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リブセンス村上太一社長は仕事人間 結婚相手の希望条件まで仕事中心


 リブセンス村上太一社長の仕事や結婚に関する話のまとめ。<結婚相手の希望条件まで仕事中心で苦笑するほど仕事人間>、<不便だったので作ってみた…マッチングサービスを使ってた村上社長>などの話をやっています。

冒頭に追記
2022/06/27追記:
●リブセンスといえば「祝い金」…マッチングサービスでも導入へ
2022/08/25追記:
●意外に需要あるマッチングサービスknew、株価急騰理由の一つに 【NEW】

リブセンス〈生きる意味〉


●リブセンスといえば「祝い金」…マッチングサービスでも導入へ

2022/06/27追記:以前書いていたリブセンスのマッチングサービス「knew」の話。だいぶ前である2021年6月22日のプレスリリースなんですが、リブセンス 提案型マッチングサービス『knew』が「交際祝い金」の進呈を開始というのが出ていました。

<株式会社リブセンス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:村上太一、東証一部:6054)が運営する提案型マッチングサービス『knew(ニュー)』(URL:https://knew.jp/)は、『knew』での出会いをきっかけに交際を始めた人たちに「交際祝い金」の進呈を開始いたします>
<『knew』での出会いをきっかけに交際を開始し、運営事務局に交際を報告・申請していただいた方に、「交際祝い金」としてAmazonギフト券1,000円分を進呈いたします>

 祝い金を出す…というのは、リブセンスの最も成功した事業であるアルバイト探しサービスマッハバイト(旧ジョブセンス)で成功したやり方。マッチングサービスにおいて同様のやり方が成功するかどうかは不明ですが、とりあえずチャレンジしてみるというのは良いことでしょう。


●意外に需要あるマッチングサービスknew、株価急騰理由の一つに

2022/08/25追記:おもしろいがすぐサービス中止になりそう…などと失礼なことを私が書いていた、リブセンスの提案型マッチングサービス『knew(ニュー)』。私の予想に反して今のところ好調なようで、リブセンスの株価が急騰した業績改善の理由の一つとして上げられていました。

 株価急騰に関しては、<リブセンスがストップ高カイ気配、差し引き70万株超の買い物>(22/8/15 10:38 配信 モーニングスター)などの記事が出ています。こちらでは「特に利益率の高い転職会議の増収が寄与」とされており、最も大きな理由は「転職会議」というサービスでした。

<リブセンス <6054> が、前週末比50円ストップ高の213円カイ気配となっている。(中略)前週末12日引け後、22年12月期の連結業績予想を修正し、損益が黒字転換見込となり、買い人気を集めた。
 22年12月期業績予想で、売上高を45億円から48億円(前期比14.8%増)に引き上げ、最終損益は1億4000万円の赤字から5億4000万円の黒字(前期は9億4300万円の赤字)に転換する見込み。既存事業の事業成長が期初計画を上回って推移し、特に利益率の高い転職会議の増収が寄与する>
https://finance.yahoo.co.jp/quote/6054.T/history

 一方、別記事<リブセンス---続急伸、12四半期ぶりの黒字転換を評価する流れ継続>(Fisco 2022年08月17日)によると、新規事業でも、提案型マッチングサービス「knew」の有料会員数が継続的に増加し、順調な進捗だと説明。私は「knew」について本当に需要あるのかな?と疑っていたのですが、予想外に成功しているようです。
https://www.excite.co.jp/news/article/Fisco_0009350020220817015/


●リブセンス村上太一社長が仕事人間だとわかるエピソード

2013/10/24:リブセンスの村上太一社長の話はたくさんブックマークしていて、たまに思い出したときに読む…くらいの感じでしたが、昨日急に思い立って一気に12記事読んでみました。うち3記事ほどは未紹介の予定ですが、多くの記事がおもしろいものでした。

 ただ、「おもしろかった」よりも「刺激を受けた」と言う方が的確な感じ。今回のテーマは「仕事人間」ということにしましたけど、「向上心」だとか「秘めたる熱さ」だとかに感化されて、「自分ももっと頑張ろう」という元気を貰ったんですね。何だか清々しい気分です。

 …といった感じで、何だか満足してしまいましたが、投稿の方はまだ何も書いていません。始まったばかりです。

 さっきも書いたように今日は「仕事人間」というテーマで行ってみます。今までのインタビューでも感じていてそう書いていたと思うのですけど、村上太一社長は「仕事人間」的なところがあります。私が読んだ中で一番象徴的だったのは、田原総一朗さんとの対談でのやり取りでした。


【田原】村上さんは会社経営が自分の生きる意味だとおっしゃった。プライベートという概念もないでしょう。
【村上】はい。休日も普通に働いていて、オンやオフの意識もないです。
【田原】だいたいオフといっても、することないもんね。僕の休日は1年に1日、1月2日だけ。元旦は「朝生」をやって、1日の夕方から家族とホテルへ行き、2日はお墓参りとお寺参り。もうそれで十分だよ。
【村上】私も似たようなものです。創業時に、サイバーエージェントの藤田晋社長の本を読んだんです。藤田さんは1日15時間、週110時間働いているそうです。起業にはそれくらいのエネルギーと、その大変さを乗り越えられるくらいのモチベーションが必要だとおっしゃっていて、なるほどと。
(上場最年少社長の「無料で儲ける秘密」【2】 -対談:リブセンス社長 村上太一×田原総一朗 新しい日本のチカラ PRESIDENT 2013年8月12日号より)

