●良い認可外保育施設もあれば悪い認可保育園も…単純ではない
2023/09/06追記:<悪い認可保育園と良い認可外保育施設(無認可保育所) 認可の意味>というタイトルで書いていた投稿を見直しながら少しずつ再投稿。タイトルがわかりづらいと思ったので、<良い認可外保育施設もあれば悪い認可保育園も…単純ではない>に変更しました。
2014/2/9:最初に紹介するのは、認可外保育施設(無認可保育所)が悪いというイメージ通りの話。ただし、この話を書いている記事のタイトルは<保育園、「認可なら安心」は間違いだった>(日経新聞 2014/2/6 6:30 ライター 内藤智子)ですので、話はそう単純ではありません。
<0~1歳児を中心とした40人の園で保育士が3人しかいないこと自体、違法だ。認可外保育施設の規定は、児童福祉施設最低基準第33条2項が基準になっている。
乳児3人につき保育従事者1人、1~2歳児は6人につき1人が最低基準。少なくとも、わが子が通っていた当時はその条件を満たしておらず、違法だった。>
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0402Q_U4A200C1000000/ この認可外保育施設はマジでひどかったところ。衝撃的なのは預けた子どもが、"笑わなくなり、しゃべらなくなった"ということです。前回読んだ話だと確かクレームをつけるまで親が迎えに行くときですら放置状態だったということでしたから、保育士の数以前に意識が低いところだったのだと思われます。
実はこの保育施設は区役所に紹介されたところ。区役所紹介なのに…ということではなく、区役所の女性も「あの保育園なら空いている」理由を知っていたのではないか?と作者は予想。作者は知らずに預けましたが、知っている人はいくら空いていないからといってこういうところには預けようとしません。
預けた子どもが、"笑わなくなり、しゃべらなくなった"ようなところで、子どもの成長に悪影響なために、次が決まる前に退園を決定。次に入れたところもやはり認可外保育施設でした。ところが、こちらはたいへん良かったため、「認可外保育施設は悪い」とは一概に言えないことがわかります。
<20畳ほどのマンションの1室に20人弱の子どもがいて、見学のときは「こんな狭い場所はいやだな」と思った園だった。でも、その後何度か空きを確認しに電話したときもとても親身に受けてくれて、息子の名前も覚えてくれていた先生。「慶太くんに会えるのが楽しみです!」という言葉に再び涙した。(中略)
実はそのC園は、保育園問題に悩んだお母さんが始めた園。規模は小さくても、子ども20人弱に対していつも5~7人のベテラン先生がいて、毎日公園にお散歩へ行き、手作りの給食やおやつを食べ、造形やダンスを楽しむ。温かくて本当に安心して息子を預けることができた。連絡ノートにも、慶太がその日にできたことを毎日びっしり書いてくれて、毎日読むのが楽しみだった>
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