2021/09/09冒頭に追記:
●紅茶病・コーヒー病・タバコ病…人の病気で本当にある病名はどれ? 【NEW】
●紅茶病・コーヒー病・タバコ病…人の病気で本当にある病名はどれ?
2021/09/09追記:クイズにするなんて不謹慎…と言われそうですが、読まれない投稿であった一方、病気の内容的にもう少し多くの人に知っておいてほしいと思ったので、クイズにして周知をはかることに。いつもは回答までの間を開けるのですが、今回は本文ですぐ答えがわかるので、回答も冒頭で載せてしまいます。読まれない病気の話は多いですので、今後もクイズにしていきたいですね。
【クイズ】コーヒー病・タバコ病・ワイン病…本当にある病名はどれ?
(1)紅茶病
(2)コーヒー病
(3)タバコ病
【答え】(2)タバコ病
選択肢として使った紅茶病、コーヒー病の場合、比喩的なものでは用例がありますが、本当の病気らしきものは見当たらず。また、作物の病気としてのコーヒー病という言葉が使われる可能性を考えて、「人の病気」としました。また、最初は「ワイン病」を選択肢にしていたのですが、検索してみると、本当にある病気の可能性があったので変更。以下のようなものであり、機械翻訳のミスっぽいんですけどね。
グレープケーキレシピからのムーンシャイン。 自家製グレープワイン:古典的なステップバイステップのレシピ<飲み物の酢酸発酵
病気の症状:液体の表面に膜が形成され、ブドウのアルコールが酢に変換されます。
理由:この病気は、自家製ワインを作るどの段階でも、プロセスの必要な絶対純度が観察されない場合に発生します。 酵母や砂糖を加えるときにレシピに違反した可能性があります。 不適合 温度レジーム 飲み物の発酵。 製品を保管するための適切な規則に従わない。
ワイン病の治療:病気が初期段階で検出された場合(透明な薄膜)、65〜75℃で液体を滅菌し、アルコールを加えることにより、飲み物を「硬化」させることができます>
●桂歌丸さんの死因は、タバコ病と呼ばれる慢性閉塞性肺疾患
2018/07/09: 7月2日に亡くなった桂歌丸さんは、慢性閉塞性肺疾患が死因でした。この慢性閉塞性肺疾患は通称「たばこ病」と呼ばれるそうです。喫煙によって肺の中の「肺胞」が破壊され、息切れが生じるというもの。かつては慢性気管支炎と呼ばれたと病気だそうです。
ここで出てきた「肺胞」というのは学校で習った覚えがあるでしょう。酸素と二酸化炭素を取り換える袋状の臓器で、ぶどうの房のように肺の約85%を占めているところです。喫煙によってこの肺胞がつぶれ、呼吸をしても酸素が取り込まれにくくなるため、息切れしてしまうといいます。
(
歌丸さん 慢性閉塞性肺疾患は通称「たばこ病」 根治的な治療法はなく…― スポニチ Sponichi Annex 芸能[ 2018年7月3日 07:30 ]より)
別記事では、COPDという略称を用いていました。20年以上喫煙していると発症しやすいため、早い人では40代で発症する場合もあり、3大症状である「咳、痰、息切れ」を自覚し始めるとのこと。また、進行すると息苦しさから動けなくなり、寝たきりになることもあるとしていました。
(
桂歌丸さん死去 死因「慢性閉塞性肺疾患」は20年以上の喫煙で発症リスク増|AERA dot. (アエラドット) 中寺暁子2018.7.2 17:37週刊朝日より)
●慢性閉塞性肺疾患の症状「息切れ」は加齢と誤解されやすい
私が厄介で重要なポイントだと感じたのは、「息切れ」という症状が加齢と誤解されやすいことです。スポニチでは、山野医療専門学校の中原英臣副校長が「60歳以上の高齢者に多い病気です。自覚症状は息切れ。しかし、息が切れるのは年のせいだと病気に気づかないケースも多い」と説明していました。気づきづらいので、周知が必要でしょう。
この中原英臣副校長は「根治的な治療法はありません」としていたものの、これは「病気になっても治療しない」という意味ではなく、週刊朝日では多くの治療法が出ていました。最も効果的な治療は「禁煙」。その他、「薬物療法」「運動療法」「栄養療法」「増悪予防」というものがあり、適度な運動をし、適切な栄養をとることも重要だとのこと。ただし、やはり改善しにくいとはしています。
