2022/08/11追記:
●むしろ昔の方がタバコが嫌われてた?嫌煙バッジがバカ売れする 【NEW】
PASUS V6S Mk-2 アイコス互換機 iQOS互換機 本体 加熱式タバコ 加熱式電子タバコ 電子タバコ パス ブイシックスエス マークツー マーク2 V10 連続 吸い チェーンスモーク 振動 最新 コンパクト
●愛煙家「タバコの権利と自由失った」「喫煙者専用店認めて」と提訴
2021/09/11:飲食店などの屋内を原則禁煙とする改正健康増進法により、喫煙者が居場所を失い、精神的苦痛を被ったのは違憲として、東京都在住の61歳の男性が、国に200万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたそうです。代理人弁護士は、喫煙の自由を求める訴訟は珍しいと説明しているといいます。
<訴状によると、改正法施行前は、飲食店で喫煙しながら食事できたが、全面施行された昨年4月以降はほぼ不可能になった。喫煙者自体が社会から排斥されるべき存在のようなメッセージが国から発せられて、個人としての尊厳を傷つけられたと主張した>
(愛煙家「居場所失った」と提訴 改正健康増進法めぐり 東京地裁 9/10(金) 14:58配信 時事通信より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/190d022257b3aaacfed10a836fd85b2dcd68e70c
提訴後に都内で記者会見した男性は「喫煙を楽しみながら食事する権利を完全に剥奪された。受動喫煙の回避は大前提だが、喫煙者専用の店舗を設けるなど共生する方法があるのではないか」と訴えたとのこと。これ、後半は理解できて私もアリだと思うのですが、前半の「喫煙しながら食事できる権利を失った」やその前にあった「尊厳を傷つけられた」は無理筋だと感じます。
というのも、今でも自宅では喫煙を楽しみながら食事する自由があるためです。なので、正確には「喫煙しながら外食する権利」だけが失われた…ということですね。ただし、「私有地ではできるが公共の場ではできないこと」は喫煙以外でもあるため、こうなると、かなり苦しい主張かな…と。可能性ゼロではないと思いますが、ちょっときつい気がします。
もっと言えば、将来的には私有地ですら制限される可能性もあるでしょう。というのも、たばこは「公害」や「禁止物質」「禁止薬物」的な観点の問題があるため。公害の場合、私有地でなら撒き散らしてOKとはなりません。また、健康被害が強いと判断された物質などなら、食品や嗜好品に使われることや摂取が制限されても不当ではないでしょう。
これら話はこの後紹介するネットの反応ではなかった視点でした。また、もう一つなかった視点が「海外ではどうなっているの?」という話。海外ではすでに飲食店で禁止されている地域があって、同様の裁判があり、すでに結果が出ているのではないか?と気になったんですよね。ただ、そもそも気にしている人がいない感じで、残念ながら情報がありませんでした。
●「それより受動喫煙しない権利を」「たばこ税で喫煙所作って」の声
ヤフーニュースで記事への反応を見てみると、愛煙家の訴えに賛同しないものが上位。<よく愛煙家は「タバコを吸う権利を尊重してくれ」と言うが、嫌煙家からしたら「タバコの煙(臭い)を吸わない権利を尊重してくれ」と言いたい>などが人気に。ただ、今回の人は「受動喫煙の回避は大前提」なので、違う話ですけどね。
1番人気は<自分もタバコを吸うが、時代の流れ的に仕方がないのかなと思う><未だに歩きタバコとかしてるやついるから流石に市民権は得られないと思う>という人の以下のコメント。また、その他の上位コメントもセットで紹介しておきます。「喫煙所にお金かけて」という声もありますが、これも今回の「喫煙外食する権利」とは結局異なりますね。
<喫煙席と禁煙席の分け方すらないお店は論外として喫煙席を別の店舗とすれば、法律上は喫煙可能な店舗ができるはずだけどコストメリットないしね 灰皿片付けるの嫌だったろうし、お店としても嬉しいだろうね>
<喫煙者ですが飲食店で全面禁煙になって良かったと思います。吸いたかったら喫煙所や自宅で吸えば良いだけです。(中略)もう少し喫煙所が増えたら良いなとは思いますがこのコロナ禍では喫煙所も感染リスク高いと思うので家で喫煙するのが一番だと思います>
<たばこ税できちんとした喫煙場所を整備するのは必要かと思う。締め出したら陰に隠れるように吸っている人が散見されるしマナーが悪い人が増えそう。たばこ税なんだから喫煙者に使用すべきところは使ったら良い>