 他の記事では特定の目標とする経営者はいないみたいなことをおっしゃっていた気がしますが、どうもサイバーエージェントの藤田晋社長は特に強く影響を受けていそうな感じでした。


●仕事が生き甲斐というか、仕事が「生きる意味」になっている

 同じ田原総一朗さんとの対談の別の回上場最年少社長の「無料で儲ける秘密」【1】 -対談:リブセンス社長 村上太一×田原総一朗 新しい日本のチカラ:PRESIDENT Online - プレジデントでは、仕事が生きがいだともはっきりと言っている部分もあります。

【村上】父親はサラリーマンで、母は専業主婦です。ただ、両祖父が経営者でしたから、自然に経営者が職業の選択肢の1つに入っていたのだと思います。
【田原】おじいさんはかっこよかった?
【村上】そうですね。母方の祖父は80歳くらいですが、画廊を経営していて、いまでも現役バリバリで働いています。父方の祖父は一部上場企業で代表取締役専務を務めていたのですが、退職後しばらくして亡くなりました。根っからの仕事人間で、引退後は町内会会長をやったりしていたのですが……。
【田原】こう言っちゃなんだけど、よくわかりますよ。僕もきっと仕事をやめたらぽっくりいくと思う。
【村上】たぶん私もそうです。もう仕事が生き甲斐というか、生きる意味になっているので。じつは「リブセンス」という社名もそこから取りました。事業を通じて社会に発信すること自体に、自分たちが生きる意味があると考えているからです。そこで「生きる意味」で、「リブセンス」と。

 そのものずばりリブセンス〈生きる意味〉という村上太一社長のことを書いた本もあるようです。



●物欲がない村上社長がお金かけたベッドと椅子を買った理由とは?

 最初に「休日も普通に働いていて、オンやオフの意識もないです」とあったように、ここらへんは徹底していますね。また、プライベートには淡白だというのは、「クルマは持っていませんし、家にもこだわりはありません。お金をたくさん手にしたり、○○を買ったからうれしい……といった感覚もありません」というところにも見えます。

 村上太一社長の記事では、こういった欲しいものの無さが強調されていることが多いです。そんな中で最近唯一お金持ちらしいお金の使い方で買ったというものが、実に村上太一社長らしいもののです。「あっ、そうだ! ベッドは高いモノを買いましたよ。サンケタ万円弱ですね」と言っていたのですけど、これが結局仕事を意識したものなんですよ。

村上:仕事のパフォーマンスを上げるためには、睡眠の質を上げなければいけません。そのために、ちょっとベッドにはこだわりました。あとイスにもこだわりましたね。ちょっと高いです。でも、これも仕事の効率をアップさせるために、購入しました。こだわるところはこだわるのですが、どうでもいいところはどうでもいい。「仕事」という軸があって、そのためにはどういった生活を送ればいいのか。そのように考えた結果、ベッドやイスにはこだわりました。
(仕事をしたら“最年少上場”だった(後編):なぜ2位はダメなのか? 社長が1位にこだわるワケ (1/5) - Business Media 誠 2013年06月05日 08時01分 更新 土肥義則,Business Media 誠より)

 こんなところまで仕事優先です。ちなみに次の記事によると、「机、いす、パソコンがオフィスで使っているものとまったく同じ」だそうです。家にいる気がしませんわ。


●東証一部社長なのに8畳の部屋…に関連して衝撃の事実が判明

 また、村上太一さんは「東証一部上場企業の社長なのに8畳の部屋に住んでいる」というのもよく強調されます。“代名詞になるようなサービス”を生み出していきたい--村上太一・リブセンス社長(東洋経済オンライン 2012年01月19日)では、これに関連する衝撃の事実が判明。まず、プライベートに関して聞かれて、以下のような話などをしていました。

「日々つるむ人はあまりいません。2人で飲みに行くのは相手の考え方をじっくり聞けるので勉強になりますが、大人数で飲みに行くのは苦手です。基本的に、飲みに行くよりも仕事をしていたいんですよね」

 私が驚いたというのが、その後の部分。「上場を機に一人暮らしの部屋を12畳から8畳へと縮小移転しますし、部屋の中は冷蔵庫もなくオフィスみたい。机、いす、パソコンがオフィスで使っているものとまったく同じなんですよ」と言っていたのです。

 何と上場(東証二部?)したときに、狭い部屋へと引っ越したとのこと。もともと狭い部屋に住んでいたわけではなく、わざわざ狭い部屋に行ったようです。理由が気になったものの、特にツッコまれていませんでした。そこを聞いておいてほしかったなぁ…。これも仕事優先の関係でしょうか。


