●栃木県が都道府県ランキング最下位に 25位目指すも逆に下がる
2020/10/16:「地域ブランド調査2020」の魅力度ランキングで、栃木県は2019年の43位から初の最下位に転落。福田富一知事は「順位を聞いたとき、思わず『えっ』という大きな声が出た」と話していました。 栃木県は、15年に35位に浮上したものの、以降は40位以下だといいます。
こうした調査はあって良いと思うものの、自治体がこのような調査にとらわれるのは問題でしょう。ところが、アホなことに2016年度から県が進めてきた「とちぎブランド取組方針」では、今年度中に同ランキングで25位以内にすることを目標に掲げていたとのことです。
ただ、2020年8月、「ブランド力を測る指標として適切ではない」という外部有識者からの指摘があり、来年度からの同方針第2期では順位目標を外すことを決めていました。安倍政権も世界大学ランキングの順位を目標にして、同じく逆に順位を悪化させていましたが、こうした調査を政策目標にするのは間違っています。
なお、福田富一知事のアホさ加減は今回の順位への反応でも出ていて、「今回の結果を見て、改めて適切な指標なのか疑問に感じた」と話していたとのこと。順位が悪かったからと言って批判するのがアホです。また、そもそも政策目標にしていたのですから、ブランド調査でどのような指標を使うかわかっていないと話が合いません。それすら調べずに、目標に掲げていたんですかね。
一方で、福田知事は「さまざまな工夫を凝らし、今度こそ同じ結果にならないようにしたい」などと述べており、「適切な指標なのか疑問に感じた」と自分で言っていたのに、まだブランド調査での順位が気になって仕方がない模様。アホすぎてどのような思考をしているのかよくわかりません。
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魅力度ランク、栃木が最下位転落 福田知事「『えっ』と大きな声出た」 毎日新聞2020年10月14日 19時24分(最終更新 10月14日 19時34分より)
●へんてこ発言を連発していた福田富一・栃木県知事、実は長期政権!
なんだかポンコツな感じがする知事さんなのですけど、なんとすでに4期目という長期政権。所属政党を見ると、やはり自民党で、現在は無所属ではあるものの、自由民主党の党籍を引き続き有しています。以下の記事なんかみても、明らかに自民党系ですね。自民党っぽい感じがする発言の連続でした。
<自民党県連は26日、今秋の知事選に5選を目指して立候補を表明している現職の福田富一(ふくだとみかず)氏(67)と知事選に向けた政策協定を結んだ。協定締結を受け、県連は同日に総務会を開き、福田氏の推薦を決定。過去4回の知事選に続き、福田氏を全面的に支援することになる。
知事選での同党本部の推薦は連続3期までとされているため、前回同様に「県連推薦」となった。県連は知事選に備えて内規を改定し、4期以上で推薦を出す場合は政策協定を結ぶことと定めていた>
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自民県連が福田氏推薦 栃木県知事選 コロナなどで政策協定|政治行政,社会|下野新聞「SOON」ニュース|とちぎの選挙|下野新聞 SOON(スーン) 2020/8/27 10:20より)
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