ニュースを見ていて、「これは!」と思ったので他も検索。何かヒットしそうな予感ありません?
その名も「
カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉」。これ商品名ですよ、説明じゃありません。そのまんますぎます。
私が読んだのは読売新聞で内容がなかったので、他を紹介。12月17日付で"販売を開始した"なんて書いていたので最近発売したところだと思ったら、他の記事だともっともっと古いです。
以下は2013/11/12 15:38。
カップ麺が旨くなる魔法の粉、妻帰省中にカップ麺に飽きた社長が発案。 | Narinari.com
食品の製造・卸売を行う味源は、カップラーメン専用の粉末調味料「カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉」の販売を開始した。
この“魔法の粉”開発のきっかけは、同社社長が昨年夏、妻の帰省中に夕食としてカップラーメンを食べていたところから始まる。どんなにおいしいカップラーメンでも、続けて食べていると飽きがくるもので、「もっとおいしいものが食べたい!」との思いから社長が自ら企画・開発に携わり、“魔法の粉”が誕生した。
http://www.narinari.com/Nd/20131123703.html こういう開発秘話的なエピソードがあるといいですね。さらにおいしくなる感じがします。
“魔法の粉”の中身は、どんなラーメンにも合う魚介だしをベースにした粉末調味料。だしのメインとなる原料はそれぞれ鰹節(焼津産)、鯖節(九州産)、煮干し(瀬戸内海産)と、原産地にこだわり抜いた国産原料を使用している。
そして“スパイスの香り高く魚介ベースのだしが加わった、深い味わいを感じられるスープ”をコンセプトに、黒こしょうの爽やかな香りがアクセントの「ブラックペッパー味」、赤唐辛子の辛みが効いた「レッドペッパー味」の2種類を用意した。
1袋の内容量は90グラムで、これはカップラーメン約20杯分(1杯に小さじ1〜3杯が目安)に相当。価格は500円(税別)。
どっちも辛い感じ。
読売新聞よりおもしろかったんですが、これも結局食べた感想はありませんでした。このときは発表だけで発売はまだだったのかも。同じ時期のもう一つの記事も感想なしでした。
レビューがあるのは、最近の記事。
【レビュー】噂の「カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉」が予想以上だった A4studio 鈴木悠史 [2013/12/12]
加えることで辛さのアクセントが加わり、本来とは変わった味を楽しむことができるレッドペッパー味。まず、醤油味にIN。ズルズルッとすすると、スープに溶け込んだ粉の辛みと魚貝風味が鼻と舌を刺激して、いい意味で、まるで別物のラーメンを食べているかのような錯覚を味わわせてくれる。
お次のシーフード味は魚貝の風味がマッチするのは言うまでもなく、とんでもなく濃厚な海の幸の香りが口の中に広がるではないか。即席で作ったとは思えないリッチな味わいを堪能できた。
http://news.mynavi.jp/articles/2013/12/12/powder/ ここではレッドペッパー味が先にレビューされていますが、画像を探したアマゾンも楽天も順番はブラックペッパー味が先でした。売れ筋から表示されるはずなので、たぶんブラックペッパー味の方が人気なんじゃないかと。
カップ麺をより濃厚な味で楽しむのであればブラックペッパー味がいいだろう。開発者がおすすめするラーメンは醤油と塩とのこと。早速醤油味で試してみると、レッドペッパー味ほど劇的な変化はないが、胡椒の味が麺とよく絡む。もともとの味を生かしつつ、昔懐かしい"屋台のラーメン屋で食べる一杯"を思い出させてくれる。さすが、おすすめの組み合わせ!
