2014/1/16:
●日本に慣れすぎた外国人は、写真を撮るときにはピースサイン
●信号の色は青でなくて緑、マルバツサンカクを使いだす…など
●玄関がビニール傘だらけになる、包装が多いことに疑問がなくなる…など
●「長く住んで日本に慣れすぎた外国人」としての最終形態の行動とは?
●日本に慣れすぎた外国人は、写真を撮るときにはピースサイン
2014/1/16:
長く住んで日本に慣れすぎた外国人の行動 握手をしながらお辞儀などの続き。
乾杯の音頭をじっと待つ、そうするあなたは日本人:日経ビジネスオンライン 岡田 英雄 2013年10月23日(水)で出てきた例文を、私が適当に翻訳したものです。
<写真を撮るときにはピースサイン(Vサイン)>
「大人でもしますよね」とは、記事作者の弁。発祥はヨーロッパなんですが、広範に普及したのは日本です。ピースサインの話はおもしろかったので、
海外で変わるピースサイン(Vサイン)の意味 くたばれ・侮辱・大便などでも書いています。
Wikipediaによると、経緯ははっきりしないものの、1960年代末の全共闘で学生達がピースサインをしている姿をテレビで見て真似たのではないかという説や、サインはVの影響という説、1972年に井上順がコニカのカメラのCMでアドリブでピースサインをしたのを真似たのはないかという説などがあるとのこと。
とりあえず、少なくとも1970年代から見られ始めたというのは確実。その後、1980年頃から小学生を中心に、遠足や修学旅行、運動会などの盛り上がっている場面での写真撮影でカメラを向けられると「ピース」と言ってピースサインをするのが急速に広まりました。ここに「peace」、つまり平和の意味はありません。
その後、「ピース」と発する事は減った一方で、楽しさを表現する行為としてピースサインは完全に定着。さらに「撮影される準備が整いました」という意味合いも持ち始めます。現在では、撮影する側が言っていた「はい、チーズ」が減り、撮影される側がピースサインを作った時が撮影するタイミングである場合が多いとされていました。
さらに、写真・動画撮影時に留まらず、日常生活の中でも、物事がうまく進んで成功した時などの喜びを表すポーズとしてもよく使用されると書かれています。「でも私は写真でもしないな」と思ったものの、ここ10年くらいはそもそ写真に映る機会がなかったことに気づきました。
また、日本の影響により、現在では香港や台湾、韓国などの若い世代でも写真撮影の際にピースサインを行うことが定着しており、中国などでも認知されつつあります。さらに、今回の投稿と関係する欧米においても、「日本アニメなどの影響で、日本におけるピースサインの意味自体を知る者も少なくない」とされていました。
●信号の色は青でなくて緑、マルバツサンカクを使いだす…など
<信号が青か緑かと話しているのを聞いて、当然「青だ」と思う>
色の話はおもしろいですよね。これは国によって差が出てきます。あと、信号と言えば、外国人が大喜びの
渋谷スクランブル交差点の海外の反応は~とウォーリーをさがせ!という話もうちではやっていました。
<エクセルで良い・悪い・中間を表すのに、◯×△を使い出す>
これが日本だけと知って驚愕し、ブログ初期に書いたはずなのですが、検索しても見つからず……。(2019/07/19追記:その後、
マルバツサンカクの意味は日本だけ?海外・英語圏では意味が逆になる場合も 「マル」と言うと「良い」ではなく「悪い」の意味で書きました)
<母国のコーヒーショップで「アメリカンコーヒー」と注文する>
アメリカンコーヒーという呼び名は、日本にしかないそうです。
<テレビで一番出来がいいのはコマーシャルだと思う>
これはちょっと他と雰囲気違いますかね? 日本のテレビコマーシャルが優れているという話です。ただ、コマーシャルは印象に残るものの、何の宣伝であったかはイマイチ覚えていないという本末転倒な話でもあるようです。
●玄関がビニール傘だらけになる、包装が多いことに疑問がなくなる…など
<ビニール傘を何度でも失くす。いつの間にか玄関がビニール傘だらけになる>
「ゴミの分別など日本人はエコロジーにすごくシビアなのに、あの傘の無駄は一体なぜ?」と不思議なようです。その後、
日本は世界一傘を持っている国 外国人は独特のビニール傘に驚きという話も書きました。
<4層に包まれている包装を見ても、何の不思議にも思わない>
<個別包装のジャガイモを何気なく買う>
ビニール傘といっしょで、過剰包装もエコじゃないですね。
<旅行の支度をするときに、スーツケースにお土産分のスペースを残す>
お土産を買わなくちゃいけない…というのは、日本人独特の習慣なんでしょうか。
●「長く住んで日本に慣れすぎた外国人」としての最終形態の行動とは?
<(アメリカ人限定)7月4日が何の日であったかは覚えていないが、7月7日が何の日かは知っている>
7月4日というのは、アメリカの「独立記念日(インディペンデンス・デイ)」。1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日です。単に「7月4日」("Fourth of July")とだけ言うことも多いとのこと。
独立記念日には各地でパレード、バーベキュー、ピクニック、野球などのイベントが開かれます。また独立記念日恒例の打ち上げ花火は1777年以来の伝統行事。独立記念日に限ったことではないが、アメリカ国内では祝日の前後数日間、乗用車などの高額な耐久消費財も含めて多くの店舗が特売を実施する日でもあるそうです。(
Wikipediaより)
<電車で外国人を見て、「あっ、ガイジンだ」と思う>
ここまで来ると、「長く住んで日本に慣れすぎた外国人」としては、既に完成していますね。最終形態な感じです。
【本文中でリンクした投稿】
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長く住んで日本に慣れすぎた外国人の行動 握手をしながらお辞儀など ■
日本は世界一傘を持っている国 外国人は独特のビニール傘に驚き ■
渋谷スクランブル交差点の海外の反応は~とウォーリーをさがせ! ■
海外で変わるピースサイン(Vサイン)の意味 くたばれ・侮辱・大便など ■
マルバツサンカクの意味は日本だけ?海外・英語圏では意味が逆になる場合も 「マル」と言うと「良い」ではなく「悪い」の意味【関連投稿】
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