2013/8/27:
●長っ尻…長いトイレが痔を誘発
●洋式トイレと和式トイレ、良いのはどっち?
●座り小便と立ち小便でも同様の問題が?
●長っ尻…長いトイレが痔を誘発
2013/8/27:
懐かしき和式トイレの意外な「効能」(2013/5/5 6:30 日経新聞 日経BP社 沖本健二)という記事がありました。
座るごとに寿命が縮まる 健康のためには運動より座らないことと同じシリーズで、
健康男 ~ 体にいいこと、全部試しました!
の話が元ネタのようです。
今回はトイレでもやっぱり座っちゃいけない!という話。特に「長っ尻」と呼ばれていた長いトイレはいけないようです。本や雑誌を読んだり、携帯やスマホをいじったり…といったトイレの長居が痔を誘発するとのこと。
1)本を読んでいると気が散って、トイレで座っている時間が長くな、
2)トイレで長く座っていると肛門管の静脈が膨らむ
3)この膨らんだ静脈が大きな痔になる
米国人の7割が生涯に1度は痔になるとのこと。すごく多い!と思うものの、実際に痛みなどの症状を訴えて治療する人の数はもっと少ないんだそうです。痔核を保有している「潜在痔主(じぬし)」の数であれば、日本でも同程度と言われているとしていました。
「じぬし」って言うと何となくすごそうですけど、別に全然すごくありません。ダメダメですね。
●洋式トイレと和式トイレ、良いのはどっち?
健康男 ~ 体にいいこと、全部試しました!
のジェイコブズさんは、この対策を考えます。そして、「究極的に健康なトイレ習慣を目指すのなら、そもそも腰掛けるべきじゃない。しゃがまなくちゃいけない」という結論に達しました。
彼によると、腰掛け式のトイレが発明されたのは16世紀で、比較的最近のことだ。そして、そもそも「我々の体はトイレで腰掛けるようにはできていない。野外でしゃがむようにつくられている」とのこと。
腰掛けて排便するとしゃがんだ場合より腸にかかる緊張が大きく、痔ができやすくなる。この問題はいくつかの医学研究で取り上げられているものだといいます。
例えば、イスラエルの研究者たちは、プラスチック製容器の上にしゃがんでした人と、トイレに腰掛けてした人を比較した。しゃがんだ人の所要時間は1回当たり平均51秒。腰掛けた人はなんと130秒もかかりました。しゃがんだ人は腰掛けた人より排便が楽だとも答えたそうです。
●座り小便と立ち小便でも同様の問題が?
アメリカではアメリカ式トイレを日本の和式トイレ風に改造する「ネイチャー・プラットフォーム」という補助具があるそうで、ジェイコブズさんはそれを用いていました。日本は昔は和式トイレでしたので無縁の心配でしたが、今はアメリカと同様の危険性がありますね。
記事では一切触れられていなかったものの、日本では最近男性の「座り小便」が増えているそうです。
たぶんゆっくり落ち着けるからとか、便器を汚すおそれが少なくなるからとか理由があると思われ、私もなるほどと思っていたのですが、実は身体のためには良くないと考えられます。
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