"メモリを増設してみました 準備編"(2009/4/4)と"メモリを増設してみました 実践編"(2009/4/5)をまとめました。ついでにタイトルは「パソコンでメモリ増設 刺さらない・はまらないでパニックに!」に変更しています。マジ刺さらなくて、泣きたかったんですよ。絶望しました。(後から「さす」は「刺す」という漢字じゃないと気づきましたがとりあえずそのまま)
2022/06/01追記:
●パソコンが起動せずにパニック 苦労して分解してみたものの… 【NEW】
●メモリ増設をしてみたい…で後悔、浅はかさだった過去の自分
2009/4/4:前からやってみたかったのです。何をか?と言うと、「自分でメモリの増設とかしてみたい」ということ。今のデスクトップは6年くらい前に買いましたが、そのときからやろうと思っていました。後で苦しむことになるとは知らず、そのときは無邪気にそう思っていたのです。
ただ、メモリ増設のことは一時期完全に忘れてしました。そのまま忘れていれば良かったのですが、最近突然思い出してしまい、”
メモリー増設、いちから指南”というのを見ながら、メモリー不足かどうか確かめてみました。(確認方法自体はリンクしたページの次)
そうすると、パソコン起動直後で既に物理メモリをほとんど使い切ってることが判明。最初はウイルススキャンとか常駐ソフトは全然なかったですし・・・。5,6年使えばいろいろ変わります。さらにFirefoxを使うと、すごくメモリを使っているのがわかりました。本当はこれに加えて、IEも開きたいし、音楽もかけたい・・・。(ミニコンポが不調で、今はパソコンだけが頼りです)
ということで、メモリを買うことにしました。先程の”
メモリー増設、いちから指南”の4~7ページ目に、ちゃんとメモリの選び方も載っていました。いろいろ種類があるんですね。危なく適当に買うところでした。で、後は買い物です。これは普通に。価格.comを使って送料込みで比較して、イートレンドで買いました。ここ安いのはいいんですけど、ちょっと支払いが変わっていました。(私は初めてのパターン)
支払いをクレジットカードにすると、価格.comで調べた価格より高くなってしまいます。なんか”現金特価”と”通常価格”というのがあって、クレジットは”通常価格”なんだそうです。”現金特価”は、代引きと前払いの銀行振り込みとコンビニ決済/モバイルEdy決済じゃないとダメとのことです。
手数料とかクレジットのポイントを計算して、ジャパンネット銀行からの入金が1番安かったんで、私はそれにしました。その場合、前払いしなきゃいけなかったのに初め気付いていなくて、ちょっと届くのが遅れました。で、外付けハードディスクドライブも買って、なんか心配なので、前日に大方バックアップも取りました。準備万端です。
●準備万端でいざ実践…と思いきやいきなりトラブル
まず、コード類を全部抜いて、コンピュータカバーを開けます。私の持っているのはDELLのデスクトップパソコンですが、説明書見ながらやると割と簡単にぬるーっと開けられました。拍子抜け。で、中を見ると汚い。「よくこんなんでも何ともなく動くんだなぁ」と感心するほど、ホコリがいっぱいです。本当壮観なほどにホコリが。写真撮っておけば良かったです。
きれいにしたかったのでが、どうやって掃除するのかわかりません。これも調べておけば良かった。準備万端だと思っていたら、いきなり準備万端じゃなかったです。多分掃除機なら大丈夫だろうと思ったんですけど、心配なんで触っても問題無さそうなところだけ手で取りました。分厚いホコリがビッシリもっさりだったので、すごい量に。
今になって調べてみると、やはり掃除機もOKみたいですが、エアクリーナーとの併用みたいですね。放熱が悪くなるので掃除すべきとありましたが、正直掃除とか大嫌いなんですよね。面倒くさい。パソコンの寿命を延ばすためと思えば、頑張れるかな。考えておきます。
●メモリが刺さらない・はまらないでパニックに!
ちゃんと取り付け方法が説明書の中にあったので、それを見ながらいよいよメモリの取り付けです。両端の固定クリップを外して、メモリをまっすぐに挿入し、カチッと鳴るまで押し込みます。(下図の3が固定クリップです。)
・・・入りません。
ビクともしません。
え?何これ?全く入らないよ?
買い間違えたかと思って、もともと入っていたメモリと比べましたが、同じ大きさです。こんなに入らないものなのか?もうこれだけで何十分もかかりました。指が痛いです。
説明書にも、今回参考にしていた”
メモリー増設、いちから指南”にも書いていなかったのですが、メモリの入っていた箱を見るとこう書いてありました。
”※メモリーモジュールを差し込む際、かなりの力が必要になることがあります。”
私すんごく非力なんですよね。困った。とりあえず指痛いんで、そんなことしていいって書いてなかったけど作業用手袋つけて、ぐいぐい押し込みました。それでも指が痛い。
・・・泣きたい。
大人なのに泣きたい。指痛いし、全然入らなくて悲しいし、すごい泣きたい。
内部の端子や回路などには触れないようにするだとか、メモリは縁の部分を持つようにしてチップや回路に直接手を触れないだとか、メモリは垂直に押し込むだとか、いろいろ見たサイトには書いてたんですけど、そんなの無理。全然、無理。気にする余裕なんてありません。
よく考えてみると、私は非力の上に半端なく不器用なんです。あっちこっちベタベタ触りまくりです。そんな器用なことできません。なんで、メモリ増設してみようなんて思ったんだろう?
