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同じブラック企業批判を受けていても、ユニクロとワタミは違う!?


 私も以前は今日紹介する記事と似た見方をしていました。ただ、まあ、この前やったブラック企業批判のユニクロの報道されない暴力事件 裁判で認定済みのせいでそういった気持ちは吹き飛んだんですけどね。

 とりあえず、この話は抜きにして、ワタミとユニクロは違うよという記事です。
ワタミ、ブラック批判が続くワケ:日経ビジネスオンライン
日野 なおみ 2013年8月8日(木)

 日経ビジネスでは、4月15日号の本誌で特集「それをやったら、ブラック企業」という特集を組んだ。(中略)

 この取材の一貫で編集部は当時、「ブラック」という批判を受けていた企業の経営者に、インタビューを申し込んでいた。多くの企業が取材を断る中、ファーストリテイリングの柳井正会長は取材に応じ、柳井会長が考える人材教育について語った。

 この流れで、ワタミにも取材を打診。当初は広報から「答えたくない」という回答を得たが、その後交渉を重ねる中で、創業者の渡邊美樹氏か、ワタミ社長の桑原豊氏をインタビューできる可能性が出てきた。結局、スケジュールなどの都合を理由にインタビューは実現できなかった。だが妥協策として桑原豊社長の手記を、日経ビジネスオンラインに掲載できるようになっ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130806/251996/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt

 該当記事はそれぞれユニクロ柳井正会長、ブラック企業認定に反論「甘やかして、世界で勝てるのか」未だ過労死を認めないワタミ 社員にはありがとうと感謝されていると主張で紹介しています。
 この2つのインタビューはネットを中心に大きな反響を得た。「反響」というよりは、「炎上」したという表現が正しい。柳井会長と桑原社長の主張に、数々の批判的なコメントが寄せられたのだ。

 しかし、"両社のインタビューに対する反応をつぶさに見比べると、批判の内容は異なってい"たそうです。これがワタミとユニクロの違いです。
 確かに柳井会長のインタビューへの批判は多かった。だが「柳井会長の主張に賛同する」「競争の激しいグローバル市場で勝つためには、これくらいの厳しさが必要だ」と、擁護する声も寄せられていた。実際、本誌発売後の取材では、「柳井さんの言うことはまっとうだよ」と打ち明ける経営者も多かった。

 冒頭で書いたように私も当時はそう思っていました。当時はね……。

 まあ、それはいいとして対するワタミは?と言うと。
 一方、ワタミの桑原社長の主張については、批判の声ばかりとなった。「ブラック企業」と呼ばれることに対しての分析がなかったことや、ワタミ側の主張ばかりが掲載されたことが大きな要因だ。

 インタビュー公開直後はそれぞれ大きな反響があったが、その後ファーストリテイリング側へのブラック批判は、少しずつ減っていった。だが一方で、ワタミは引き続きブラック批判が繰り返され、創業者である渡邊美樹氏の選挙活動にも大きな影響を与えていた。

 創業者渡邉美樹さんの反論はこうです。
 ブラック批判を受けた渡邊氏は、選挙戦を通して主に次のような反論を繰り返していた。まず「ブラック企業」の定義が曖昧であること。さらにそのブラック批判は、ワタミグループの実態と著しく異なること。そして過去の社員の過労死や介護施設での溺死事故については、「たまたま一つの事故を取り上げブラックと批判するなら、日本中には何千、何万のブラック企業がある」としている。

 「たかが数人死んだくらいで……」といった調子の論調で、この言い訳自体がワタミのひどさを裏付けています。

 過労死が認定された企業というのはそう多くありませんので、この発言はふざけています。そして、以前も書きましたけど、過労死や死亡事故で暴言を吐く企業となると、さらに貴重です。

 死者出しておいて反省の色なし……ってのがワタミの特徴であり、こんな企業が何千、何万もあって堪るかという話です。しかも、東証一部上場企業でこれってのは、すごい話ですよ。

 読んでいるだけでムカムカしてきましたけど、本当この人は嫌な人だなぁ……。この後も馬鹿にした発言が続いて、気分が悪くなります。
 選挙戦の最後、JR蒲田駅前のロータリーで最後のお願いをした渡邊氏は、演説の中でこう語っている。

 「何がブラック企業だ。ふざけるな、と。本当に心の中でこう思いながら選挙戦を戦ってきました」

 「我々の活動が小さいから、下らん週刊誌に、世の中の人が惑わされる。我々のやってきたことがちゃんと伝わっていれば、週刊誌のくだらない記事なんて、『くだらない』で終わるんです」

 「私のことを知っている人や、僕たちの活動を知っている人はみんな言うんです。『あんなくだらない週刊誌』って。そう言いながら、老人ホームありがとうね、お弁当ありがとうねって言ってくれる」

