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子どもの名前の流行・名付けの変化は、芸能人などメディアの影響?


2013/8/24:
●戦争中にも多かった名前「和子」、「平和」の「和」ではない?
●「子」が凋落し始めた時期は案外古い…きっかけは「明美」
●昭和?平成?「子」が付く名前が最後に首位をとったのは~年
●明美ブームを象徴するヒット曲の曲名やニューフェース女優
●子どもの名前の流行・名付けの変化は、芸能人などメディアの影響?
●昔「子」が付く名前が多かったのはなぜ?最初は~に多い名前だった


●戦争中にも多かった名前「和子」、「平和」の「和」ではない?

2013/8/24:ちょくちょくやっている「名前」の話。今回の記事女性名から「子」が消えたワケ? 明美が分岐点 編集委員 小林明 2013/4/26 6:30 日経新聞では、まず、女性名の流行の変遷に関する話がありました。

 戦前に流行していたのは「千代」「文子」や「幸子」「久子」といった名前。医療環境が整っていなかったことなどの影響からか、子どもの長寿を願う名前が目立つと解説されています。

 また、戦時中から終戦直後にかけては「和子」の黄金期に。昭和2年(1927年)以降、ランキングトップが通算23年も続きました。「平和」の「和」ですけど、少なくとも当初はそういう意味だったわけではなさげ。「和子」は元号の「昭和」にちなんだ名前だと考えられています。


●「子」が凋落し始めた時期は案外古い…きっかけは「明美」

 戦後復興が徐々に進んだ時期は「恵子」の時代。世の中が豊かさや恵み、努力の成果などを目指した風潮が反映したとしたという説明です。また、その後の時期には以下のような説明になっていました。

<続いて、昭和37年(1962年)から昭和45年(1970年)までは「美」が付く名前が“群雄割拠”した時代。「久美子」「由美子」などがトップに顔を出すが、「明美」という名前が登場したのをきっかけに、「直美」など「子」が付かない名前が目立ち始める>

<そして、昭和40年代後半(1970年代前半)の「陽子」、昭和50年代前半(1970年代後半)の「智子」の時代などを経て、昭和末期(1980年代)に「愛」の黄金期が到来。その後、「美咲」時代、「さくら」「陽菜」時代を迎える>


●昭和?平成?「子」が付く名前が最後に首位をとったのは~年

 すでに上記で出てきていますが、変化の先駆けになったのが昭和40年(1965年)に首位に立った「明美」だった、と記事では書いています。元記事のタイトル<女性名から「子」が消えたワケ? 明美が分岐点>というのは、ここらへんの話ですね。

<これがきっかけとなり、女性名のトレンドが大きく変わったといえる。「美」が付く名前がジワジワと勢力を伸ばしたのだ。つまり、「明美」に続いて「直美」「絵美」「恵」などの人気が高まり、「~子」という名前を劣勢に追いやったというわけ>
<「明美」がきっかけとなり、女性名の“子離れ”が進み、トレンドは「明美」「直美」「絵美」などにシフト。さらに「愛」の黄金時代がだめ押しとなって、「~子」はランキングから姿を消すということになる>

 「子」が付く名前が首位をとったのは、 昭和57年(1982年)の「裕子」が最後だとのこと。その後も復活の兆候は見えていません。


●明美ブームを象徴するヒット曲の曲名やニューフェース女優

 記事できっかけだと見ていた「明美」。千昌夫さんの名曲「アケミという名で十八で」(西沢爽・作詞、遠藤実・作曲)がヒットしたのは昭和48年(1973年)だったそうです。

 ここの歌詞に出てくる女性は18歳という設定でした。単純に計算すれば「アケミ」さんは昭和30年(1955年)生まれ。首位に立ったのは、昭和40年(1965年)ですからもっと前から結構あったのでしょう。

 また、東映ニューフェースの女優、三沢あけみさん(芸名)が「笛吹童子」でデビューしたのも昭和35年(1960年)。「明美」ブームに乗っていたと見られています。


●子どもの名前の流行・名付けの変化は、芸能人などメディアの影響?

 これらを受けて、<名前の流行が有名人の名前を生み、さらに有名人の名前が名前の流行に作用しながら、流行が変遷してきたという様子がうかがえる>と記事ではしていました。

 また、<この時期、どうして女性名から「子」が消えてしまったのだろうか?>という説明でも、マスメディアの影響を指摘する説があるんだそうです。大衆の名前の変化よりも、メディアの変化が先のようでした。

<「〈子〉のつく名前の女の子は頭がいい」(洋泉社)の著者、金原克範さんが興味深い分析をしている。テレビの登場や、ラジオの民間放送の開始、漫画や雑誌の普及によって社会の情報化、メディア化が進んだ時期と重なるというのだ。
 その変化が家庭に影響を与え、名前の付け方が変わってきたのではないかと推測する。大きく変化した時期は昭和29年(1954年)から昭和39年(1964年)までの10年間。
 金原さんは紅白歌合戦に出場した女性歌手とその年の新生女児の名前の相関性を調べたところ、「子」がつく名前の比率は女性歌手が5年ほど先行する形で下がり始め、新生女児で「子」がつく名前の比率がそれを追い掛けるように下がり始める傾向が確認できたという。つまり、「TVタレントの名前が新生女児名に影響を与えている」というわけ。
 母親に実施したアンケートでも、長時間テレビを視聴している母親ほど、娘に「子」がない名前を付ける傾向があるそうだ>


●昔「子」が付く名前が多かったのはなぜ?最初は~に多い名前だった

 では、その前に「子」が付く名前が多かったのはなぜでしょう? 記事では、以下のような説明になっていました。
 
<かつて、皇族・華族、上流社会に広がっていた「子」が付く名前は、「文明開化」「女権伸長」などの掛け声が追い風になり、社会的に活躍する女性らが好んで名乗るようになった。そして、大正、昭和期にかけて一般に普及した。
 その際、「より先駆的なイメージとなることを当人たちも意識したに相違ない」と「名前の日本史」(文春新書)の著者、紀田順一郎さんは説く。
 だが、社会が変化し、人々はやがて「子」が付かない名前に新しさを感じるようになった。それを後押ししたのがテレビ、ラジオ、漫画、雑誌の普及による社会の情報化、メディア化だった。そして、女性名は新時代の流行を取り入れながら、より個性的な名前を目指すようになった>

 でも、この説明だと、その「個性的な名前」を目指す行為ってのも、結局はメディアの影響が背景にあるってことで、本当に「個性的」なのかどうか微妙な気もしてきちゃいます。


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