レッドペッパー味…辛みによる味の劇的な変化
ブラックペッパー味…味そのものに深みを持たせる
といった感じ。わかりやすいですね。
その名の通り、カップラーメンを意識した商品ですが、他の形態のラーメンはもとより(でも、お店屋さんでかけるのは失礼ですよ)、いろいろな食材にかけてアレンジを楽しめるんじゃないかと思います。
勢い良く紹介しておいてなんですが、私はカップ麺をほとんど食べません。使うのならご飯とかお肉とかスープとかに入れてみたいなぁ…。
アマゾンでも既にレビューがついていますので、そちらからも1つずつ。
こちらはブラックペッパーから。
味源 カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉 ブラックペッパー味 90g
5つ星のうち 5.0 インスタントラーメンの味を引き立てるスパイス 2013/11/23
鰹の風味が特徴のインスタントラーメン用の追加スパイスです。
レッドに比べて辛さは控えめですが、ピリリとした胡椒の風味が味を引き立てます。
袋ラーメンにもカップラーメンにも使えます。(中略)
味の変化ですが、鰹節の風味で味が安定し、胡椒のピリッとした後味がくる感じになります。
さすがスパイスの集合体だけあり味はしっかりと変わります。
小さじ1杯でも味の変化は十分にあり、2杯入れると完全に味が変わります。
3杯入れるとほとんどのスープはこの粉に負け、どんなスープも同じ味そのものに変わってしまうような気がします。
そのくらいしっかりしている感じです。
使う際はしっかりと混ぜ込むようにしてください。
入れた直後のスープに馴染んでいない状態では鰹節の風味が強すぎ、正直失敗かなと言う味になります。
しかし30秒くらい経つ頃からいい感じになじみ、1分も過ぎると鰹の風味も落ち着き味も良くなります。
作っている途中から混ぜておくと良いかもしれません。
この方は私が書いた他の食材への使用にも言及しています。
先に書いたように中身は混合スパイスなので、ラーメン以外にも作れそうです。
この粉を作ったレシピが増えそうですね。
続いて、レッドペッパー味。
味源 カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉 レッドペッパー味 90g
5つ星のうち 4.0 なかなかオススメです 2013/11/22
裏面のオススメ表記通りに、とんこつとみそでそれぞれ試してみましたが、
魚介系の風味が加わり、なかなかいい味になりました。
レッドペッパーの味が効いており、そこそこ辛くなります。
とんこつよりも味噌のほうがより風味が活きる感じがしました。
前述の通り、レッドペッパー味は強烈に味を変えるタイプです。
"魚介の味が強いため辛さを求めて何杯も入れると元のラーメンの味はほとんどしない魚介ラーメンになってしまいます"とあり、「うんうん、入れ過ぎたらダメだよね…」と読んでいたら、"美味しくないカップラーメンにはこれも使える作戦です"とあって吹きました。
いや、でも、確かにそうですわ。辛い系のものってマズいものに無理やりかけても食べられるなというのは、以前から私も思っていました。
このレビュアーさんは上記の適量についての記述とともに、どれくらい使えるか?ということも書いてくれていました。私はコストパフォーマンスをたいへん気にするタイプなので、助かります。
基本的にはいい味を出すので、私の使い方は下記になりそうです。
美味しいカップラメーン、袋麺:小さじ0.5~1杯
あまり美味しくないカップラーメン:小さじ2杯
小さじ1杯を図ると約2.5gくらいだったため、私の場合は、大体90回くらい使えそうなので、
それでいい味を出せたらお買い得だと思います。
すごく欲しくて衝動買いしそうなんですけど、私は前述の通りカップラーメン全然食べないんですよね。
それなのに買ってどうするの?ということで、ラーメン以外のレシピが増えてきたら買いたいと思います。
ただ、万が一ブームにでもなった場合は手に入らなくなるかもしれません。最初の記事では、味源さんのこんな野望が書かれていました。
カップラーメンは国内だけでも4,000億円の市場規模を持ち、年間生産数量は約34億食に達するが、味源はこの“魔法の粉”で「カップラーメン専用の粉末調味料」という新たなジャンルを開拓したいと考えているそうだ。
パクリ商品が雨後のたけのこように出る…みたいなヒットはするでしょうか?
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