 「我々の力が足りなかったから、週刊誌に負けるんです。負けちゃいないけれども、週刊誌に惑わされる人が多かった」

 つまり定義も曖昧な「ブラック企業」たるものに、事実とは違う事象をもって批判された。それこそが問題である、というのだ。

 記事のテーマであるユニクロとワタミの違いというのは、以下のようです。
 ブラック批判についてなぜ正面から反論しなかったのか。渡邊氏は選挙活動後のインタビューでこう説明した。「週刊誌に書かれたことに対しては1行1行反論することもできた。だが反論しても、週刊誌の中吊りほどの影響力は期待できない。そのうえ、反論をおもしろおかしく書かれる懸念もあった。ブラック批判を広げないために、反論しないことを選んだ」。

 だが反論しないことが、「ブラック批判」を広げないための最善策だったのだろうか。私は逆ではないかと感じている。

 ワタミグループの目指す人材育成や社員教育、労働環境は何なのか。ブラック企業という批判をワタミグループや渡邊氏がどう感じ、どう対処すべきだと思っているのか。過去の事故では、遺族と何を話し、どんな償いをしてきたのか。ワタミグループが本当にブラックでないのであれば、正面から反論することこそ「ブラック批判」を打ち消す最善策であるはずだ。

 いや、でも、どう考えてもブラック企業なんですもの、反論しようがありませんわ……。

 もう一つ、ユニクロは違うって話でいっしょにしようと思っていたのが以下の記事。上記はワタミメインでしたから、ちょっと組み合わせとしてはどうかな?と思いましたけど、予定通り投入します。
ユニクロは“ブラック企業”なのか?[橘玲の日々刻々]|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン

 ユニクロの柳井正氏の「年収100万円も仕方ない」との発言が波紋を呼んでいます。

 批判の多くは「若者を低賃金で働かせようとしている」というものですが、朝日新聞(4月23日朝刊)に掲載されたインタビューを読むとこれは誤解で、「グローバル化で富が二極化していく以上、仕事を通じて付加価値がつけられないと途上国の労働者と同じ賃金で働くことになる」という、ごく当たり前のことを述べているだけです。同じ話を経済学者や評論家がしても誰もなんとも思わないでしょうから、この反発は発言の内容というより、柳井氏個人に向けられたものに違いありません。

 柳井氏への批判は、記事でも書かれているように、ユニクロが「ブラック企業」で、新卒社員のおよそ半分が3年以内に退社していくということにあるようです。「休職している人のうち42%がうつ病などの精神疾患で、これは店舗勤務の正社員の3%にあたる」とのデータはたしかに衝撃的です。

 しかしこれだけで、ユニクロを典型的な「ブラック」と決めつけることはできません。ほとんどのブラック企業は居酒屋チェーンのようなドメスティックな事業を行なっているのに対して、ユニクロは日本を代表するグローバル企業だからです。

 日本的な雇用慣行では、正社員の解雇が厳しく制限される一方で、社員は会社の理不尽な命令にも服従しなければなりません。(中略)ブラック企業は、「なにがなんでも正社員になりたい」という若者の願望を利用して、サービス残業などの“奴隷労働”を強要しながら社員を使い捨てることで、アルバイトを最低賃金で雇うよりはるかに安い人件費コストを実現しています(これが“激安居酒屋”が成立する秘密です)。
http://diamond.jp/articles/-/36259

 笑いました。ワタミのことですかね?
 それに対してユニクロの成功の要因は、中国の安い労働力を活用して高品質の衣料品を安価に大量に供給したことで、日本の労働者を搾取したからではありません。社員の離職率が高いのは低賃金が理由というより、柳井氏も認めるように、社員に対する要求水準が高いために大半が脱落してしまうからでしょう。この激しい競争に勝ち抜けば「年収1億円」というのですから、リスクとリターンが見合っているといえなくもありません。

 ここらへんの話は大体賛成なのですけど、ユニクロの日本店舗従業員にもサービス残業的なところが見られるようです。これはやはり典型的な日本企業であり、いわゆるブラック企業要素であり、支持できません。

 それと最初にも書いているブラック企業批判のユニクロの報道されない暴力事件 裁判で認定済みの件ですね。

 やっぱりユニクロもかなり濃い負の面を持っていそうです。


 関連
  ■ユニクロ柳井正会長、ブラック企業認定に反論「甘やかして、世界で勝てるのか」
  ■未だ過労死を認めないワタミ 社員にはありがとうと感謝されていると主張
  ■ブラック企業批判のユニクロの報道されない暴力事件 裁判で認定済み
  ■自民党のワタミ渡邉美樹元会長「社会保障費を半分に」と発言?
  ■渡邉美樹ワタミ元会長のいうキリスト教宗教団体はエホバの証人だった
  ■その他の企業などについて書いた記事

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