また、上記のうち聞き覚えがない「増悪予防」というものですけど、これまた慢性閉塞性肺疾患が理由だと気づきづらいという問題があります。まず、「増悪」の説明ですが、風邪やインフルエンザなど呼吸器の感染症を機にCOPDの症状が一時的に悪化し、症状が全身におよぶ状態を意味するそうです。
ところが、ここで出てきた「風邪」というのが厄介なもの。日本医科大学呼吸ケアクリニック所長の木田厚瑞医師「“治りにくい風邪”と判断して治療が遅れ、COPDそのものを悪化させてしまうことがよくある」としていました。「風邪」と誤解してしまう病気は他にもあり、そもそも長引く場合は、風邪ではない可能性が高いと考えた方が良いかもしれません。
●タバコを吸っていない人も慢性閉塞性肺疾患になる理由
私は聞いたことがない病気だと思ったものの、週刊朝日によると、2020年には世界の死亡原因の3位になると予測されているとのこと。日本の潜在患者数も約620万人とされていて、患者数が多い一方で、治療を受けている人はあまりいない模様。マイナーな病気なのかと思ったものの、患者が多いのに知られていないだけだったんですね。やはり周知が必要だという話です。
あと、タバコ病という通称で誤解されそうですけど、
健康の森[日本医師会ホームページ]COPDによると、タバコを吸わない人でも4.7%の人が慢性閉塞性肺疾患にかかっているそうです。そういう意味ではあまり「タバコ病」という名前については強調しすぎない方が良いでしょうか。
ただし、結局これもタバコが原因だとは考えられているみたいですね。要するに副流煙による「受動喫煙」の問題が、タバコ病においても現れているということでした。
子供の前でタバコを吸う・受動喫煙気にしないと回答する親たちなどでやっているように、受動喫煙による死者は驚くほど多数いて、肺がんだけでなく、様々な病気を引き起こしていることが知られています。
●ほとんど誰も知らない「春分の日」の日の意味とは?…過去のクイズ
【クイズ】2017年に米科学アカデミー紀要に掲載された実験では、聴き手はストラディバリウスより現代製の楽器の方が良い音だと判断しました。一方、2012年には演奏者自身が好みのバイオリンの音を評価する実験も行われています。このときに1位だった楽器と、最下位だった楽器は?
(1)1位 現代製のバイオリン 最下位 ストラディバリウス
(2)1位 ストラディバリウス 最下位 現代製のバイオリン
(3)1位 ストラディバリウス 最下位 ストラディバリウス
答え【クイズ】滋賀県「つるやパン」の名物パン「サラダパン」に入っているのは?
(1)たくあん
(2)ちくわ
(3)びわ
答え【クイズ】以下の漢字に関する説明で最も適切なものはどれでしょう?
(1)「甘味」は本来「かんみ」と読むもので、「あまみ」と読まない。
(2)「甘味処」は本来「かんみどころ」と読むもので、「あまみどころ」と読まない。
(3)「甘味料」は本来「かんみりょう」と読むもので、「あまみりょう」と読まない。
答え【クイズ】バヌアツでは2015年にマルセリーノ・ペペテ大統領代理など多くの国会議員が贈収賄の疑いで起訴されて有罪になりました。その際にペペテ大統領代理の取った行動とは?
(1)大統領代理の権限で自分を含む14人に恩赦を与えた。
(2)秘書を買収して新たな自白をさせた。
(3)日付を遡って適用される国会議員は罪に問われないという法案を提出し、他の有罪議員らの賛同を得て成立させた。
答え【クイズ】春分の日の主旨として、正しいものはどれでしょう?
(1)生に感謝し、家族のきずなをたしかめる。
(2)自然をたたえ、生物をいつくしむ。
(3)勉学にはげみ、知識をやしなう。
答え【クイズ】以下のうち、実際に存在したことがない地名はどれ?
(1)坂上田村麻呂が斬首した蝦夷の将の首が飛んだ鬼死骸村
(2)横溝正史の小説『八つ墓村』のモデルとなった八墓村(やつかむら)
(3)源義家の家臣が切り落とされた片手を洗ったとされる血洗島村
答え【本文中でリンクした投稿】
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