私は、会見をすべて見ていたわけではありませんが(最初と最後のそれぞれ1時間程度)、非常に意外な方向に展開していると思いました。
調査委員会は、小保方さんに「ねつ造の能力はなかった」と考えているようです。あまりにも能力が低すぎて、意図的なねつ造を行うことはできなかった。ということです。今回調査された点については、「論文としては何の得にもならないような部分で、改ざんが行われている。むしろ行わないほうがよかった。」という発言がありました。つまり、小保方さんは論文に対して、明確な意図をもって改ざんする能力がそもそもなかった、ということです。
コンピューターで自動作成した論文を投稿するという事件が過去にあったそうですが、小保方さんはこのコンピューターのように、適当に改ざんした、ということです。小保方さんは、残念ながらコンピューター並みと、判断されてしまったようです。ある意味、「ねつ造した」と判断されるより、きつい判定と思います。
では誰が不正にねつ造したのか?
トンデモな人が、UFOは実在する、とか、盗用と創作だらけのトンデモ論文を書いたとします。それを、私(研究者)が面白がって、査読を通るように書き直して、共著で投稿したら通ってしまった。私はねつ造したのでしょうか? 科学者の倫理としてはアウトと思いますが、ねつ造とは違うベクトルの話です。「ねつ造」や「不正」なのか、という議論では捉えきれない方向での、倫理的問題を起こしたことになります。
ソーカル事件はねつ造とは違った問題と捉えられていると記憶しています。「盗用や改ざん」が、「不正やねつ造」とは違うベクトルで行われた、というのが、調査委員の見解と思います。
共著者の倫理観と責任は今後問われると思いますが、今回の中間発表ではそこまで踏み込めないでしょう。
私は、理研は逃げの会見を行うと思って見ていましたが、正直に話されていたと思います。これらが竹市さんの好印象につながっていると思います。
STAP細胞:理化学研究所の会見一問一答 2014年03月14日
Q 小保方さんは未熟と言うが、そういう人がなぜユニットリーダーになったのか。
竹市 私たちの研究室のヘッドとなる人は公募だ。書類審査と、どんな研究をし、今後何をしようとしているかのプレゼンで決める。STAPにインパクトを感じて採用したが、過去の調査が不十分だったことを非常に強く反省している。
http://mainichi.jp/feature/news/20140314mog00m040006000c.html
Q 論文発表の際のチェック態勢は。
川合 理研では所属長の許可を得て投稿する。科学者なので隅々までチェックするかどうかはケース・バイ・ケースだ。著者として参加している者は内容について責任をもつことが倫理的だ。今回は不注意としては多い。理研としては、全員に徹底した教育をしたい。
Q そもそも今回の論文、世に出る前に不自然な点がないか調査できなかったのか。
川合 科学論文は出版社との間でオープンになるまでは事実は外に漏らさないという契約がある。どれだけの人が検証するかだが、普通は共著者全員が確認するもの。ただ、今回それがなされていたかどうかは言い切れない。
STAP論文:「切り張りダメとは…」小保方さん謝罪 毎日新聞 2014年03月15日 08時20分(最終更新 03月15日 12時45分)
「似たようなことが起こっているのであれば、時代のなせる業、カルチャーが変わったなと非常に心配している」。ノーベル賞受賞者として研究の厳しさを知る野依理事長は険しい表情で述べた。【一條優太、斎藤有香、奥山智己】
http://mainichi.jp/select/news/20140315k0000m040154000c.html
STAP論文:神戸の理研センター長「取り下げやむなし」
毎日新聞 2014年03月13日 15時00分(最終更新 03月13日 17時24分)
(引用者注:竹市センター長は)00年の同センター設立からセンター長を務め、12年に小保方さんを研究ユニットリーダーに採用する際、研究内容を聞いている。先月上旬、毎日新聞の取材に「データに疑う余地はなかった。聞いた瞬間から信用した」と話していた。【斎藤広子】
http://mainichi.jp/select/news/20140313k0000e040201000c.html
トンデモな人が、(中略)トンデモ論文を書いたとします。それを、私(研究者)が面白がって、査読を通るように書き直して、共著で投稿したら通ってしまった。私はねつ造したのでしょうか? 科学者の倫理としてはアウトと思いますが、ねつ造とは違うベクトルの話です。「ねつ造」や「不正」なのか、という議論では捉えきれない方向での、倫理的問題を起こしたことになります。
ソーカル事件はねつ造とは違った問題と捉えられていると記憶しています。「盗用や改ざん」が、「不正やねつ造」とは違うベクトルで行われた、というのが、調査委員の見解と思います。
論文騒動の裏に“理研の利権争い”? | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 2014年03月16日 16時00分
元理研職員いわく「周りを見渡せば、東大や京大出身ばかり。小保方さんクラスなら年収約800万円ほどで、75%の家賃補助も出る。あと、私がいた当時、食堂のそばやうどんは75円でした(笑い)。至れり尽くせりです」。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/245127/
それが理研全体の名誉を著しく傷つける結果になっては元も子もない。「何でこうなったんだ!?」と激怒したのは、ほかでもない野依理事長で、この日の会見でも小保方さんを「未熟な研究者」と言い放った。
「本社の職員も、理研全体の問題とは認識しつつも、今回の神戸研究所には不満を持っています。あの野依理事長に頭を下げさせたのですから。芸能界で言えば、ジャニーズ事務所の人気タレントの後ろで踊っているジュニアの不祥事に、ジャニー喜多川社長が謝罪するようなものですよ」とは前出の元理研職員。
STAP細胞の真偽が最終的に「クロ」となれば、野依理事長の責任も問われかねない。理研は2015年4月に新設される特定国立研究開発法人の候補になっているが、それにも影響を及ぼす可能性が高い。
激震・STAP細胞:/中 予算獲得に勇み足 理研、ヒロイン作り上げ
毎日新聞 2014年03月16日 東京朝刊
理研は03年、ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏が理事長に就任した際、運営方針「野依イニシアチブ」を発表。最初の項目に「見える理研」を挙げた。一般社会での理研の存在感を高めるという意味だ。限られた科学技術予算を全国の研究機関が奪い合う中、「目立つ成果」は必須だ。理研経験者は言う。「理研は、組織として得か損かを基準に動く。膨大な予算獲得につながる成果と考えたのではないか」【須田桃子、斎藤有香】
http://mainichi.jp/shimen/news/20140316ddm002040054000c.html
実際、文科省は発表前からSTAP細胞論文の情報を把握し、下村博文文科相に説明していた。「今どんな政策ができるかすぐにあげてくれ」と下村文科相から命じられ、STAP細胞関連の研究費の検討が始まった。「予算獲得のチャンスだと思った」と、ある文科省幹部は明かす。そして1月30日、大々的に報道され、社会では再生医療の進展や「リケジョ(理系女子)」への注目が高まり、下村文科相は翌31日、STAP細胞研究への財政支援を表明した。「演出」ともとられる発表が、理研や文科省の「思惑通り」に世の中を動かし始めた。