…まあ、もう、仕方ないです。壊れる可能性もあるけど、絶対的に非力なので、もう全力で押し込みました。しかも、やっちゃならないと書いていた片側ずつ。
それでやっと入ったんですけど。カチッって言わないんですよ。「おい、言ってることと違うぞ」って思ったけど、「まあ、いいや、やっと入ったし」と思ってもう1つを取り付け。
カチッ
あれ?今度は音しました。
で、さっきのも外してもう1度入れます。今度は数十分はかからなかったずに、ちゃんとカチッと言いました。良かった。
●起動したら黒画面になってまたパニックに
そして、カバー閉じて、繋ぎなおして、ドキドキしながら起動すると、黒画面。
ええええええええええ!
…と思って、またちょっと泣きそうになったんですけど、よくよく英語の文章を見ると、「メモリ増えてますよ?」みたいなことしか書いてなかったっぽいので、「うん、増やしたもん」と思ってそのまま続行。
ちゃんといつもの画面が出ました。良かった…。マイコンピュータのプロパティで確認しても、ちゃんと数字が増えていて、嬉しい、なんかもうたぶん「今年1番の嬉しいことはこれで決まりじゃないか」というくらい、嬉しい。めでたし、めでたし。
まとめ的には、「メモリ増設は簡単」ってよく書いてあるけど、「非力で不器用な人は苦労するよ。でも、できたよ」ということです。
…思い出したらまた嬉しくなってきました♪
●パソコンが起動せずにパニック 苦労して分解してみたものの…
2022/06/01追記:メモリ増設の話ではないのですが、初めてノートパソコンを分解してみたので分解関連でここに追記。発端は、フロンティアのノートパソコンが前触れなく起動しなくなったことです。パニックになりました。起動しないことはよくあったものの、今までにないパターンでの不具合です。
今までよくあったのはブートの起動の順番の問題というもの。本来ならWINDOWSの入ったCドライブを最初に認識してほしいのに、別のドライブなどを最初に動かしてWINDOWSが起動しない…というのが王道パターン。今回もてっきりそうだと思っていたのに、違うようなのです。
BIOSで見ると、WIN10の入っているSSDが認識されるはずのSATA(Cドライブ)のところが「NOT PRESENT」(存在しない)に。直前に確かめていた分析では寿命40%予想となっていたもののSSDが壊れたか、SATA接続周りの不具合で認識しなくなっているみたい。DドライブのHDDやDVDドライブなどはそのまま認識されています。
今回は無理っぽいものの、リセットで治る場合があるそうですし、接触の問題なら掃除や差し直しで治るかもと、ダメもとで分解してみました(写真撮影する心の余裕はなし)。ただ、ガバッとこじ開けようとしても全然開かないんですよ。壊れるかもと力を入れてもダメでした。
「不器用だしな、コツないかな?」と動画を検索してみると、そもそもカパッと開ける方式じゃないようです。動画では私が一生懸命力を入れていた反対の方向に動かしています。なおかつスライドする開け方。やってみると、拍子抜けするほど簡単に開いてびっくり。不器用な私でも問題なく開きます。
パソコンに詳しくない私はノートパソコンの分解がそもそも初めてだったのですが、メンテナンスしやすい作りになっているんですね。感心しました。今回はメモリの増設という話じゃないものの、ここらへんについては楽そうな感じ。私が苦手なのは、メモリの抜き差しなんですけどね…。
で、掃除しながらSSDを差し直しして、ついでに内部電池(ボタン電池)も交換。しかし、状態は変わりません。分解前後には、とどめを刺してしまうリスクをかけて、ネットで見ながらBIOSの設定をいろいろいじる…ということもしたものの治らず。やはり前述の物理的な故障のような感じです。諦めて新しいノートパソコンを買うことにしました。
このノートパソコンを注文してから、重要な情報に気づきます。SATA接続をUSBに変換するケーブルがあって、データ救出できることがあるらしいとのこと。こちらも購入しました。HDDは無事だと思われるので少なくともこれはデータ移行できるはず…と期待。また、SSDの故障かどうかもこれをやって試すことでわかると思われます。
結果、変換ケーブルのおかげで、Dドライブのデータはそのまんま救出に成功。数日前のバックアップがあったとはいえ、助かります。ただ、SSDは特殊形式だったため、そもそも繋げなくて失敗。ここらへんはパソコンに詳しくない人らしいミス。大事なデータはないので、諦めはつくんですけど…。
ただ、パソコンが故障したのはこれが初めてでショック。寿命は5年といわれることが多く、どうしても当たりはずれがあるためちゃんとしたメーカーのパソコンでもはずれを引くとすぐ壊れることがあると言われていたものの、10年以上使っても動くなど、私は全く壊れたことなかったんですよね。今回はちょうど丸5年であり、通説通りの寿命。とはいえ、ショックでした。
なお、今までは全部メインがHDDで、メインがSSDだったのは初めて。壊れた経験がなくHDDの方が良い印象だったのですが、SSDはHDDより寿命が長いと言われているらしいのでむしろ逆。私の少ない体験では、HDDが大丈夫でSSDがダメな感じに見えるのですが、一般論としてはそうではないようです。
ただ、今回がそうであったように、HDDが異音のような壊れる予兆がわかる場合があるのに対して、SSDの方が予兆が見えづらいといったことはあるかもしれません。以前10年以上使い続けたHDDのパソコンは予兆が見えてきたため、完全に壊れる前に買い替えることができました。とはいえ、今後はもうSSDが主流っぽい気もしますね。
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