<元喫煙者です。タバコには多くの税金が入っているので、その中から煙が苦手な人達に迷惑をかけない喫煙所の整備とかに充てて欲しいとは思います。駅周辺に喫煙所がないから周囲の公園とかで吸う人が多いと思うので、整備されればそこで吸うと思います>
●個人の自由を制限するのには慎重であるべき!意外に賛同の声も多い
はてなブックマークでも「自分がまき散らしてる煙の害には目を向けず、あたかも被害者であるかのように主張されてもなぁ」といった人気コメントはあります。ただ、こちらの方がヤフーニュースより「自由」に理解を示すコメントが多かったのが特徴。ただ、最初のとことで私が書いたような観点はあまり考慮されていないようなのですけど…。
<非喫煙者だが、行政が個人の自由を制限するのには慎重であるべきで、民主的手続きを経てその制限する範囲を定めるべきだと思っているので、こういう動き自体はあって然るべきだと思う>
<禁煙の店と喫煙可の店が両方あって選択可能であるべき、という話でしょ。実際に脱法店が溢れており、それなら店頭表示義務にして、選択可能な状態の方がいいように思う>
<お、反逆の始まりか。我々には不健康でいる自由があるはずだからな。自由主義国家をやっていく気がほんとうにあるのかこういうところで試されていくのだ>
<従業員が喫煙しながら接客する店に喫煙客が通うのまで潰してるから行き過ぎで不当だと思うよ。喫煙店に課税して減らして、非喫煙の客や従業員を受動喫煙から逃れて選べるようにする程度でいいはず>
<お、面白そう。偉いな。暇なのかな?私は吸わないので全く支持できないけど、自分の自由を求めて戦うのは良いかと思います。まあでも、空気を汚染する自由は認めたくないけど>
●むしろ昔の方がタバコが嫌われてた?嫌煙バッジがバカ売れする
2022/08/11追記:少し前の話なんでうろ覚えなんですけど、数十年前のエッセイを読んでいたら、近くで吸わないで!という「嫌煙バッジが売れている」みたいな話があってびっくり。最近は「喫煙者が迫害されている」「嫌煙家が多くなった」と言われるのとは逆に、昔の方が激しく嫌われていたのではないかも…と思います。
で、今頃思い出して検索してみると、どうも当時は嫌煙活動が一般的でなかった模様で、どうにかしようとして作成したもの。ただ、嫌煙バッジがバカ売れしたのですから、そういうことを言い出す空気でなかっただけで、実は潜在的に困っている人は多かったってことなのでしょう。セクハラやパワハラなどと似た状況です。
・
『禁煙・嫌煙権運動40年を振り返って』(禁煙ジャーナル編集長 渡辺 文学)民のためのがん治療の会<1977年の春「公害の絵本」作りに取り組んでいたコピーライター中田みどり氏が、狭いデザイン会社の煙害に耐えかねて「日照権」「静穏権」などの運動を念頭に、 人権問題としてタバコの煙を嫌うことも当然の権利では…という思いから「嫌煙権」というネーミングを創り出した時期でもあった。(中略)
中田みどり氏は、社長の藤巻和氏と相談してこの年の夏「嫌煙権バッチ」を作成した。 幼児とチューリップの花をデザイン化した直径5㎝の丸い金属に「嫌煙・タバコの煙が苦手です」というコピーを配し、 タバコの煙に悩んでいる人や消費者運動に関わっている人たちに買ってもらい、ささやかな意思表示を始めたのである。
しかし、単に胸にバッチを付けているだけでは、なかなか運動は広がらないことから、翌1978年2月18日「嫌煙権確立をめざす人びとの会」の結成を呼びかけ、 四谷駅前の小さな会場で設立総会を開いた。その日、中田みどり氏からいきなり司会・進行役を頼まれた。 当日、約60人の関係者が参加したが、多くのメディアも取材にきた。これが「嫌煙権運動」に積極的に取り組んだ最初だった。
当時のタバコを巡る社会状況は、文字通り吸って当然、捨てて当然の世の中だった>
PASUS V6S Mk-2 アイコス互換機 iQOS互換機 本体 加熱式タバコ 加熱式電子タバコ 電子タバコ パス ブイシックスエス マークツー マーク2 V10 連続 吸い チェーンスモーク 振動 最新 コンパクト
【関連投稿】
■
三次喫煙はデマ?感情論のトンデモという批判 否定する研究も存在 ■
タバコのパッケージの警告表示、実は逆効果で喫煙促進って本当? ■
肺がん患者の受動喫煙対策の意見に、国会議員がヤジ「いい加減にしろ!」 ■
全席禁煙の居酒屋串カツ田中と喫煙可ドトール、好業績はどっち? ■
たばこをポイ捨てする人の心理?コンビニ灰皿撤去で起きたこと ■
食べ物・飲み物・嗜好品についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|