2023/10/02:
一部見直し
●猫の豆知識10選 タウリン不足で失明、ケーキを楽しめない味覚など
2014/1/28:ブックマークを整理していると、<ネコに関する17個の知っておいて損はない豆知識 - GIGAZINE>というページが出てきました。全部引用するとあれなので選んで、うちではキリよく10個。胡散臭かったり、へーと思わなかったのものは除いてみます。
http://gigazine.net/news/20100414_17_thing_about_cat/1.猫の前足には指が5つあるが、後ろ足には4つしかない。
<ネコは前足と後ろ足で指の数や肉球の配置が異なっています。多指症という奇形が頻繁に見られ、後肢に5本、あるいは前肢に6本というようなネコもよく見られるそうです。ちなみに前肢・後肢に7本づつ、合計28本の指を持つネコがギネスブックに記載されています。>
2.猫は甘さを感じることができない。
マジで!? これはびっくり。"猫は甘さを認識することができないため、ケーキなどをあげてもおいしいと感じることはない"と説明があります。ところが、猫用のケーキってのも世の中にはあるんですよね。甘さはどうなんでしょうね。一方、ためになるなぁと思ったのは、この後の説明部分でした。
<アミノ酸に対する反応は強く、特に苦味を強く認識するため、酸っぱいものや苦いもの対しては敏感になっています。これはアミノ酸が腐敗したときの苦味を強く感じることによって、腐肉を食べることを避ける役割を担っていると考えられています。>
3.ネコのくぐり戸はニュートンが発明した。
これは本当ですかね? いかにも俗説という感じがしますが、おもしろかったので採用。"ニュートンの伝記の中でニュートンが親猫のために大きなくぐり戸、子猫のために小さなくぐり戸を作ったことが記載されているそうです"が、それが最初かどうかは調査が必要です。
4.ネコは人間が認識することができる光の6分の1の光の強さでも認識できる。
猫のすごさではあるのですが、"夜中に突然フラッシュをたいて写真撮影すると失明する危険性がある"そうです。
5. ネコはアイドリングしているディーゼルエンジンと同じくらいのスピード(1秒に26回)でゴロゴロとのどを鳴らす。
超高速ゴロゴロ。でも、本当にそんなにゴロゴロしているんですかね?感覚的にはそうでもないです。
6.吸って吐く間に喉頭を通り過ぎる空気がゴロゴロというノドの音を鳴らしている。
ゴロゴロ関係ということで、順番を変更してここで紹介。ただし、この説明は元ネタがそう書いているというだけで、実際のところ明確な答えは出ていないみたいですね。こういう風に結構身近なもので謎が残っているってことあるんですよ。おもしろいです。
7.高音であるネズミの鳴き声を聞くことができる。
元ネタは"ネズミの会話を聞き取ることができる"だったのを修正。ユーモラスに書いているのかもしれませんが、他と整合性が取れません。ネコの可聴周波数は60Hzから65kHzとされており、これはネズミなどが発する高音に反応するよう適応したためと言われているそうです。
8.左右の耳を別々に動かすことができる。
元ネタは上の説明でしたが、おもしろかったので別枠で。でも、犬なんかも片耳だけ下げているのを見かけますから、意外でもなかったでしょうか? "左右の耳を別々に動かすことができるため指向性が強く、音源の場所をかなり正確に特定することができる"と説明がありました。
9.タウリンを取らないと失明する。
"タウリンはネコの必須栄養素とされており、タウリンが多く含まれるイカやタコはネコが好む"とありました。「じゃあ、どんどんとあげるといいのね」と思うとそれは間違い。"イカやタコは消化が悪く多量に摂取すると消化不良を起こしてしまうため、注意が必要"とのこと。難しいですね。
というか、以前
「猫に鰹節」はむしろ猫にとって危険で、煮干しも体に悪い 魚は本来食べない動物?で、水嫌いの猫が魚なんて獲らないでしょという話が出てきました。その考えで行くと、イカやタコもいっしょです。人がいないとき猫はどうしていたんでしょう?
下書き時はここで終わっていましたが、気になったので補足。
Wikipediaによると以下の通り。
<ネコはタウリンを合成する酵素を持っていないため、ネコにとっての重要な栄養素といえる。このためキャットフードにはタウリンの含有量を明記したものが多い。ネコではタウリンの欠乏により拡張型心筋症が生じる。ただし、ヒト、トリ、ネズミなどは体内で合成できる。ヒトの生体内ではアミノ酸のシステインから合成される。>
検索していると猫がベジタリアンになれない理由などともあり、要するに他の動物から摂取することでタウリンを得てきたのでしょうね。イカやタコから摂取しなくても良いのです。まあ、間接的な摂取する…となると、不確定なところもあり、欠乏するリスクがあるかもしれませんけどね。
ただし、今の飼い猫は話が簡単で特別な配慮は必要ありません。
キャットフードのWikipediaによると、"本来肉食性である猫はタウリンなど必須栄養素が多い。市販のキャットフードはそれらを含んでおり、その他のペット用の飼料は主食として猫に適さない"とありますので、キャットフードにタウリンが入っているようです。イカやタコで消化不良の問題もこれで解決しました。
10.ネコは時速30マイル(時速約48km)で走ることができ、人類最速のウサイン・ボルトより速い。
"ウサイン・ボルトは時速27マイル(時速約43km)、チーターは時速75マイル(時速約120km)で走"るんだそうな。猫速いですね。実際には今のところ全然早くないのですが、以下の紛らわしいタイトルの日経新聞の記事を思い出しました。四足走行世界記録保持者であるいとうけんいちさんの記事です。
・二足より速い? 四足走行で狙う100m世界新記録(2013/11/13 3:30)
<人間は二足で走るよりも四足、つまり両手両脚を使った方が速く走れる。そう僕は考えている。それは自分自身がこの10年間、四足で走ってきた実感である。僕は四足走行で100メートルを17秒23で走る。(中略)
08年、初めてギネス世界記録に認定され、「四足走行世界最速男」として知られるようになると、競走を挑んでくる人も現れる。短距離走の選手はじめこれまで50人ほどと対戦したが、100メートルを走って負けたことはない。(中略)
あすの大会では16秒台を出すつもりだが、すると7年後には100メートルを9秒台で走ることも夢ではない。東京五輪で金メダルを取るのは僕だと本気で思っている。
人類の四足走行の歴史はまだ始まったばかりだ。その可能性にみんなが気づけば、「普段は二足で生活し、急いで走るときは四足」という人が現れてくると思う。そして500年後ぐらいの五輪では、すべての短距離選手が四足で走っているのでは。いや、必ずそうなっていると僕は確信している。(=)>
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO61738570Y3A021C1BC8001/?df=2 最後は変な話になっちゃいましたが、本来は猫の不思議な話でした。今回も一つ未解決なものがあったように、まだ猫でわからない行動などは多く残されています。謎多くミステリアスなのも猫の魅力の一つですね。
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