記事によっては初日から好評…みたいなのもあるんですが、どういうことなんでしょう?
海老蔵主演「利休にたずねよ」大コケ…異様な“韓国押し”が原因か? 茶道の起源は朝鮮などの反日的表現も : きま速
1:れいおφ ★:2013/12/20(金) 10:15:06.16 ID:???0
市川海老蔵主演映画『利休にたずねよ』が、予想外の苦戦を強いられている。興行収入ランキングでは初週5位、2週目は8位にまで転落。海老蔵は初週のランキングについて、ブログで「コナンにルパンって反則だよぉ~」と同日公開の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』を引き合いに出していたが、2週目には初登場の『ゼロ・グラビティ』や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』、『武士の献立』に動員数で敗北を喫し、関係者らの期待を大きく下回る結果となってしまっている。
http://www.kimasoku.com/archives/7462454.html 2位だったならともかく、5位って1位の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』全然関係無いですよね。箸にも棒にもかからないところで、比較するのすら失礼です。
ということで、報道内容は分かれているのですが、この順位を見ると不評と捉えた方が良さそうですね。いかにも「好評」なように書いているところは、結論ありきなのでしょう。
ネットで反発を浴びているのは、例によって「韓国押し」です。
「
茶道の起源を朝鮮としたり、日本人が朝鮮人を拉致するなどのシーンについて、ネット上では『韓流ドラマだったか』『史実なわけがない』と非難が殺到。たとえストーリーが原作付きだったとしても、現在の日韓関係を理解していれば、批判が起こる内容は絶対に避けられたはず」(週刊誌記者)
私は韓国叩きには辟易している方ですが、茶道の起源が朝鮮はないですわぁ…。
その他、引用元の方ではいろいろと批判が出ていますので、そちらを是非どうぞ。
海老蔵主演「利休にたずねよ」大コケ…異様な“韓国押し”が原因か? 茶道の起源は朝鮮などの反日的表現も : きま速
http://www.kimasoku.com/archives/7462454.html 私はこの韓国起源説の方を補足。Wikipediaを見るとやはり載っていました。
しかも、この千利休がピンポイントに関わっているみたいですね。
『朝鮮新報』は「茶においては1千年前の新羅の時代の礼法がほとんどそのまま日本に取り入れられた」と主張している。
また、茶道の祖の千利休の祖父は千阿弥と名乗り、その名をとって千姓と名乗っていたことから千利休を朝鮮人と主張していた。
Wikipedia ただ、これ、Wikipediaの「茶道の祖の千利休」って書き方も私の理解と異なります。
私は茶道の一派を成した人という理解なんですけど、どうでしょう? 以下なんかもそう読んだ方が合うと思います。
千利休(せん の りきゅう、せん りきゅう、大永2年(1522年) - 天正19年2月28日(1591年4月21日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。
わび茶(草庵の茶)の完成者として知られ、茶聖とも称せられる。(中略)
若年より茶の湯に親しみ、17歳で北向道陳、ついで武野紹鴎に師事し、師とともに茶の湯の改革に取り組んだ。(中略)
利休はさまざまな
新しい試みを茶道に持ち込んだ。楽(らく)をはじめとする職人を指導して好みの道具を作らせるとともに、みずからも茶室の設計、花入・茶杓の製作など道具の製作にも熱心であった。紹鴎の時代にあってもまだ煩雑であった茶会の形式をさらに簡略化するとともに、侘び道具を製作・プロデュースして、多くの支持者・後継者に恵まれたことが、利休を侘び茶の完成者と言わしめる由縁である。
Wikipedia 上記には「わび茶(草庵の茶)の完成者」とありましたが、この後載せる韓国起源説への反論でも別の人を「わび茶の創始者」としています。
「茶道の祖の千利休」という書き方は誤解を招くと思います。書くのであれば「韓国が茶道の祖とみなしている千利休」などでしょうね。
(追記;考えてみると「茶道の祖の千利休」は韓国の主張をそのまま書いた部分であり、以下で「茶道の祖」へも反論しているようなので、Wikipediaの書き方はこれでいいのかも)
肝心の韓国起源説への反論はこちら。
茶を飲む習慣は遣唐使により中国から伝えられたものという説が有力であり、茶を飲む行為を哲学や教養や総合芸術にまで高めた茶道という文化は室町時代に体系化した日本起源のものであり、韓国の「茶禮(タレ)」とは全く関係がない。
日本における茶を飲む(喫茶)の習慣は渡来した当時はそれほど普及せず、一度は廃れてしまったが鎌倉時代になって禅宗が広まったのをきっかけとして復活した。茶の栽培もその時期に普及し、茶を飲むと言う習慣は一気に広まった。室町時代に入ると為政者層の間では単に茶を飲むだけではなく茶の産地を当てる闘茶が流行ったり、唐物(中国由来)の茶器を珍重する風潮が生まれた。しかしそれと時を同じくして博打や華美を否定し、茶を通じての精神的交流の重要性を説く村田珠光(1422年または1423年~1502年)のような人物も登場する。村田珠光はわび茶の創始者だと考えられており、彼の主張する茶会の作法はその後安土桃山時代に完成されている。
現代も続く日本の茶道は当初から完成されていたものではなく時代を通じて変化し、洗練され今に至ったものなのだが、「新羅の礼法がそのまま取り入れた」と言う主張はそのプロセスを完全に無視している。また、その「新羅の礼法」が如何なるもので本当に実在したものかどうかも明らかではない。
千利休の祖父の千阿弥の阿弥号の出自はそもそも朝鮮半島とは無関係である。
茶道の韓国起源説は看過できません。
こんな映画を支援する企業なんかロクなものじゃないですね。怪しい企業だと思った方がいいです。
で、この件について探していたら、産経新聞もヨイショする記事を書いていたのを見つけました。産経新聞は中国叩きは大好きですけど、やはり韓国にはそうでもないのかも。
「利休にたずねよ」 原作の山本兼一さん 海老蔵に託した秘めた情熱 - MSN産経ニュース 2013.12.6 09:13 櫛田寿宏
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131206/ent13120609160005-n1.htm ダメだろう、これ推薦しちゃ…。
あと、これ、タイトル見てわかるように原作者さんへのインタビューなのですが、ご本人も満足そうです。ひょっとしたら、原作からこんな感じなんでしょうか?
で、アマゾン見たらやはり原作から反日でした。こりゃ、産経新聞もわかっていて推薦していますね。(発売日は2010/10/13です)
利休にたずねよ (PHP文芸文庫)
5つ星のうち 1.0 ただの韓流 2013/12/11
千利休の時代に朝鮮から女の人?唐辛子って日本から朝鮮出兵で朝鮮半島に渡ったんですよね?なんでこの時代の韓国人が唐辛子を求めるんですか?しかも女の人が日本にきた理由が拉致とか、失笑ものですね。秀吉が南蛮と断行したのは南蛮の人身売買が原因なんですが、その秀吉のそばに朝鮮から拉致され売られた姫がいるって変ですよ
これってフィクションですよね?フィクション以前のファンタジーではないですか?史実をもとにしてるにしてはあまりに歴史考察がお粗末すぎます。このレベルで史実をもとにしたフィクションを名乗れるのはラノベか漫画くらいですよ(中略)
買ったことすら後悔です。こんなものが直木賞なんて、直木賞も価値が下がったものです。どこかからお金でも貰ったんでしょうか
出版される本ってのは数多あり、その中にこういうフィクションがあるってこと自体は別に構わないと言うか、仕方ないし自由だと思うんですけど、この作品を世の中に広く知らしめようとみんなで頑張っているってのは解せないですね。
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