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犬の飼育頭数世界一の中国で殺傷事件続発・インドは狂犬病世界一


 メインは中国の話ですが、ちょっとだけ出ていたインドのデータも興味深かったです。
犬による殺傷事件相次ぐ中国、飼育規制は有名無実:日経ビジネスオンライン
北村 豊 2013年7月5日(金)

 2012年4月に「中国疾病予防管理センター」が発表した統計によれば、犬の国別総数では、中国が1億3000万匹で世界一であるという。ちなみに、米国動物愛護協会の最新統計によれば、米国は7800万匹で世界第2位であり、インド人学者の推計で5000万匹のインドは世界第3位なのだという。なお、インドでは5000万匹のうちの3500万匹が野良犬であるため、狂犬病による死者は毎年2万人を超えて世界一で、年間約2000人で世界第2位の中国を遥かに凌いでいる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20130703/250641/?mlt

 他のところでも書いたかな? 昔、インドを舞台にした短編小説を読んだのですけど、野良犬に噛まれて狂犬病で次々死ぬ……という憂鬱な話で、全然楽しくありませんでした。

 地域や時代によっては犬は恐ろしいんだなと思いましたけど、今でもインドは野良犬による狂犬病の脅威があるようです。インドはこの間中レイプ事件で話題になっていましたが、いろいろとたいへんな国ですね。


 たいへんなのは中国も負けていません。先に書いたように、この話は中国が主役です。

 世界最大級の犬種であるチベタン・マスティフ(チベット犬)による殺傷事件が相次いでいるのです。
 これだけ危険なチベット犬が全国各地で厳しい規制を受けずに飼われているのは、中国では“養犬管理条例(犬飼育管理条例)”が有名無実化して徹底されていないことにある。さらに、“養犬管理条例”は全国一律ではなく、地域ごとにその内容が異なることも、徹底されないことの要因の1つとなっている。たとえば、北京市では体高が35cm以上の犬を大型犬として、市街区域における飼育を制限しているが、深圳市ではチベット犬、シェパード、ブルドッグの3犬種を“烈性犬種類(気性の激しい犬種)”と指定して、個人の飼育を禁じている。

 こうした大型犬の中でもチベット犬はそれを飼育することが富裕層であることの象徴と考えられるようになり、近年価格は飛躍的に上昇している。2011年には赤毛のチベット犬1頭の価格が1000万元(約1億5000万円)という最高記録を樹立している。これら富裕層が飼育しているために、飼い主が“養犬管理条例”に違反しても、その取り締まりがおろそかになっていることがチベット犬による死傷事件多発の要因の1つになっているのである。

 こういったペットとしての犬が急速に増えていることは欧米化と言えますが、上記のように犬の管理は欧米に追いついていません。格好を真似しただけですので、中身は悲惨なことになってしまいました。

 一部の人がこのように欧米的な価値観へ近づこうとしている一方、欧米人の毛嫌いする犬肉文化も健在です。
 6月21日付の米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、中国における動物愛護運動に関する記事の中で、同日に広西チワン族自治区の“玉林市”で開催された「犬肉祭り(dog meat festival)」に言及し、ネットを通じた反対運動が中国国内でもその勢力を拡大しつつあると報じた(中略)

 今年も夏至の日に当たる6月21日に、その“茘枝狗肉節”が例年通り開催された。玉林市の中心に位置する“玉州区”の人民中路にある地元最大の犬肉の集散地“垌口市場(とうこういちば)”では、どの犬肉販売店でもすでに処理された犬肉が店先に山積みとなっていて、次々と訪れる客たちが先を争って犬肉を買って行く。

 昨年までは各店舗が店先の客の目の前で、犬を殺して食用加工の処理を行っていたが、その残酷な場面がネットに投稿されて全国から非難が殺到したため、今年は事前に撲殺された犬の死骸が垌口市場へ運び込まれた。

 各店舗に引き取られた犬の死骸は、バーナーで全身の毛を焼き払われ、内臓と骨の除去処理を行った上で、食用肉として店先に並べられた。今年だけでも約10万匹の犬が撲殺されて、玉林市民の胃袋に収まったものと推定されている。

(中略)彼ら玉林市民にとっては、犬肉は牛肉、豚肉、鶏肉を食べるのと同じことで、何らの抵抗感もなければ、罪悪感もないのである。

 古来中国では、“馬、牛、羊、鶏、狗(犬)、鶏”は“六畜(6種類の家畜)”と呼ばれ、その肉を食べることが問題視されることはなかった。この点について、広西伝統文化研究会副会長の“謝平祥”は、「犬肉を食べることは民間の飲食習慣であり、違法でないばかりか、道徳とも何ら関係がない」と述べているが、玉林市民にとっては今なお、犬は食用の家畜に過ぎないのである。

 これは実際その通りだと思います。彼らの文化であり、習慣であり、いきなり他国の感覚を持ち込んでダメだと言われても戸惑ってしまいます。

 もちろん文化とは言っても、今もアフリカで続く女子割礼(女性器切除、FGM)は、文化・伝統か虐待か?国連が禁止法制化へのように残虐性が高いものは簡単に認めてしまうのは疑問が残ります。

 しかし、犬肉文化はそういうものではありません。ちょうど馬肉で馬肉文化への海外(アメリカ、ヨーロッパ)の反応 倫理的に問題?というものもやっていますし、日本の鯨肉もそうであるように、ある動物を食べること自体が罪だとは言えません。

 ただ、犬肉を食べる人というのは地域性・民族性(朝鮮族がよく食べます)があると思われますので、国全体で言えば犬肉文化に対する忌避感というのは高まっていると言えるのでしょう。

 この傾向を最初のペット犬のずさんな管理と併せて、作者は以下のようにまとめています。
 上記はすべて2013年6月に中国で発生した犬に関連した事項である。中国は世界第二の経済大国となりながらも、依然として「発展途上国」であると主張している。これは犬に関しても同様らしく、中国は1億3000万匹と世界一の「犬口」を誇りながらも、関連分野は依然として「発展の途上にある」のである。中国が真の「犬大国」となるのはいつの日か、それは誰にも予測がつかないことに違いない。

 なるほど。欧米のように犬を飼いつつも管理はできず、欧米のように犬肉文化を非難しつつも食べる人は一向に減らない……確かにカオスな状態です。


 関連
  ■馬肉文化への海外(アメリカ、ヨーロッパ)の反応 倫理的に問題?
  ■今もアフリカで続く女子割礼(女性器切除、FGM)は、文化・伝統か虐待か?国連が禁止法制化へ
  ■犬から人へ伝染る病気・感染症の怖さ カナダ女性が腕と両足失う
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