●結婚相手の希望条件まで仕事中心で苦笑するほど仕事人間

 とりあえず、こちらの記事でも「仕事が趣味」と公言。そして、極めつけだと思ったのが、以下のようなやり取りでした。 

土肥:(引用者注:結婚を考えているという話題になって)ちなみにどんな女性がタイプなのですか?
村上:仕事の話ができる人がいいですね。こちらが質問をすると、きちんと答えてくれるような。うーん……コーチングのようなものを求めているのかな。私の思考を整理してくれるような……そんな会話がしたいですね。
土肥:(広報の)Sさん、そんな女性っていますか?
広報S:なかなかハードルが高いですねえ(笑)。
村上:私は「いる」と信じています。
(Business Media 誠)

 結婚相手までに仕事に役立つことを求めるという…。東証一部上場企業の社長ですからいわゆる玉の輿で、こういう人たちにとっては芸能人レベルの外見の女性くらい普通であり、それだけには魅力にならないと言われていてハードルが高いです。しかし、村上太一社長は別な意味でのハードルの高さを要求。こっちの方がむしろきついんじゃないでしょうか。

 …苦笑するほど、仕事人間だというのがよくわかる発言の数々でした。

(2019/06/12:その後結婚していたら追記しようかなと思ったものの、軽く検索した感じ、そういった情報は見つかりませんでした)


●村上太一社長「結婚に関するサービスが気になる…」で作ってみた?

2021/05/25:このページでは話がないものの、村上太一社長は自分が興味あるので結婚に関するサービスを作ってみたい…みたいなことも言っていた気がします。そのインタビューからだいぶ時間が経って、2021年4月12日にリブセンスがマッチングアプリのプレスリリースを出しているのを見つけました。

<株式会社リブセンス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:村上太一、東証一部:6054)は、提案型マッチングサービス『knew(ニュー)』(URL: https://knew.jp/)を2021年4月12日(月)にリリースしました>
(まるで、親友からの紹介。提案型マッチングサービス『knew』が誕生~いいねやスワイプはもう不要。完全無料でサービス提供開始~|株式会社リブセンスのプレスリリースより)

 「マッチングアプリ」は、年々市場規模が拡大しているとのこと。一方で、多くのいいねやメッセージを送る手間や、不誠実な人との出会いに失望してしまうことによる“マッチングアプリ疲れ”も多く…。マッチングアプリの利用者の約9割が「疲れたことがある」との調査結果が発表されているそうです。

 マッチングアプリ疲れを受けて、日本よりもマッチングアプリの普及率が高い欧米では、相手のルックスばかりを重視したスワイプ・検索型のマッチングではないものが登場。内面や価値観の相性を分かりやすくするために顔写真を非公開としたブラインド型のマッチングアプリなども注目されている…とされていました。

 この話の流れでわかるように、リブセンスの『knew(ニュー)』もこのタイプ。従来のプロフィール文や顔写真、年収、年齢などの情報をもとに自らお相手を探す検索型のマッチングアプリとは異なり、『knew』は“ブラインドマッチ”方式とされていました。ただ、“ブラインドマッチ”ってなんぞ?と思いますよね。

 ブラインドは普通「見えない」といった意味。で、実際、前述の顔写真だけでなく、プロフィールまで隠されていて、運営が厳選した相手とビデオチャットをする際に、初めてお互いの顔が分かるとのこと。海外の先行アプリでもそうなんでしょうか。ユニークです。成功率は不明ですが、とりあえず「疲れづらい」が売りです。

 こうしたやり方のアプリで、コンセプトが“まるで、親友からの紹介”というのは、正直ちょっとよくわかりません。ただ、飲み会に行ったらたまたまいた友達の友達…みたいなイメージでしょうか。お見合いというのも思い出しましたが、お見合いや友達による恋人候補紹介でも事前情報一切なしというのはあまりなさげ。すぐサービス中止になりそうな気もしますが、本当おもしろいやり方です。


●不便だったので作ってみた…マッチングサービスを使ってた村上社長

2021/06/24:前回追記のマッチングサービス「knew」について、村上太一社長は、従来のマッチングサービスが直接会うことが基本であったが、新型コロナウイルス問題で人々の接点がオンライン化する中、オンラインを前提としたサービスとして開発しました…という説明をしていたようです。出会わないマッチングサービスといったコンセプトもあったんですね。

 この話があったリブセンス社長・村上太一「世の中に価値あるものを提供し、課題を解決し続ける企業でありたい」 | TECH+(2021/06/21 18:00 財界オンライン)では、もともと書いていた「結婚相手を探している」に関連して、実際に他社のマッチングサービスを使ってみて…といった話も出ていました。「不便だったので自分で作った」的なところも多少あるみたいですね。

<私は未婚ですが、実際に私自身が他社サービスを利用してみることで課題が見えてきました。そこで、検索や「いいね」、メッセージのやり取りが不要で、内面や価値観の相性を分かりやすくするために顔写真を非公開としたブラインド型のマッチングサービスとしました。(中略)
 これは私自身が創業時、自分がアルバイト探しの中で感じた課題を解決するサービスを生み出そうと考えた発想と同じです>

リブセンス〈生きる意味〉


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