またマネーの虎が倒産、上野健一社長のZKR(全管連) 詐欺疑惑もで書いた通り、このZKR(全管連)倒産の件が気になっています。
ときどきニュース検索していたのですが、続報はありませんし、以前のニュースもマネーの虎と絡ませた話ばかりで、私が一番知りたい詐欺性に関する話があまりありません。
仕方ないので、とりあえず今現在書かれているニュースサイト以外での情報を見てみます。
と言いつつ、最初はニュースから。
【怒りの声】破綻した「ZKR」の債権者説明会|クチコミ最前線 - 詐欺被害情報の投稿・口コミ無料情報サイト -
破綻した不動産開発会社「ZKR」の債権者説明会が大阪で開かれ、会場では怒りの声が上がりました。
「ZKR」は、富裕層向けのリゾートや別荘地の開発などを手がけていましたが資金繰りが悪化。東京地裁に民事再生法の適用を申請し、今月、保全命令を受けていました。「ZKR」によりますと、負債総額は199億1700万円。21日、大阪市内で債権者説明会が開かれましたが出席者からは怒りの声が上がりました。参加した人は、
「もう計画倒産みたいなもんですね」「一言でいうと詐欺師や。全部弁償せえって」と話しています。
(H25.8.21 ABCニュースより) 2013年08月22日(木)11:46:40
http://www.kuchikomi-frontline.com/news/index_1103.html こんな風に詐欺性に関する話が出ているんですね。
当事者の弁ですのであてにならないと思うかもしれませんけど、債権者説明会の様子を伝える以下のページではその理由らしきことも書いています。
(株)ZKRほか3社の債権者説明会 | 倒産速報 | 最新記事 | 東京商工リサーチ
上野社長から謝罪があったのち、代理人の川村弁護士より民事再生法の手続とスケジュールの説明が行われたが、個人債権者からの多数の怒号が間断なく飛び交うなど説明会は終始混乱を極めた。民事再生に至った詳細な経緯などに触れられることはなく、質疑応答に大半の時間が費やされた。質疑応答では
経営悪化し破綻する懸念があった最近でも、一般個人から預託金を集めるなどの営業活動を行うことは詐欺行為に当たるのではないかという声が多数あがった。その他、質問者は多数あったが、2部制の形態を採ったため時間の制約上、最後は質問を打ち切る形で1時間半に及んだ説明会は散会となった。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1240552_1588.html 内容が具体的です。
また、ヤフー知恵袋情報ではあるものの、「ニュースからは、出資法違反等の詐欺事件にも聞こえます。詐欺会社だったのですか? 」の質問に答えた以下のような説明が載っています。
マネーの虎出演の人の会社ZKRの倒産。 ニュースからは、出資法違反等の詐欺事... - Yahoo!知恵袋
不特定多数の人から出資を募っている時点で、出資法違反です。
また、元本保証を謳った金銭消費寄託商品ですので金融商品に該当しますが、
金融庁に届出が必要な金融商品取引業の免許を受けずに商品を募集した事と、金融商品販売法による金融商品販売業の免許を受けずに販売した事が法に触れており、刑事事件に発展する可能性が高いです。
更に
経営破綻状態である事を認識しながら出資を募っていた事も詐欺事件として成立しており、今後ZKRグループの経営陣は出資者からの刑事告発によって逮捕されるでしょう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12112291387 最後は説明会での質問と重なりますが、前の2つは違う内容で、これまた具体的です。
私が見た中で詐欺の疑いに関して一番詳しかったのは、以下のサイトでした。非常に丁寧でわかりやすく書かれていますし、信頼性も高そうです。
ZKR民事再生 倒産詐欺と債権者説明会 (以下、サイト名)粉飾決算 脱税と倒産
http://funshoku.blogspot.jp/2013/08/zkr-minjisaisei-tousan-sagi-saikensha-setumeikai.html こちらで詐欺に関する部分としては、以下の箇所があります。
ZKRのグループ負債総額は233億8404万円ですが、手持ち資金は1億円しかないため、以前から、債務超過の中で新規に調達した預託金を運転資金に流用していた可能性が高いです。
ZKR投資詐欺と倒産の仕組みを見ると、会社の財務状態が債務超過の中で2013年6月に不動産購入や、預託金を最高9%の高金利で集めたことで詐欺の可能性に注目ですね。
なお、前回の
またマネーの虎が倒産、上野健一社長のZKR(全管連) 詐欺疑惑もでは、上野健一社長個人は無傷というある2ちゃんねらーの主張がありました。
「そんなわけないだろう」と思っていましたけど、"ZKRのような会社は倒産すると、社長が会社の連帯保証人になっている事例が多いですので、自己破産して資産処分するのではないでしょうか"と「粉飾決算 脱税と倒産」の作者さんは書かれていました。
また、先の説明会のページでは以下のような質疑応答がありました。
Q.冒頭の謝罪で上野社長は負債額を上回る弁済をしていくというが、事業が破綻している状態で無理な話ではないか?
A.弁済に関しては債権者個々の債権額を上回ることはないと認識している。無担保で所有している広大な不動産をなるべく高く売却し、弁済配当率を高める努力をしていく。
これについても「そんなわけないだろう」と思いながら読んでいましたが、やはり"負債額を上回る弁済をしていくと発言したことには、驚きましたが、基本的には無理でしょうね"とのこと。
なお、この続編である
ZKR投資詐欺と倒産の仕組みでは、この発言を"弁護士があっさりと撤回"したとあります。
こんな状態になってしまったので当然といえば当然と思うかもしれませんけど、上野社長は口からでまかせを吐く相当信用できない人のようです。
追加
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