CDBの研究者22人が14日、理研のホームページに「科学の公正性を回復、担保するあらゆる努力を払う」との声明を発表した。その一人は「今後、相当影響があると思う」と不安を口にする。CDBは今年、世界初のiPS細胞を使った臨床研究に取り組む。14日の会見で、理研幹部は「(今回の騒動の)影響はない」と話したが、CDBによると論文の疑惑が浮上後、中止になった視察も出ている。
【小保方氏問題 理研4時間会見詳報】 (2)「科学者としては非常に未熟」小保方氏をバッサリ 産経新聞
《14日、米紙ウォールストリート・ジャーナルの取材に対し、盗用が指摘されている博士論文について、「学位審査をパスした(最終的な)ものではなく下書き」と反論した小保方氏。記者からは、これまでの沈黙を破った小保方氏の現在の心境について質問が出た》
記者「小保方さんは、もしかしたら発言したいのではないか。この行動についてはどう考えているか」
川合真紀理事「本人の発言の自由を妨げることはできません」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031422180016-n1.htm
自宅引きこもり状態の小保方氏 研究仲間が食料運んで手助け 2014.03.19 16:00 ※女性セブン2014年4月3日号
3月14日に開かれた理研の会見でも、彼女の近況について質問が相次いだが、「(理研のある)神戸にいるはずだが、研究所には来ていない。相当、心身を消耗した状態だ」とだけ発表され、詳細は明かされなかった。
小保方氏の自宅マンションは職場である理研から電車で20分ほどの場所にある神戸市・三宮駅近くにある。彼女はここで、一歩も外へ出ず、引きこもりの生活を続けていた。
http://www.news-postseven.com/archives/20140319_246918.html
疑惑の小保方氏「24時間監視下」に | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社
精神状態の不安定さを示すように14日、米紙「ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)」に対し、小保方氏は理研に許可を取らずにメールを送っていたことも判明。WSJによると、小保方氏は早稲田大学に提出した博士論文の無断引用疑惑について「現在、マスコミに流れている博士論文は審査に合格したものではなく下書き段階のものが製本され残ってしまっている」とメールで回答したという。
会見で小保方氏の独断を知った川合真紀理事(研究担当)は「発言の自由を妨げることはできないが、調査中ということもあり、今はお答えしないでいただきたい」と不快感を表明。理研が入手している博士論文は「早稲田から直接入手しているので正本です。調査委員会も正本でやっています」(同理事)と、下書きという主張に首をかしげた。理研に無断で個人の見解を語ったことでも小保方氏の錯乱ぶりがわかる。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/245124/
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa 宮川剛 博士(心理学)
今回の件では残念なことがたくさんあります。その中でも最大のもののうちの一つが理研が責任著者に緘口令をだしてしまっていること。この段階で小保方さんのみならず笹井副センター長すらからも公式な説明がないのは大問題。理研のガバナンスのあり方がかなりまずいです。@RIKEN_JP
18:23 - 2014年3月12日
https://twitter.com/tsuyomiyakawa/status/443920184881840128
責任著者がコメントを出すのを差し止める一方で再現実験を継続させる、というのも全く理解にくるしむところです。コメントを出すのを差し止めるくらいの強い措置をとるのであれば、研究もストップしローデータや実験ノートの保全などに力を注ぐべきであったのではないでしょうか。@RIKEN_JP
18:24 - 2014年3月12日
https://twitter.com/tsuyomiyakawa/status/443920497097469952
(4)完 聴取時の小保方氏「心身ともに消耗した状態」 2014.3.15 00:02 (1/4ページ) 産経新聞
《小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらの会見がいまだに開かれていないことに対し、不満を持っているのか、記者はさらに追及を続けた》
記者「どなたが決定したのか。はっきりしてください」
川合真紀理事「調査結果を出すことを優先して、今そういう判断をしています。一方で本人たちが話したいということも理解していますので、(論文執筆メンバーが)外に出ても問題ないというように判断すれば、そういうような手続きをとります」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140315/scn14031500040000-n1.htm
TJO @TJO_datasci
このアメリカ人のSTAP細胞騒動にかこつけた日本人叩きのコメントをNature編集部が承認したという事実が既にヤバい。日本人はマニュアル人間で怠惰で責任も取りたがらない上に自分のアタマで考えない云々。抗議が必要なレベル。 http://blogs.nature.com/news/2014/03/call-for-acid-bath-stem-cell-paper-to-be-retracted.html …
19:06 - 2014年3月12日
https://twitter.com/TJO_datasci/status/443931101455593472
「小保方氏個人の問題だけではない」 教育の重要性指摘 2014年3月16日13時03分 朝日新聞
日本学術会議会長や、東京電力福島第一原発の国会事故調査委員会委員長を務めた黒川清・政策研究大学院大学教授は「日本の研究者は、次の世代の研究者をトレーニングすることの重要性をどこまで自覚しているのか心配になる。欧米では、どんな大学院生を育てあげたかで、教員の評価が決まる。小保方さんをスケープゴートに仕立てて終わってはいけない」と語る。
http://www.asahi.com/articles/ASG3H5JXMG3HULBJ002.html
分子生物学会、STAP論文「単純ミスである可能性は遥かに超えている」と声明 | マイナビニュース [2014/03/11]
日本分子生物学会は3月11日、理化学研究所が発表したSTAP細胞の論文に不自然な画像や記述がある問題に対し、理事長の大隅典子氏の声明を発表した。
声明では「今回の論文等に関しては、データ自体に多くの瑕疵(かし)が有り、その結論が科学的事実に基づき、十分に担保されているものとは言えない」とコメントし、「多くの作為的な改変は、単純なミスである可能性を遙かに超えており、多くの科学者の疑念を招いている」と強く批判した。
同学会は「Nature論文2報に関する生データの全面的な開示および同論文への適切な対応(掲載撤回、再投稿などを含む)」、「公正性が疑われるような事態を招いた原因に対する詳細な検証と報告」の2点を求めている。
