口内炎の原因と早く治す方法で書いていたことを気をつけていたのでほとんどなかったのですが、この前久々に口内炎になりました。
しかも、なかなか治らない口内炎です。治らない口内炎は本当に久しぶりで、何年ぶりだかも覚えていません。
で、参ったなぁと思ったので、口内炎に効く食べ物について調べていました。
ただ、口内炎の原因はいろいろとあり、食べ物(ビタミン剤でもいっしょ)で治るとは限りません。私の場合も、
最も能力を発揮する最適な睡眠時間は8時間半 寝不足は機能障害もで書いたように、寝不足による体力低下が主な原因だった感じです。
ビタミン剤
ビタミンBの不足が原因の口内炎を治療するときに用いられる。主に内服薬として処方するが、注射や点滴などを用いて投与する場合もある。
Wikipedia "ビタミンBの不足が原因の口内炎"とわざわざ書いていますので、おそらくビタミンBの不足が原因でない口内炎ではあまり意味がないのでしょう。
また、私はWikipediaだと「ビタミンB」と明記していることが気になりました。
「口内炎に効く食べ物」を書いたページでは、「ビタミンB」と書かずに単に「ビタミン」としているページがあるのです。
Wikipediaではビタミン欠乏症のページでも以下のようになっていました。(ビタミンB2欠乏症以外の症状と治療は略しています)
ビタミンB1欠乏症
ビタミンB2欠乏症
症状
口角炎、口唇炎、
口内炎、舌炎、羞明、流涙、脂漏性皮膚炎 、てんかん、目や舌、唇の粘膜異常、肌荒れ、髪のトラブル
治療:欠乏ビタミンを30~50mg/日内服
ビタミンB6欠乏症
パントテン酸欠乏症
ナイアシン(ニコチン酸)欠乏症
葉酸欠乏症
ビタミンB12欠乏症
ビオチン欠乏症
ビタミンC欠乏症
Wikipedia このように分けて書いている中で「口内炎」の記載があるのは、「ビタミンB2欠乏症」の項目のみです。そうなると、他のビタミンはあまり関係ないと考えた方が妥当でしょう。
具体的に摂取できる食べ物を書いていたのは、以下の歯医者さんのページ。さすがに歯医者さんだけあって、「ビタミンB2」まで明記していましたが、他に「ビタミンC」も重要だそうです。
口内炎に効く食べ物 おかもと歯科医院
http://www.h2.dion.ne.jp/~okamoto/sub83.htm ただ、認知度や摂取しにくさを考えると、「ビタミンB2」を優先のようです。
18歳以上の方の1日栄養所要量の目安としては、
★男性 1.6mg
★女性 1.2mg(妊婦、授乳婦は1.7~1.8mg)
のビタミンB2を摂ることが理想とされています。
ここでも具体的な食べ物は載っていたのですが、数が多かった別サイトから。
ビタミンB2の多い食品と、食品のビタミンB2の含有量一覧表 | 簡単!栄養andカロリー計算
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_b2.html わかりやすいのが、魚系です。魚には大体多く含まれていると考えて良いでしょう。
●魚類
いかなご 0.81(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
うなぎ(きも) 0.75
うなぎ(かば焼) 0.74
いわし(みりん干) 0.5
いわし(丸干) 0.41
さば(水煮缶) 0.4
いわし(焼き) 0.39
いわし(生) 0.36
ぶり 0.36
あんこうのきも 0.35
かつおぶし 0.35
かれい 0.35
さわら 0.35
先ほどのページによると、イワシの大きいので110g程度、サンマなら150g程度、サバなら1切れで90g程度だそうです。これだけでは足りませんね。
その他の魚介類からも摂りやすいです。
●魚介類
粒うに 0.65(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
すじこ 0.61
魚肉ソーセージ 0.6
かに(ずわいがに・殻付) 0.57
いくら 0.55
たらこ 0.53
うに 0.44
めんたいこ 0.33
さっきの歯医者さんは、子どもでも食べやすいとして、魚肉ソーセージをおすすめしていました。
毎度食べるってのはきついと思うので、献立としての食べやすさは別ですが、単純にビタミンB2のみを追い求めるのであれば内臓系がダントツです。
●肉類
豚レバー(肝臓) 3.6(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
牛レバー(肝臓) 3
鶏レバー(肝臓) 1.8
レバーペースト 1.45
鶏はつ(心臓) 1.1
豚肉(心臓/はつ) 0.95
牛はつ(心臓) 0.9
フォアグラ 0.81
ここらへんがビタミンB2の王様なのですが、実は卵もかなりすごいです。これは意識しないでも普通に食べているでしょうし、現実的です。
●卵類
うずら卵(生) 0.72(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
たまご(卵黄) 0.52
たまご(生) 0.43
たまご(ゆで) 0.4
たまご(卵白) 0.35
あと、他の肉でも良いものがあります。ただ、マイナー路線です。
●肉類
かも 0.69
ビーフジャーキー 0.45
豚たん(舌) 0.43
食べやすそうなお肉となると、ちょっと効率が落ちます。(さっきの魚から見ても少し落ちています)
●肉類
豚ひれ肉 0.27
牛ひれ肉(輸入) 0.25
ローストビーフ 0.25
牛ひれ肉(和牛) 0.24
牛ランプ(輸入) 0.24
豚ひき肉 0.22
鶏もも肉(皮なし) 0.22
牛肩肉(和牛) 0.21
牛もも肉(輸入) 0.21
豚もも肉 0.21
鶏ひき肉 0.21
牛もも肉(和牛) 0.2
牛肩ロース(輸入) 0.2
牛ひき肉 0.2
その他に食べやすそうなもの。
●その他
納豆 0.56(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
まいたけ 0.49
カマンベールチーズ 0.48
モロヘイヤ 0.42
納豆はいいですね。キノコも食べやすいですが、まいたけ以外はお肉レベルでした。
●きのこ類
エリンギ 0.28(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
マッシュルーム 0.28
マッシュルーム(缶) 0.24
しいたけ 0.19
あと、乾燥部門というのがあります。
●水分が40%未満
焼きのり 2.33(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
味付けのり 2.31
インスタントラーメン 1.67
あおのり(乾) 1.61
脱脂粉乳(粉) 1.6
せん茶の茶葉 1.43
とうがらし 1.4
インスタントラーメンってのは意外ですね。売られているものは70~100gあたりで1食でしょうか? 100g食べれば、1日の栄養所要量の目安(男性1.6mg、女性1.2mg)を満たせます。
量は食べられませんが、のりってのも食べやすいものです。海藻類は他にも良い数字を出しています。
●海藻類
ひじき(乾) 1.1(mg/100g、食品100g当たりのビタミンB2の含有量)
わかめ(素干し) 0.83
あおさ(乾) 0.48
こんぶ(乾) 0.35
といった感じ。結構食べられそうな気がしてきました。
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