ブラック企業の特徴・基準ランキングベスト40 残業や辞めていく社員の多さなどなど似たようなのをいくつかやっていますけど、今回はこういうの。
Business Media 誠:20代のビジネスパーソンに聞く、ブラック企業といえばどんなイメージ?
2013年08月19日 14時50分 UPDATE [Business Media 誠]
過酷な労働を強いる「ブラック企業」について、転職経験がある若者はどのようなイメージをもっているのだろうか。2年以内に転職をした20代のビジネスパーソンに聞いたところ
「残業時間」(29.8%)を挙げる人が最も多いことが、リブセンスの調査で分かった。次いで「待遇」(16.7%)、「社風(雰囲気)」(13.8%)、「人間関係」(9.7%)、「退社理由」(9.1%)と続いた。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1308/19/news074.html 解説で"リブセンスの宮坂直氏(転職会議の責任者)"という方が出てきていましたけど、うちでたびたび紹介しているリブセンスの調査でした。
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リブセンス村上太一社長「自分はスゴくない、ダメ。負けている」 アルバイトだけじゃなくって、転職もやっているんですね。
転職会議ってのがサイト名でした。
この調査結果について、リブセンスの宮坂直氏(転職会議の責任者)は「転職クチコミサイトからの情報収集を行う際には、『残業時間』よりも『社風』や『人間関係』、『具体的な仕事内容』を重視する傾向が高いという結果が出ている。より良い転職活動を行うためには、ブラック企業かどうかの判断よりも、自分にあった企業かどうかの判断をすることが大切」と指摘している。
おっしゃることはもっともで、「残業時間」だけで企業を選んでしまうと後悔してしまうことも多いでしょう。
ただし、「残業時間」もたいへん重要なことは間違いありません。もう一つ調査のあった「転職をした理由」はこうなっていました。
あなたはなぜ転職をしたのですか? この質問に対し「残業が多い・休日が多い(引用者注:少ないの間違い?)」(19.0%)がトップ。次いで「ほかにやりたい仕事があった」(18.4%)、「給与に不満があった」(17.8%)、「会社の将来性が不安だった」(16.1%)と続いた。
やっぱり一番苦痛なのは、残業なんです。
あと、おもしろかったのが、この実際の転職者の満足度です。
転職の満足度を聞いたところ「満足している(とても+まあまあ)」と答えたのは69.0%。一方「満足していない(全く+あまり)」と答えたのは14.6%だった。
圧倒的に満足が多いのです! これは意外でした。
人間は過去の自分の選択を肯定するバイアスがかかるためその分高いのかもしれませんけど、それにしても高いなぁと感じます。
私が聞いていたのは「転職が珍しくなくなった日本だが、やはり転職でキャリアアップは難しい。大半はダウン」というものです。
しかし、上記のアンケートを見る限り、キャリアアップできたかどうかは別として、かなり多くの人が転職して良かったと感じるようです。
なかなか転職するというのはたいへんなことですので安易に勧められませんが、「ああ、この会社にいちゃダメだ」と思ったときに、転職は現実的な選択肢になりそうです。
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