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/11/428/
理研中間報告「肝心な部分が謎」…大隅教授不満
【ワシントン=中島達雄】STAP細胞の論文への対応を理化学研究所に求めてきた日本分子生物学会理事長の大隅典子・東北大教授は14日、「理研の中間報告は画像流用など肝心な部分の謎が解明されておらず、非常に残念。調査委員会の委員長が理研内部の人なのも不思議」などと、読売新聞の取材に述べた。
(2014年3月16日09時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140315-OYT1T00990.htm?from=y10
STAP検証で要望「調査委員長は理研外部に」
科学者の代表機関である日本学術会議の大西隆会長は19日、「STAP(スタップ)細胞」の論文問題に関する理化学研究所の調査委員会について、中立性を保つため委員長を外部に依頼するよう求める談話を発表した。(中略)
談話は、
〈1〉早期解明に向け、調査の日程を明示
〈2〉調査委員の職や立場を明かし、委員長を外部に依頼
〈3〉STAP細胞作製の真偽検証
〈4〉論文作成、発表における理研の管理体制を検証
――の4点を求めた。
(2014年3月19日21時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140319-OYT1T00858.htm
日本学術会議会長「STAP細胞の有無解明が必要」 2014.3.20 05:02 SANSPO.COM(サンスポ)
日本学術会議の大西隆会長は19日、「理化学研究所はSTAP細胞が作製できたのかという核心を解明することが必要」との談話を発表した。
http://www.sanspo.com/geino/news/20140320/sot14032003340005-n1.html
STAP細胞:理研「研究不正は小保方氏単独で」
毎日新聞 2014年04月01日 11時21分(最終更新 04月01日 12時18分)
新たな万能細胞「STAP細胞」の作製成功を発表した英科学誌ネイチャーの論文に多数の疑問点が指摘されている問題で、理化学研究所の調査委員会(委員長、石井俊輔・理研上席研究員)は1日午前、東京都内で会見を開き、研究を主導した小保方晴子・研究ユニットリーダーが「捏造(ねつぞう)にあたる研究不正行為を行ったと判断した」との最終調査報告を発表した。不正は小保方氏単独で行ったとしている。
http://mainichi.jp/select/news/20140401k0000e040205000c.html
時事ドットコム:STAP論文「なぜ」を問わずに組織防衛に走る「理研」 - Foresightコンテンツ-新潮社ニュースマガジン 塩谷 喜雄 科学ジャーナリスト
会見に同席した野依良治理事長は、論文には重大な過誤があると述べ、川合真紀・研究担当理事は、科学者の常道を逸脱していると指摘し、竹市雅俊・発生・再生科学総合研究センター(CDB)長は、重大な倫理上の問題があるので著者らに論文撤回を勧めたと明かした。理研幹部は一様に、不正という表現を使うことなく、容疑は「真っ黒」だと盛んに「ほのめかした」のである。
これを、日本を代表する高等研究所らしい口頭を使った高等戦術というのだろうか。それにしては、論文の筆頭著者である若い女性研究者を「未熟」と決めつけるなど、個人への非難はかなり直截で、“高踏”とは言い難い。
研究不正と公式に認めれば、組織としての理研も責任を厳しく問われる。一方、功を焦った1人の若い研究者の前のめりの「暴走」というストーリーを、それとなく世間に広げれば、組織への責任追及は甘くなる。理研幹部の結論先送りと「ほのめかし」に、そんなイヤーな構図を見て取るのは、考え過ぎだろうか。
http://www.jiji.com/jc/foresight?p=foresight_12701
STAP細胞:小保方さん処分は1カ月後 理研
毎日新聞 2014年04月01日 12時16分(最終更新 04月01日 12時24分)
調査委の最終報告では、小保方さんら論文著者らの処分については言及を避けた。理研の「科学研究上の不正行為への基本的対応方針」(2005年)によると、研究不正が認定された場合、懲戒委員会を経たうえでの不正認定を受けた研究者の処分▽研究費使用の禁止▽研究費の返還−−などの対応が取られる可能性がある。処分については、対象者の弁明を聞く機会などを設定するため、懲戒委の結論が出るまで1カ月程度はかかるという。
http://mainichi.jp/select/news/20140401k0000e040215000c.html
時事ドットコム:STAP論文、不正認定=「捏造」小保方氏は反論-理研調査委が最終報告
小保方氏は代理人弁護士を通じ、「驚きと憤りの気持ちでいっぱい。このままではSTAP細胞の発見自体が捏造と誤解されかねず、容認できない」とのコメントを発表。理研に不服を申し立てる考えを示した。(2014/04/01-13:09)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014040100056
STAP細胞:小保方さん「不正認定2点、承服できない」
毎日新聞 2014年04月01日 11時43分(最終更新 04月01日 11時58分)
小保方晴子・研究ユニットリーダーは1日、「驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。研究不正と認定された2点については、理化学研究所の規定で研究不正の対象外となる悪意のない間違いであるにもかかわらず、改ざん、捏造(ねつぞう)と決めつけられたことはとても承服できません。近日中に理研に不服申し立てをします。このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません」とコメントした。
http://mainichi.jp/select/news/20140401k0000e040208000c.html
画像を合成し「改ざん」と認定されたレーン3の挿入について
Figure 1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません。そもそも、改ざんをするメリットは何もなく、改ざんの意図を持って、Figure 1iを作成する必要は全くありませんでした。見やすい写真を示したいという考えからFigure 1iを掲載したにすぎません。
「捏造(ねつぞう)」と認定された画像の取り違えについて
私は、論文1に掲載した画像が、酸処理による実験で得られた真正な画像であると認識して掲載したもので、単純なミスであり、不正の目的も悪意もありませんでした。
上記2点を含め、論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。
【STAP細胞最終報告会見詳報(3)完】「論文全体の調査不可能」「150日でまかなえない」+(1/6ページ) - MSN産経ニュース 2014.4.1 17:26 (1/6ページ)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140401/scn14040117380008-n1.htm
