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モンゴル人も親日的 日本は留学希望先で2位、経済支援で好印象


 "日本の大手商社に勤めるモンゴル人、ツェンドスレン・ドゥルゲーンさん(29歳)へのインタビュー"です。
リーダーは“じゃんけん”で決める!?顔は似ていても性格は真逆な日本人とモンゴル人|世界がもしご近所さんだったら|ダイヤモンド・オンライン
2013年7月17日 まがぬまみえ [ライター]

 放牧民のほとんどは今、ゲルの中にテレビや冷蔵庫を持っています。太陽光発電を利用して、パソコンも使っている。自動車やオートバイの所有率も年々高くなり、近代化が進んでいますから、昔のままの生活という訳にはいきません。

――昔ながらの文化や伝統を守るべきだ、という声もあるのでは?

 もちろん、そういう方たちもいます。でも、経済の勢いは圧倒的ですから、誰もその流れには逆らえないでしょう。

 モンゴルはもともとチベット仏教の国ですから、決して経済的な豊かさだけを追い求めている訳ではない。それは確かです。しかし、目先の生活をどうしていくか、子どもたちをどうやって食べさせていくか、ということの方が、今は宗教的な問題よりも大きいのです。というのも、モンゴルの物価は、日本とほとんど変わらないくらい高いですから。

 私もこのごろ、帰るたびにびっくりします。もう、洋服などは、日本で買った方がデザインもいいし、安いんじゃないか、と思うくらい。

 モンゴルでは、生活物資のほとんどは中国や韓国からの輸入品です。国内に製造業がほとんどありませんから、もともと物価が上がりやすいんです。

――それだけ社会の変化が激しいと、世代間の価値観も随分と違うのでしょうね。

 そうですね、やはり、旧ソビエト時代に生まれ、育ってきた世代には保守的な方が多いです。海外はこうですよ、と言っても、なかなかすぐには受け入れてもらえない部分はあると思います。

 社会主義経済の時代は何でもかんでも用意されていて、ある程度仕事をこなせば生活できましたが、急にそうではなくなった。私自身の経験で言いますと、子どもの頃はパンを買うために店に並んでいました。誰がいくつ買ったのか記帳する人がいて、1つ買うと、それ以上は買えない。「明日、また来てください」と言われる。民主化以降はやはり、店の品揃えもよくなり、お金さえあれば何でも自由に買えるようになりました。

 男性はその変化に適応できない人も多く、一時は、アルコール中毒になる人も増えました。これに対し、女性はたくましかった。モンゴルで女性の社会進出が進んだのは、そのせいもあるんです。
http://diamond.jp/articles/-/38859

 そういや、旧ソビエト連邦圏って男性の自殺率が高いんですよね(男女による自殺率の違い)。こういう理由があるんでしょうか?

 モンゴルの自殺率について検索してみましたが、いろんな国と比較したデータがありません。個人のブログさんではこういうものが。
蒼の国通信 モンゴルの自殺率

一つ、目を引いた記事。
「自殺が急増
精神衛生センターの統計によると、昨年全国で1143人が自殺したことが分かった。このうち618人がウランバートル、525人が地方における自殺である。これは、1999~2003年までの5年間の自殺者数1765人に近い数字で、この5年間の未遂者は3291人に上った。自殺の主な原因は、犯罪、貧困、暴力のなどである(原文のまま)。自殺件数は、1990年にはわずか17件であったが、2001年以降急増している。」(モンゴル通信2007年2月15日号)

人口1億2000万の日本で年間3万人の自殺者と言われるが、人口260万のモンゴルで年間自殺者数が1143人というのは、比較するとどんなもんかと思って計算してみた。

日本   30,000/120,000,000×100=0.025%
モンゴル 1143/2,600,000×100=0.044%
http://jeremiah178.blog89.fc2.com/blog-entry-12.html

 ここでは日本より高いという計算になりました。ただ、これは特にひどい年の計算ですし、"2001年以降急増している"というのもちょっとタイミング的に先の旧ソ連の関連とは異なる可能性があります。

 また、私は男女差に関係あるかな?というのが気になったのですが、そこらへんも不明です。


 インタビューの続き。
――なるほど。ところで、ドゥルゲーンさんは2005年に来日し、就職する前は大阪大学で物理学を学ばれたそうですね。モンゴルの若い方たちの間で、留学は珍しいことなのでしょうか?

 これはですね、じつはみんなの望みなんです。

 地方にいる若い人たちはまず、都市に出たい。都市にいる若者は、先進国に行きたい。で、その行きたい国のナンバーワンはアメリカ、次に日本、その次がヨーロッパの先進国という順番です。

 これは嬉しい。日本も上位じゃないですか!

 日本の大学の国際性は、実はアジアの有力国の中では最低レベルです。

 しかし、望んで来てくれる国の人もいるんですね。
――行きたい国のナンバー2が日本なんですか?

