米国:下院外交委員長、慰安婦像に献花
毎日新聞 2014年02月01日 18時31分(最終更新 02月01日 18時51分)
【ロサンゼルス堀山明子】米西部で初めて慰安婦碑が設置された昨年7月以来、国会議員が訪れたのは初めて。(中略)
ロイス氏はカリフォルニア州選出の共和党議員で、元慰安婦への謝罪と補償を日本政府に促す決議(2007年7月に下院可決)の原案を提案した6議員の一人。(中略)
この日は、7年前に決議案が下院に提出された日で、ロイス氏は「歴史的な日にここに来られてうれしい。碑は過去に何が起きたかを認め、(元慰安婦を)癒やすものだ」と少女像の意義を強調した。また、碑を巡る日韓間の論争について報道陣に対し「これは人権問題だ」と述べた。
http://mainichi.jp/select/news/20140202k0000m030030000c.html
法案提出議員の一人であるブラック議員(共和党)は採決前の演説で「国際機関が名称を定めた当時、日本に支配されていた韓国民の声は聞き入れられなかった」と法案への支持を訴えていたそうです。(デイリースポーツより)
米で「東海」併記の法案可決/デイリースポーツ online 2014年1月24日
http://www.daily.co.jp/society/main/2014/01/24/0006658622.shtml
なお、最近多いアメリカは左派の民主党だから日本に冷たい…という主張が現実を見ていないものであることは、上記の議員が共和党議員であることからもわかります。記事で"圧倒的賛成多数で可決した"という書き方をしていた通り、この法案は"超党派の支持を得て"いました。
田岡俊次さんによれば、安倍晋三さんがアメリカで危険視されだしたのは、"2002年9月に小泉首相が訪朝し金正日総書記と会談、「平壌宣言」で日朝の国交正常化や「核問題に関する全ての国際的合意の順守」(すなわち核開発の中止)などを決めた直後から"だそうです。(中略)
なお、アメリカが日本に冷たいのは、「オバマ大統領だから」「民主党政権だから」みたいな声がありますが、当時は共和党のブッシュ大統領(1期目)のことです。
また、"G・W・ブッシュ大統領(息子)はシンガポールのリー・シェンロン(李顕龍)首相が訪米した際"、陳水扁台湾前総統のことを何と"「ザット・バスタード」(あの野郎)と言い続け"たそうです。中国と関係が深いシンガポールに気を使ったのでは?と書かれていましたが、"民主党のオバマ政権が親中的、と見る人が多いが共和党の時代から一貫した政策"としていました。
東京裁判批判に不快感示す 故・米共和党重鎮の書簡全文 - 47NEWS(よんななニュース)
【ワシントン共同】米共和党の重鎮だったハイド元米下院外交委員長(故人)が在任中の2005年と06年、当時の加藤良三駐米大使やハスタート下院議長に、小泉純一郎首相の靖国神社参拝への懸念を伝えた書簡の全文が1日、明らかになった。東条英機元首相らA級戦犯を裁いた東京裁判批判に対し「歴史の審判は明白だ」と強い不快感を示し、首相以外の閣僚による参拝にも「遺憾」を表明していた。
ハイド氏は共和党下院議員を16期32年務め、拉致問題解決に向けた日本の取り組みを支援した。
2014/02/01 19:15 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014020101001830.html
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