《STAP細胞の最終報告会見で調査委員会と記者側の質疑応答が続けられている。記者の関心は、調査委の行った調査に不備はなかったかという点に集まる。ノートや研究データ、パソコンなどについて、どのように提出を求め、実際に何が確認できたのか厳しい質問が投げかけられる》
記者「実験ノートの提出を受けたのはいつか」
眞貝洋一委員(引用者注:独立行政法人理化学研究所 眞貝細胞記憶研究室 主任研究員)「3月19日です。いくつかの件に関しては小保方(晴子ユニットリーダー)さんにお願いをしていましたが、ノートをこちらに提出いただいたのは3月19日です」
STAP細胞:理化学研究所の会見一問一答 2014年03月14日 毎日新聞
Q 継続になっているのは不正の疑いが強いから継続なのか。捏造(ねつぞう)はあったのか。
石井 (小保方さんの博士論文記載の画像と同じとみられる)画像の取り違えについて(故意ではなくミスだとする)虚偽説明があるかどうかということだが、データを集めて客観的にヒアリングをしないと判定できない。既に実験ノート、作成日のデータがある画像が提出されている。これまでで完全に捏造というものはない。
http://mainichi.jp/feature/news/20140314mog00m040006000c.html
記者「(引用者注:調査項目は)なぜ6つなのか」
渡部委員(引用者注:渡部惇委員 渡部法律事務所 弁護士)「そのあたりの科学的な事柄については答えられません。当然のことながら調査期間をどこまで延ばすかということも関わってきます。おおよそ150日と規定されていました。その期間内でおおよそのめどでやるということ、どういう項目でやるかということもあります。全ての論点について疑義があるかどうかを全部調べるとなると、150日ではまかないきれないのかなと思っています」
STAP細胞:「不自然な画像」指摘受け理研が論文を調査 毎日新聞 2014年02月15日 04時30分
新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起=じゃっき=性多能性獲得細胞)」を作ったと発表した小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーら日米の研究チームの論文について、インターネット上で「不自然な画像データが使われている」と指摘があり、理研広報室は14日、外部の専門家も加えて調査を始めたと明らかにした。理研は「研究成果そのものに問題はないと考えている」と説明する。【須田桃子】
http://mainichi.jp/select/news/20140215k0000m040163000c.html
STAP細胞:小保方さん処分は1カ月後 理研
毎日新聞 2014年04月01日 12時16分(最終更新 04月01日 12時24分)
理研の「科学研究上の不正行為への基本的対応方針」(2005年)によると、研究不正が認定された場合、懲戒委員会を経たうえでの不正認定を受けた研究者の処分▽研究費使用の禁止▽研究費の返還−−などの対応が取られる可能性がある。処分については、対象者の弁明を聞く機会などを設定するため、懲戒委の結論が出るまで1カ月程度はかかるという。
http://mainichi.jp/select/news/20140401k0000e040215000c.html
【STAP最終報告会見詳報(2)】細胞は存在するのか?「われわれの範疇ではない」 募るいら立ち+(1/4ページ) - MSN産経ニュース 2014.4.1 15:00 (1/4ページ)
記者「2冊の実験ノートにはどのような記載があったか」
石井委員長「内容に詳しいものはなく、断片的なものなので、テラトーマのスライドと付き合わせて実験することはできない。日付も単発的だが、そのような実験が行われていたことは推測できた。また、われわれから見たら断片的な情報だとしても、研究した本人が見れば、そこからいろいろと思い出して実験を再現できるものかもしれない」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140401/scn14040115030007-n1.htm
記者「調査の中で、研究を証拠づけるだけのもの、物的証拠などはあったか」
石井委員長「科学的なことについては、まだまだ検証が必要な段階です。短期間では網羅できないので調査委員会はポイントを絞って、不正行為があったかどうかについて調べました」
《記者の関心は否が応にもSTAP細胞が本当に存在するのか、という核心に向けられる。なんとか答えを引きだそうとする記者に対し、調査委は「調査が必要」「われわれの範疇(はんちゅう)ではない」を繰り返す。双方ともにいらだちが募る》
【STAP細胞最終報告会見詳報(3)完】「論文全体の調査不可能」「150日でまかなえない」+(1/6ページ) - MSN産経ニュース 2014.4.1 17:26 (1/6ページ)
記者「2冊しかないと言われると、ノートは破棄したのではないか」
眞貝委員「出していただいたノートは2冊ということで、本当に全て2冊だけしかなかったかどうかは完全には把握していません」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140401/scn14040117380008-n1.htm
TJO @TJO_datasci
STAP事件調査の実験ノート関係続報「2年間でたったの2冊のみ」「日付の記載なし」「3月13日のロックアウト&3月14日の中間報告より後の3月19日に提出」これは提出された実験ノートには証拠能力がない+証拠隠滅の疑いがあると見るのが妥当では。警察だったらそう見るでしょ。
19:57 - 2014年3月31日
https://twitter.com/TJO_datasci/status/450829252066148352
Q 論文で書かれたことが本当に行われていたのかどうか。キメラマウスの元になった細胞が本当にSTAP細胞だったのか。受精卵の意図的な紛れ込みなど、理研が主体となって検証することは、事実の確認として重要だと思うが?
竹市 過去にさかのぼって調べることは調査委員会がやっているように、やれないことはないし、私が述べた声明文にもあるが、センターそのものになぜこの問題が起きたのかを検証したいと思っている、失われてしまった材料では検証はできないことが想像される。あいまいな結論を出すよりは、STAP細胞があるのか、検証した方が早い。近道であると思う。
Q ES細胞混入などSTAP現象の根幹は早急に調べ得るのか。
川合 指摘がどれほど確度あるかを調べる。竹市先生の研究と併せ最終的には報告できると思う。
Q 結果としてはリスク管理として謝罪が必要では?
野依 科学的に検証がされるべきで、機関の所属長が謝罪する必要はないと思うが。研究そのものについては著者が全責任を持つものだ。
Q 問題はない? 当初の発表について、iPS細胞よりも優れているという内容の会見は?
A 当初の発表は広報の誇張があったと思う。
Q ノートの記録のずさんな状態。データ管理は個人に任されていたのか。特許のバックアップ体制は。
川合 個人が管理しているのは理研のルールと違う。機関で管理するのが理研のルール。当然そういう運営がされていると思っていたが、徹底されていなかった。再発防止のところで、機関保管であることを徹底したい。
Q 今回疑義が上がり、すぐに研究室を封鎖しなかった。そのことが全容解明に影響を与えないか?