 はい、日本の印象はとてもいい、と思います。理由は大きく3つでしょうか。1つは経済支援。先ほどもお話したように、旧ソ連の崩壊後、モンゴルではガソリンやコメ、砂糖などの生活に必要な基本物資が不足して、社会が大混乱に陥りました。そんな時、一番大きな支援をしてくれたのが日本なのです。

 その頃、店頭に行くと日本の国旗が印刷された支援物資がたくさん並んでいました。一番多かったのはコメ、それと缶詰などもありました。モンゴルの国民にもそれが明確にわかるように配布されていましたので、私たちの日本に対する印象は一気に良くなりました。

 ところが、今日本人は他国の支援なんてやめろという声が大きくなっています。ここらへんの理由による好感度は年々先細りしていくかもしれません。

 また、日本という国全体の地盤沈下によって憧れによる好感度も下がっていくんじゃないかな?と思いましたが、次はそのアドバンテージがまだあるよという話でした。
 それと、2番目は日本の技術力ですね。そういう意味で、私も日本のロボット技術を学びたくて留学して来ました。そして、最後は日本人の優しい接し方、サービス精神。これは、実際に日本人と接したことのある人はよくわかっている、と思います。

 ネットでのカキコミを読まれてしまうと幻滅されるような気がしますが、最後の国民性に関する部分は健在です。

 これは他国との差が大きく一朝一夕に変わるものではありません。なかなか追いつかれないでしょう。


 ちょっと飛ばしてこういう話。
――「悩むよりも慣れろ!」的な精神に通じるかも知れませんが、モンゴルでは社長になりたい人が多いとも聞きますね。

 そうなんです。特に、若い人がそう。かく言う私も、日本で就職活動していた時に「失敗したら、国に帰って事業をやればいいや」という感覚でいました。

 事業をやると言っても、具体的な計画がある訳じゃありません。ただ、こういうことがやりたいという漠然としたイメージだけがあって、一緒にやりたい人がいたら組んでやります。でも、社長は私がやります、という感じ。

――でも、そんなに社長になりたい人ばかりだったら、誰が社長になるかでもめるんじゃないですか?

 そこはやはり、市場での競争で実力がはっきりしますので(笑)。

――そこも「やってみればわかる」精神で突き進めばいい、と。学校で学級委員長を決める時なんか、どうですか。「なりたい」と手を挙げる人、たくさん出て来ちゃう訳ですか?

 それ、よくありました。

――そういう場合は、どうやって決めるんですか?

 じゃんけんです。

――じゃんけん!?

 ちなみに、モンゴルのじゃんけんは5本指を全部使います。かけ声と同時に、一斉に指を一本だけ出す。小指は薬指に、薬指は中指に、中指は人差し指に、人差し指は親指に、親指は小指に勝つ、というルールです。

――な、なんか、複雑ですね……。

 そう、特にこれ(薬指)出すの、難しいです。だから、それでもめるんですよ。「お前、指が二本出ているじゃないか」と。それと、決まるまでがちょっと長い。でも、モンゴル人にとってはそれが楽しいんです。

 笑いました。

 次もおもしろい話。
――調べてみると、モンゴルの習慣には日本にない、おもしろいものがありますね。たとえば、ある本には「誤って相手の足を踏んでしまったら、握手をする」という習慣が書いてあったりするのですが、これ、日本でやると相当に驚かれると思うんです。

 私、それ、実際に経験しました(笑)。日本に来たばかりの頃、日本語学校に通うため駒場から新大久保までの電車に乗ったら、満員で、知らない人の足を踏んじゃった。握手しようとして手を出したら、「なんだ、こいつ?」という顔をされました。それ以来、私は日本ではしなくなったんです。

 モンゴルだと、こういう場合に握手をするのは喧嘩しないため。敵意がありませんよ、というサインです。同じ意味で、こういうこともあります。会議中、夢中になって資料を読んでいて、誤って誰かの足を蹴ってしまった。そしたら、握手をする代わりに、相手の肩を握る。モンゴル人だったら、「ああ、謝っているのだな」とわかりますが、日本人だと、わからないですよね?

 握手も肩を握るもびっくりしますわ。特に肩の方は喧嘩売っているんだと思ってしまいます。
――モンゴルでは、先輩後輩の上下関係って厳しいんですか?

 いや、そういうの、全然ないんです。(中略)

――まあ、しかし、モンゴルが上下関係にあまり厳しくない国だとすると、力士たちが日本の相撲界になじむのは本当に大変だろうな、という気がします。あるモンゴル通の方が「朝青龍は、あれでもよく我慢した方だ」とおっしゃっていたのも、むべなるかなと。

 上下関係厳しくないのはむしろ日本人が羨ましいのでは?
――ところで、ドゥルゲーンさんは日本で暮らしていて、たまにモンゴルに帰ると「変わったな」と言われたりはしませんか?

 言われます。自分では気づかなかったのですが、相当、遠慮がちになっているみたいです。「なんで、そんなところで遠慮するの?」と、よく友達に言われますから。

 どうやら、私の言葉遣い、かなり丁寧になっているらしいんです。これはたぶん、日本語を使っている影響かと。どうもそれが、モンゴル語にも反映されるようなんです。

 じつは、私の妻は2003年にモンゴルから日本に来まして、私よりもこっちの生活が長いんです。だから、家で話していても、2人ともつい、日本語が出ちゃう。2歳半の娘がいるんですが、彼女を叱る時、思わず「それ、ダメじゃないですか」と日本語でしかって、自分でもびっくりします。

――何やら、ものすごい日本化していますね。それって、いいことなのでしょうか?

 どうなんでしょうね? 

 日本とビジネスをするなら、いいんですよ、たぶん。でも、モンゴル人とビジネスをする時は不利になるかも知れません。

――それ、妙に考えさせられます……。

 このシリーズで出た他の海外の方もそう感じた気がしますが、馴染みすぎです。


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