自由民主党本部や空港施設などを狙った火炎瓶や火炎放射器を用いた放火ゲリラ事件、警察署襲撃事件、捜査を逆恨みしての警察官居宅への放火ゲリラ事件、国電同時多発ゲリラ事件など、150件を超える事件を引き起こしている。
そして、やはり一般人を殺しています。
中核派による「ゲリラ闘争」に関連して、複数のゲリラ事件で一般人の巻き添えと犠牲者を出している。1975年(昭和50年)9月4日、中核派活動家が横須賀緑荘アジトで爆弾を製造しているところ、誤って爆発させ、同アパート住人2名が死亡(中核派活動家も3名死亡)した(横須賀緑荘誤爆事件)。1983年(昭和58年)6月7日には千葉県四街道市の成田空港関連の航空燃料用パイプライン敷設工事現場の飯場に放火して労働者2名を焼死させている。1984年(昭和59年)10月1日には、佐原市にある成田用水事業の請負業者社長宅を放火。社長宅のほかに成田空港問題とは無関係の近接した住宅2棟も全焼させた。これらの「ゲリラ闘争」における一般人の巻き添えについて、中核派は未だ一つとして被害者遺族らに謝罪も賠償もしていない。
私はこれかなり昔の話だと思っていたんですけど、"中核派による闘争が最も激しかったのは、(中略)1989年(昭和64年/平成元年)から約2年間"だったそうです。記憶にありませんでした。
なお、"1990年代以後の中核派ではテロ・ゲリラなどの武装闘争を控えて"おりますので、一応過去の話ではあります。しかし、その動機は"テロ・ゲリラ闘争は、大衆からまったく支持されなかったばかりか、かえって逆効果だった"からというものです。
謝罪一つないことでわかるように、反省して変わりました……というものではありません。
また、冒頭の山本太郎さんとの絡みは、この路線変更に伴ったものでもあり、Wikipediaでも記載がありました。
東京都杉並区、神奈川県相模原市、大阪府泉佐野市、高槻市、八尾市の議会には中核派系の議員がおり、議会への進出度は日本労働党と並び、日本の新左翼の中では屈指。東京都知事選で青島幸男、国政選挙で社会民主党(個人では大田昌秀ら)、中核派系政治団体「都政を革新する会」の長谷川英憲を支援した。長谷川は、1989年(平成元年)の東京都議選で当選しており、これは新左翼では史上初の都道府県議員であった。2013年には無所属(生活の党、社民党、緑の党、新社会党支援)の山本太郎と社民党の山城博治の支援を訴え、山本が当選している。
2012年現在、「脱原発」運動および「震災がれき受け入れ反対」運動への介入を通じて市井の市民や学生をオルグしている。学生団体「NAZEN」(正式名称:すべての原発いますぐなくそう!全国会議)が中核派の窓口である。NAZEN代表は「全学連」議長の織田陽介。
この他に様々な大学に"中核派の学籍者がいるとされて"おり、中核派は意外に私たちの身近なところにいるようです。
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