川合 予備調査の段階、調査初期の段階は非常に協力的だった。それで調査できるとの判断だった。PCを出すときには依頼を出しているが、それ以外は非常に協力的だった。13日以降は研究室の者は出ていて、鍵は事業所で管理していた。
Q 意図的な不正があったと、その動機を直接小保方さんには。
川合 直接は聞いていない。
Q 単純に見て、意図的なら名声を高めたかったのでは。
A 私も長いこと研究をしているが、新しい発見は非常に喜ばしい。ただ、新しい発見か確認することが研究者の責務。意図的に、そんなことで論文は通らないので、私には理解できない。
Q 生命科学で撤回された論文の4割が詐欺的論文だと。
野依 研究不正が行われる背景というのはたくさんある。研究費の獲得競争が非常に激しいのも一つ。若手が職を得るのも厳しい。インパクトファクターの高いところに投稿した人が評価されることもある。今回のことがそうかは分からないが、その思いはいろいろあるかと思う。
Q 野依理事長の責任は?
野依 理研で起こったことだから厳粛に受け止めている。責任者として管理運営に責任を感じている。場合によっては、しかるべき段階で対処しなければならない。現在、私がなすべきことは高い規範を再生させること。これを全うしたい。
小保方氏、STAP細胞「200回以上作製に成功」 2014/4/9 14:03 日経新聞
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは9日午後、STAP細胞の論文問題に関する記者会見で、新型万能細胞「STAP細胞」について「200回以上、作製に成功している」と述べた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL090OT_Z00C14A4000000/
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein
折からのきな臭い世情とあわせ、メディア・ファッショの危機感を覚える。一回一週間程度掛かるというSTAPの実験を200回以上成功させるというのは、ぶっ続けでやっても4年掛かる話だが、まだ着任してそんなに時間はたっておらずどうなっているか?という疑義を拝読。何一つ信用できない再確認。
0:29 - 2014年4月9日
https://twitter.com/itokenstein/status/453796901604048896
Yagurt Tomoaky @Tomoaky88
@itokenstein 工程が1週間なのであって、並行しての作業は可能なのでは? 但し200回以上という言葉の信憑性は曖昧ですね。
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein
@Tomoaky88 そんなに複数並行してラインが走るような実験か? ということが もうひとつのポイントでしょう。 この能力の人が さらに人使って複数でやってた?・・・
もにか姐さん @Rockhopper55
@Tomoaky88 @itokenstein 横から失礼します。平行して作業しようがしまいが、結果として出てきたものが記録されたもの、すなわち研究ノートが200回以上のもの実験結果を2,3冊程度の冊子に収めることは不可能だと思われます。
Yagurt Tomoaky @Tomoaky88
@itokenstein ユニットリーダーという職位では可能でしょう。 但し、理研自体が再現実験に成功していない以上、虚言の可能性は大きいとは言えます。
神戸新聞NEXT|医療ニュース|小保方氏会見(2)
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201404/0006849465.shtml
弁護士 最後のポイントだが、ここで問題となった画像。論文掲載の画像は、学位論文の画像を切り貼りしたはずという推論をもとに判断されている。それが前提になっているようだ。こちらで確認したら、学位論文の画像を切り貼りしたのでなく、パワーポイントのものを切り貼りしたものだ。理研としては、学位論文の画像と、文字の色や画像と文字の位置関係が異なるという点を指摘している。これを根拠に学位論文を切り貼りしていると言っている。
神戸新聞NEXT|医療ニュース|小保方氏会見(3)
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201404/0006849486.shtml
弁護士 ここで述べたいのは、間違って載った画像が何由来かということを十分に分かって掲載したわけではないということ。この画像の処理に関することが調査委の大きな根拠になっているわけだが、学位論文から持ってきたものでないということになると、調査委が言う捏造(ねつぞう)とする根拠は『重要な図だから間違わない』ということだけになる。
神戸新聞NEXT|医療ニュース|小保方氏会見(5)「自己流でやってしまい反省している」
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201404/0006849544.shtml
‐ねつ造と言われたものについて、ご自身から申し出られた。学位論文と非常に似た画像であるという指摘に対し、立証できるようなものを含めて説明を。
小保方氏 取り違えに気付いたのは2月18日と記憶している。気付いた段階でネイチャーと大学の…(沈黙)。すいません、少し考えを整理していいですか。載せたデータに間違いないか、すべてチェックした。生データがなかなか見つからなかった。古いデータまでさかのぼったら、気付いた。博士論文のデータを調べると、それにも載っていたので、早稲田大の先生に学位論文の投稿に用いるのが間違ったことでないと確認した。そして理研の上司に大変な間違いと報告した。間違ったのはネイチャー(引用者注:の論文?)だから、ということでネイチャーに問い合わせを出した。その後、調査委にも間違いを発見したと申し出た。投稿論文ではないので、調査委にそこまで報告する必要はないと判断した。
神戸新聞NEXT|医療ニュース|小保方氏会見(7)「実験ノートはもっと存在する」
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201404/0006849559.shtml
‐若山さんがいうにはSTAP細胞作成のマウスは、DNAを調べると違う系統だった。それはなぜか。
小保方氏 報道でしか見ていないが、論文に関係ない情報だ。
‐実験ノートは2冊だけだった。詳細なノートが存在するのか。
小保方氏 はい、最終報告の中では3年で2冊となっているが、実際にはそんなことはなく、もっとノートは存在する。理研提出のノートが2冊だった。
‐それは求められればすぐに出せるのか。
小保方氏 はい。
‐真剣に取り組んできたが、なぜこのようなことになってしまったか。いま生じている疑問は晴らせるか。
小保方氏 私は学生のころから、いろんな研究室をわたり歩いてきた。研究の仕方が自己流でここまで走ってきてしまった点は、不勉強であり、私の未熟さで、情けなく思っている。今回の疑義に関しては、第三者的な観点からの証明を弁護士にお願いしているので、晴らせると信じている。
