お酒で老化する…としている話があったので、本当かな?と検索。すると、出るわ…出るわ…。大量にお酒と老化に関わる話が出てきました。脳の異常に関するの話の他、がんその他の数多くの病気、また、外見などの影響に関しての話も出てきます。ただし、手遅れということではなく、断酒することに効果はあるとされていました。
2010/4/21:
●お酒で老化って本当?病院長「アルコール常用者の脳に異変」
●アルコール性認知症の危険性も…もうすでに手遅れ?対策はあるの?
●脳だけではなく外見も老化?顔がむくみやすくなる理由
●お酒の飲みすぎとタバコの吸いすぎはガンの引き金にもなる
●お酒で老化って本当?病院長「アルコール常用者の脳に異変」
2010/4/21:
お酒を飲むと怒りやすくなる怒り上戸や笑い上戸・泣き上戸のしくみをやっていて気になった「お酒は人の老化を進めるのか?」ということについて。
<怒り上戸、泣き上戸、セクハラ…お酒で「人が変わる」のはなぜ?>(ZAKZAK 2010/04/19)では、医療法人社団榎会・榎本クリニックの深間内(ふかまうち)文彦院長が「アルコールを常用している人では老化のスピードが速まっています」とおっしゃっていました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/381785/
それで他の話も…検索すると、<酒飲むと脳細胞が死ぬ!?ダメージ進行でアルコール性認知症にも>(ZAKZAK 2010/02/06)でまた深間内院長が登場。以下のようにおっしゃっています。
「加齢とともに脳の神経細胞は減っていきますが、アルコールを長年飲んでいる人の脳では神経細胞の減少率が促進され、CTなどで見ると年齢のわりに高度の萎縮が見られることがあるんですよ」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/354624/
●アルコール性認知症の危険性も…もうすでに手遅れ?対策はあるの?
これ以外にもあった深間内院長の言葉をまとめると、以下のようになります。
・脳の海馬が萎縮すると、記憶力が低下し、飲酒時のことを覚えていないブラックアウトという現象が起こる。
・前頭葉の萎縮が進むと、思考力や判断力が低下したり、キレやすくなったりといった人格変化が起こる。
・脳へのダメージが進行すれば、アルコール性認知症と呼ばれる知的活動が低下した状態になる。
この全てが飲酒時だけでなく持続する影響なのかはわかりませんが、破壊された細胞はもう手遅れなのかという質問に対して、以下のように答えているので、酒を飲み続けている場合には影響があるということかもしれません。
「いいえ、手遅れというわけではありません。きっぱり酒を断てば、脳の神経細胞が修復され、あるいは新たに生まれかわり、数カ月、数年単位で脳の萎縮が改善する症例があることも近年、わかっています」
●脳だけではなく外見も老化?顔がむくみやすくなる理由
記事では深間内院長の言葉以外にも、いくつかのお酒に関する報告が紹介されており、同様にまとめると以下の通りです。
・お酒を1日2合以上飲む人の脳では明らかな萎縮が見られる。
・飲まない人に比べて酒飲みは10年早く脳萎縮が進む。
・アルコールとうつ病には密接な関係があり、お酒を飲み続けている人の自殺のリスクは非常に高い。
・胃潰瘍、高血圧、心筋梗塞、慢性膵炎、糖尿病、痛風、がん、性機能障害など全身のあらゆる臓器に問題を起こす。
その他、
健康相談 : アルコールと老化 答えてドクター healthクリックでは、以下のような話がありました。見た目も老化すると言うと大げさでしょうけど、見た目にも影響が出てきそうです。
「アルコールを多量に飲むと深い眠りが妨げられ、翌朝、顔がむくみやすくなります。アルコールを分解する際にビタミンが使用され、体内のアミノ酸も少なくなるほか、女性ホルモンがアルコールの分解を抑制するとも言われています。このようなことから、アルコールと皮膚のたるみは関係あるといえるかもしれませんね」
●お酒の飲みすぎとタバコの吸いすぎはガンの引き金にもなる
あとは
心とカラダの磨き方―ミラクル・チェンジ!
という本に、以下のような記述がありました。活性酸素は大げさに言われている場合もあり、ちょっと注意が必要そうですけどね。
「大墨の飲酒やタパコは,老化の原因となる活性酸素をからだのなかに増やすきっかけに。深酒やタパコでのストレス解消は-老化を早めてしまうので避けて」
さらに
海原純子の医学講座 老化でも以下のような話。海原純子さんと言うのは、心療内科医、医学博士、白鴎大学教授だそうです。
海原純子の「元気な私」になれる本 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
などの著書があります。
「過度のお酒とタバコは体に悪いというのはよく知られています。なぜ悪いかというと、ひと言でいえば細胞の染色体のDNAに変化をおこさせるからです。この変化がガンの引き金にもなるし、老化を進めるというわけです」
というわけで、お酒が老化を早めるといった記述は数多く見られます。ところが、おもしろいことに、お酒が逆に老化を防止するという記述も少数ながら見られるので、こちらは
お酒で老化は嘘で逆に老化を防止?脳は萎縮せずむしろ活性化の方で紹介しています。
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