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若者が草食化して留学生減少は嘘 本当に草食だったのは~~年代


2010/5/21:
●若者が草食化して留学生減少は嘘 減っているのはアメリカだけだった…
●「留学生獲得合戦」でアメリカが負けただけというのが現実?
●日本も「留学生獲得合戦」に参加しているがその必要性は?
2019/10/07:
●海外留学生の推移を見ると、本当に草食だったのは~~年代
●本来なら「いまのは若者は肉食化している」と言うべき?


●若者が草食化して留学生減少は嘘 減っているのはアメリカだけだった…

2010/5/21:米大学の日本人学生の数は、なんとこの10年で約4割も減少しているんだそうです。こりゃ一大事…ということで、2010年4月11 日付けのワシントン・ポスト紙が「かつて米国の大学に惹きつけられていた日本人学生が、内に籠もるようになった」という題の記事で分析。その理由を景気悪化と日本人の草食化としています。

 そのうち草食化については、日本の最近の若者はリスクを避け、自分の世界で満足しようとする傾向があるとし、「日本に行ったとき、学生や教育者から、日本の若者が内向きになっており、冒険をするよりも快適な国内にいるのを好むようになっていると聞きました」というハーバード大学のファウスト学長のインタビューを載せています。

 しかし、これはアメリカだけを見た話であり、おもしろいことに海外へ留学する日本人の総数は1998年以降は8万人前後で推移しており、減っていないのです。つまり、アメリカへの留学だけが極端に減っているということです。
(日本人の米国留学 10年で4割減少の理由 2010年04月17日 J-CASTニュースより)


●「留学生獲得合戦」でアメリカが負けただけというのが現実?

 これについて、日本留学生支援機構の担当者は、まず同じ英語圏であっても、アメリカ以外の他の国の方が魅力が高い可能性を指摘。

「例えば、オーストラリアは留学生受け入れキャンペーンをかなり熱心にやっていました。元々米国は留学費用が高めですし、同じ英語圏であればどこでもいい、という流動的な層が他の国に動いている可能性はあります」

 さらにこうした留学生争いは英語圏に限らず、激しくなっていることを指摘していました。要するにアメリカが魅力で負けたってことでしょうか…。 

「最近、世界各国の潮流として、『留学生獲得合戦』というのがあります。韓国は特に積極的に留学生を受けて入れています。どこの国も留学生を多く受け入れて、優秀な学生には国内に残ってもらい、将来の国力としたいと考えています。ネットを見れば留学先に関する情報は色々手に入りますし、かつて米国だけだった選択肢が増えたのではないでしょうか」


●日本も「留学生獲得合戦」に参加しているがその必要性は?

 さて、以上は海外の大学が日本人留学生を獲得する話でしたが、逆に日本の大学が外国人留学生を獲得する際にも当然「留学生獲得合戦」というものはあるでしょう。

 日本人にお金かけずに外国人にお金使うなんて…という気持ちは私もわかりますが、留学生獲得に関してはもっと日本は力を入れても良いと思います。

 今は「大学全入時代」と呼ばれていますが、私はみんながみんな大学に入る必要などないと考えています。実際自分自身の大学時代を考えてみても全然真面目に勉強していませんでしたし、大学に入る日本人がみな優秀だとは限らないのです。

 それだったら優秀な外国人留学生を獲得するのにお金を使った方が役に立ちます。実際、私の知っている外国人留学生は熱心で優秀でしたし、卒業後は日本国内の難しそうな研究機関に入っていました。

 私みたいな熱心でも優秀でもない学生を補助するよりは、その方がお金の使い道としては良いと思います。


●海外留学生の推移を見ると、本当に草食だったのは~~年代

2019/10/07:日本人の海外留学生は減少ではなく増加 | 流転三昧によると、「日本人の海外留学生が減っている」の元ネタはOECD(経済協力開発機構)の調査だそうです。

 ただ、この時点でかなり「若者が草食化して留学生減少」のイメージと異なります。OECDによると、2016年の日本人の海外留学生は5.6万人で、ピークの2004年の8.3万人からは大きく減っているというの確か。ただし、これは1990年代と同程度の水準。

 そして、1992年より前から見ると、2016年の方がむしろ高い数字なのです。さらに言うと、1980年代は2万人程度で現在の留学生数が圧勝。本当に「草食」だったのは、1980年代ということになり、かなりイメージと違うでしょう。


●本来なら「いまのは若者は肉食化している」と言うべき?

 ただ、日本人の海外留学生は減少ではなく増加 | 流転三昧のメインは別の話。そもそも独立行政法人日本学生支援機構の調査だと、減っているどころか増えているとのこと。調査を開始した2009年以降2017年まで右肩上がりです。

 なぜ異なる結果となったのかはちょっとよくわかりませんね。日本学生支援機構の調査では2017年に10.5万人とOECDによるとより多くなっており、短期留学を含めるか否かではないかとパッと見考えてしまいます。ところが、2009年に比べ、2016年はすべての留学期間階層で増加。長期間の留学も増えているので、どのような見方をしても減っているという事実はないようです。

 また、少子化を考えると、さらに留学生増加の度合いがすごいのではないか?という視点も。18歳人口比では2009年の3.0%が、2016年に8.1%というえらい伸び方になるとされていました。となると、「いまのは若者は肉食化している」と言わなくちゃいけないと思うのですけど、中年・高齢者の方はそういうことを言いたがりません。差別的ですね。


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