‐STAP細胞が確立すれば人類への貢献が大きいが、論文についてのマナーや誹謗(ひぼう)中傷が問題になっている。本来はSTAP細胞があるかどうかの問題を深めるべきだ。これについてどう思うか。理研が再現性を確認するが、この実験には小保方さんは入らないのか。
小保方氏 研究を前に進めたいという強い思いから発表した。それにもかかわらず、私の不勉強、未熟さのせいで研究内容以外のところに注目が集まってしまい、どんどん研究が遅れていることが、本当に情けなく、支えてもらった方に申し訳なく思っている。再現実験に参加するかしないかは、理研から何の連絡も受けていない。どういう体制で再現実験が組まれるのかも分からない。未熟な私に、もし研究者の今後があるのなら、このSTAP細胞がだれかの役に立つ技術にまで発展させていくという思いを貫いて研究を続けていきたい。
神戸新聞NEXT|医療ニュース|小保方氏会見(9)「論文撤回は正しい行為ではない」
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201404/0006849570.shtml
‐小保方さんは1月28日から、公の場に姿を現さなかった。研究集中のためというが、姿を現さなかったのはどういう理由か。どのような思いだったのか。
小保方氏 この論文に関し、たくさんの疑義が上がる中で何度も私の口から説明させてほしいと言ってきたが、理研が、それは適切ではないという判断で、きょうまで発表できなかった。申し訳なかった。
‐説明したいという意思は伝えたか。
小保方氏 はい、伝えた。
バナメイエビ @banameiebi
小保方さんの会見の場所がバナメイエビを食品偽装した新阪急ホテルというのはレベルの高いジョークなんやろな。
#小保方さんを救うためのとんち
0:38 - 2014年4月9日
https://twitter.com/banameiebi/status/453799013611868160
所沢駅前で「STAP細胞は存在する! 小保方晴子氏の守護霊が激白」という看板を立てて冊子を配ってる人がいた。今日も所沢は平和です。 pic.twitter.com/5SuSMXAKpC
https://twitter.com/holy12blue/status/453793300516855808
小保方さん耳聞こえてるじゃん
21:42 - 2014年4月8日
https://twitter.com/myozurim/status/453754748173160448
畠山理仁 @hatakezo
小保方晴子さんは第三者による再現実験を「できた人がいる」と記者会見で発言。しかし、カタセ記者から研究者の名前を聞かれると「公の場で個人名は出せない」と。出せば有力な情報になるのだから、事前にご本人に了承を求めてから記者会見に臨めばよかったのではないか。
0:17 - 2014年4月9日
https://twitter.com/hatakezo/status/453793813274714112
@hatakezo 「できた人がいる」っていうのであれば聞かれるのは少し考えればわかることなのに この方の話し方って細かな所にたくさんの曖昧さがあり疑問がわいてきますよね 普通に考えて、会見の前に打ち合わせはするものですし 結局、なにがしたかったのかよくわからない会見って感じです
理研優遇法案を先送り STAP問題で政府与党 2014年3月29日 02:00 沖縄タイムス
政府、与党は28日、世界最高水準の研究を目指す「特定国立研究開発法人」(仮称)に理化学研究所を指定して優遇する新法案について、閣議決定を当初予定の4月中旬から先送りする方向で調整に入った。STAP細胞の論文問題をめぐる対応を見極める必要があると判断した。安倍政権が成長戦略の一環とする法案は、6月22日に会期末を迎える今国会中の成立が困難となった。
自民党行政改革推進本部が27日の幹部会合で対応を協議。出席者からは「理研を特別扱いする政策に国民の理解が得られるのか」などの意見が相次ぎ、閣議決定の前提となる法案了承を当面見送ると確認した。(共同通信)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=65774
STAP論文最終報告書「踏み込んだ内容に」 理研:朝日新聞デジタル
最終報告書には4項目についていずれも結論が盛り込まれる見通し。政府関係者は「踏み込んだ内容になる」と話した。(中略)
理研広報室によると、小保方ユニットリーダーら論文の著者は出席する予定はないという。下村博文・文部科学相は3月20日の閣議後会見で、4月中旬までに最終報告をまとめるよう、理研に求める考えを示していた。
http://www.asahi.com/articles/ASG4101WVG30ULBJ02P.html?iref=comranking_realrank01
2014年4月1日
独立行政法人理化学研究所
研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について
昨日3月31日に「研究論文の疑義に関する調査委員会」より最終報告書の提出があり、受理致しました。
研究論文の疑義に関する調査報告書(全文)
研究論文の疑義に関する調査報告書(スライド)
http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140401_1/
(1-2)論文1:Figure 1i の電気泳動像においてレーン3 が挿入されているように見える点。
調査結果
小保方氏と笹井氏の連名により提出されたFigure 1i の元になったゲルの写真の電子ファイルと実験ノート類及び同図の作成経緯と方法の書面による説明、並びに両氏からの個別の聴取内容を精査した結果、Figure 1i の図は2 つのパルスフィールド電気泳動ゲルを撮影した2枚の写真に由来する加工画像であることを確認した。(中略)
評価(見解)
論文に掲載された画像が、2枚の別々に電気泳動されたゲルの写真から作成された合成画像であることは、画像の詳細な解析から間違いない。この論文で重要な役割を持つFACS-Sorted Oct4-GFP 陽性細胞群2 つに由来するサンプルが泳動された2 つのレーンを含む複数のレーンの画像を、意図的に且つ軽微とは言いがたい約1.6 倍の倍率で縦方向に引き伸ばした画像に、ポジティブコントロールの役割を持つ1 つのレーンをコントラスト調整して配置することで合成している。加えて、当該1 レーンの貼り付け操作において、科学的な考察と手順を踏まないでT 細胞受容体遺伝子再構成バンドを目視で配置していることなどは、2枚の異なるゲルのデータをあたかも1枚のゲルで流したかのように錯覚させるだけでなく、データの誤った解釈を誘導する危険性を生じさせる行為である。
(中略)研究者を錯覚させるだけでなく、データの誤った解釈へ誘導することを、直接の目的として行ったものではないとしても、そのような危険性について認識しながらなされた行為であると評価せざるを得ない。T 細胞受容体遺伝子再構成バンドを綺麗に見せる図を作成したいという目的性をもって行われたデータの加工であり、その手法が科学的な考察と手順を踏まないものであることは明白である。よって、改ざんに当たる研究不正と判断した。
(1-5)笹井、小保方両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1:Figure 2d, 2e において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像と酷似する点。
調査結果
2 月20 日に笹井氏と小保方氏より、修正すべき点についての申し出とこれに関する資料の提出を受けた。申し出の内容は、論文1の脾臓の造血系細胞から作製したSTAP 細胞からの分化細胞並びにテラトーマの免疫染色データ画像の一部(Figure 2d 下段中央の1枚とFigure 2e 下段の3枚)が、実際には骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像であること、正しい画像に訂正することを考えているという2点であり、提出された資料はこれらの画像のファイルであった。(中略)
その後、論文1の画像は、小保方氏の早稲田大学における学位論文に掲載された画像と酷似することが判明した。上記の申し出の際、これらの図が小保方氏の学位論文に掲載されたデータから得られたものであるとの言及はなかった。笹井氏と小保方氏の両氏より、学位論文のデータは、学術雑誌への投稿論文に使用することが可能と理解していたため言及する必要はないと考えていたとの説明を受けた。(中略)
評価(見解)
小保方氏が学位論文の画像に酷似するものを論文1に使用したものと判断した。データの管理が極めてずさんに行われていたことがうかがえ、由来の不確実なデータを科学的な検証と追跡ができない状態のまま投稿論文に使用した可能性もある。しかしながら、この2つの論文では実験条件が異なる。酸処理という極めて汎用性の高い方法を開発したという主張がこの論文1の中核的なメッセージであり、図の作成にあたり、この実験条件の違いを小保方氏が認識していなかったとは考えがたい。また、論文1の画像には、学位論文と似た配置の図から切り取った跡が見えることから、この明らかな実験条件の違いを認識せずに切り貼り操作を経て論文1の図を作成したとの小保方氏の説明に納得することは困難である。このデータはSTAP 細胞の多能性を示す極めて重要なデータであり、小保方氏によってなされた行為はデータの信頼性を根本から壊すものであり、その危険性を認識しながらなされたものであると言わざるを得ない。よって、捏造に当たる研究不正と判断した。
なお、上述のとおり、画像の取り違えに関する笹井氏らの当初の説明には、不十分なものがあった。このような行為は委員会の調査に支障をきたす恐れがあり、真摯な対応が求められるところである。
確かに、小保方氏以外の調査対象者について、研究不正は認められなかったが、若山、笹井両氏については、シニアの研究者でありながら、上述したとおり、データの正当性と正確性等について自ら確認することなく論文投稿に至っており、そのため、過失とは言え、研究不正という結果を招いたものであって、その立場や経験などからしても、その責任は重大であると考える。
小保方氏の過激バッシング報道続々 文春「乱倫な研究室」新潮「捏造にリーチ!」 2014/3/19 17:54 J-CAST
同日発売の週刊新潮も刺激的だ。「捏造にリーチ!『小保方博士』は実験ノートもなかった!」と題した特集記事で、小保方氏の研究姿勢を問題視した。記事で紹介している理研関係者の話によれば、小保方氏は研究者にとって「命」ともいえる実験ノートをしっかり整理しておらず、実験で使った細胞切片もすぐに捨ててしまうなどずさんに管理していたそうだ。また、共同研究者のハーバード大学医学部教授、チャールズ・バカンティ氏の過去の業績も「怪しい」と指摘し、「エアSTAP細胞」の可能性を暗示する。
http://www.j-cast.com/2014/03/19199680.html?p=all
委員会では、実験ノートの記述や電子記録等から、上記各画像データの由来の追跡を試みたが、3年間の実験ノートとして2冊しか存在しておらず、その詳細とは言いがたい記述や実験条件とリンクし難い電子記録等からこれらの画像データの由来を科学的に追跡することは不可能であった。
論文捏造&研究不正 @JuuichiJigen
小保方氏の実験ノートについて。 *3年間の実験ノートが2冊しか存在なく、これらの画像データの由来を 科学的に追跡することはできなかった (小保方氏がノート自体を調査委員会に提出したのは、3月19日。)
19:31 - 2014年3月31日
論文捏造&研究不正 @JuuichiJigen
小保方氏は理研での研究用に私物のPCを使用しており、理研の調査委員会は強制的に押収できなかったとのこと。
https://twitter.com/JuuichiJigen/status/450822668443746304
STAP細胞:理化学研究所の会見一問一答 2014年03月14日 毎日新聞
Q 継続になっているのは不正の疑いが強いから継続なのか。捏造(ねつぞう)はあったのか。
石井 (小保方さんの博士論文記載の画像と同じとみられる)画像の取り違えについて(故意ではなくミスだとする)虚偽説明があるかどうかということだが、データを集めて客観的にヒアリングをしないと判定できない。既に実験ノート、作成日のデータがある画像が提出されている。これまでで完全に捏造というものはない。
http://mainichi.jp/feature/news/20140314mog00m040006000c.html
STAP細胞:「論文は不完全」理研幹部の一問一答(1)
毎日新聞 2014年04月01日 20時13分(最終更新 04月01日 20時51分)
Q 調査委員会の結論を急いだのでは? 法人改革の関係もあり、中途半端な幕引きをされたのではないか。
野依 そういうことではない。社会の関心が高いので、できるだけ早く結果を出していただいたが、それ以外の理由はない。
http://mainichi.jp/select/news/20140402k0000m040051000c.html
最終報告はもっと遅らせるのかな?と思っていました。しかし、ここに来て慌ただしく最終報告。全く他意はないのかもしれませんが、何しろ以下のようなニュースのあった直後ですのでいらぬ憶測をしてしまいます。理研優遇法案を先送り STAP問題で政府与党 2014年3月29日 02:00 沖縄タイムス
政府、与党は28日、世界最高水準の研究を目指す「特定国立研究開発法人」(仮称)に理化学研究所を指定して優遇する新法案について、閣議決定を当初予定の4月中旬から先送りする方向で調整に入った。STAP細胞の論文問題をめぐる対応を見極める必要があると判断した。安倍政権が成長戦略の一環とする法案は、6月22日に会期末を迎える今国会中の成立が困難となった。
自民党行政改革推進本部が27日の幹部会合で対応を協議。出席者からは「理研を特別扱いする政策に国民の理解が得られるのか」などの意見が相次ぎ、閣議決定の前提となる法案了承を当面見送ると確認した。(共同通信)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=65774
以前書いた理研の野依良治理事長、過去に3300万申告漏れ 脱税で追徴課税にや9割が税金の理研 報酬増要求の一方、高級家具カッシーナに1000万円の件もあって、理研は「特定国立研究開発法人」指定に必死なのかな?と思わせる行動です。まあ、考え過ぎかもしれませんけどね。
【STAP細胞最終報告会見詳報(3)完】「論文全体の調査不可能」「150日でまかなえない」+(1/6ページ) - MSN産経ニュース 2014.4.1 17:26 (1/6ページ)
記者「(引用者注:調査項目は)なぜ6つなのか」
渡部委員(引用者注:渡部惇委員 渡部法律事務所 弁護士)「そのあたりの科学的な事柄については答えられません。当然のことながら調査期間をどこまで延ばすかということも関わってきます。おおよそ150日と規定されていました。その期間内でおおよそのめどでやるということ、どういう項目でやるかということもあります。全ての論点について疑義があるかどうかを全部調べるとなると、150日ではまかないきれないのかなと思っています」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140401/scn14040117380008-n1.htm
STAP論文:理研の特定国立研究開発法人指定は先送り
毎日新聞 2014年04月01日 21時35分(最終更新 04月02日 01時04分)
文科省は、理研の「特定国立研究開発法人」指定のため、今回の論文疑惑について早期の決着を目指していた。(中略)理研も指定候補だが、STAP細胞の論文疑惑が世間の関心を集め、政府内からも理研の指定に「国民の理解が得られるのか」との疑問が相次いだ。
このため、文科省は4月中旬までの閣議決定を目指し、下村博文文科相は先月20日、理研に対して「4月中旬までに最終報告を出す」ことを要請。その結果、中間報告からわずか半月というスピードで、1日に最終報告が公表された。文科省幹部は「新法人指定を意識して、理研も頑張った」と語る。だが同日夕、下村文科相は理研の野依良治理事長と面会した際、「今月中(の閣議決定)は難しい」と告げた。【斎藤有香、大場あい、三木陽介】
http://mainichi.jp/select/news/20140402k0000m040101000c.html
文科省幹部は「STAP問題はタイミングが悪すぎる」と吐き捨て、別の幹部も「新法人の制度をつくろうと文科省が汗をかいたのに、最後に経済産業省所管の産総研だけが指定される事態は避けたい」と語気を強めた。
「レーバー(労働者)からリーダーへ」。昨年4月の同省の審議会で、野依理事長は、研究者が労働力としてではなく、研究を自ら主導できる環境を整える施策の推進を強く訴えた。山本一太科学技術担当相もその後の記者会見で「今の制度では、野依先生の言葉のような環境はなかなか生まれない。新しい研究開発法人が必要だ」と応じた。
国立研究開発法人(仮称)制度の在り方に関する懇談会について:文部科学省 平成21年11月21日
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/015/gaiyo/1291947.htm
有識者一覧(第1回~第6回)
第1回 11月13日
野依 良治 独立行政法人理化学研究所理事長
野間口 有 独立行政法人産業技術総合研究所理事長
柘植 綾夫 芝浦工業大学学長
第2回 12月8日
野依 良治 独立行政法人理化学研究所理事長
平 朝彦 独立行政法人海洋研究開発機構理事
岡﨑 俊雄 独立行政法人日本原子力研究開発機構理事長
児玉 敏雄 三菱重工業株式会社執行役員技術本部副本部長
米倉 義晴 独立行政法人放射線医学総合研究所理事長
第3回 12月11日
野依 良治 独立行政法人理化学研究所理事長
北澤 宏一 独立行政法人科学技術振興機構理事長
中村 栄一 東京大学大学院理学系研究科教授
五神 真 東京大学大学院工学系研究科教授
大垣眞一郎 独立行政法人国立環境研究所理事長
第4回 12月22日
野依 良治 独立行政法人理化学研究所理事長
角南 篤 政策研究大学院大学准教授
小倉 康 国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官
第5回 1月26日
野依 良治 独立行政法人理化学研究所理事長
丸島 儀一 金沢工業大学教授
佐々木 毅 学習院大学教授
笹井 芳樹 独立行政法人理化学研究所発生・再生科学総合研究センターグループ・ディレクター
第6回 2月4日
野依 良治 独立行政法人理化学研究所理事長
相澤 益男 総合科学技術会議議員
長岡 貞男 一橋大学イノベーション研究センター教授
青木 昌彦 スタンフォード大学名誉教授
中村 道治 産業競争力懇談会実行委員長、株式会社日立製作所取締役
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/015/attach/1292081.htm
日刊ゲンダイ|特定法人へシャカリキ 理研&文科省が怪しい“自民党詣で” 2014年4月4日
小保方論文を“捏造”だと発表した今月1日、野依良治理事長は下村文科相を訪ね、最終報告を伝えた。翌2日には自民党の会議(文部科学部会/科学技術・イノベーション戦略調査会合同会議)に出席していた。桜田文科副大臣も一緒で、「皆さまから意見を賜りたい」と頭を下げた。
「自民党の部会に独立行政法人の幹部が自ら出て行くなんてことは通常、あり得ません。普通は文科省の担当者が説明する。『特定研究法人』の指定は、自民党の了承という手続きを踏んでから閣議決定、法案提出へと進みます。野依理事長がわざわざ出向いたのは、『反省しています』という姿勢を見せ、自民党の批判を和らげようという狙いでしょう。文科省の役人と相談した上でのことです」(霞が関関係者)
この会議の後、野依理事長は、「組織的な問題や再発防止策を4月中にまとめる」と明らかにした。「4月中」というところに、なんとか今国会で法案を成立させたい文科省と理研の意向が透けてみえる。(中略)
「もともとこの法律は、理研と産総研(経済産業省所管の産業技術総合研究所)を特定研究法人に指定するためのものです。理研が外れることも、産総研だけの指定も想定されていません。文科省にとって理研はプライドの象徴。日本一の研究機関であり、産総研の後塵を拝することは絶対に許さないと思っている。臨時国会にズレ込んだとしても、指定は揺らぎませんよ」(元経産官僚の古賀茂明氏)
http://gendai.net/articles/view/news/149220
小保方氏会見:下村文科相「私も両方の感情」 毎日新聞 2014年04月11日 10時50分
STAP細胞の論文不正問題で、下村博文文部科学相は11日の閣議後記者会見で、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)による9日の記者会見について、「多くの国民から非常に好意的な見方と、(STAP細胞を)200回以上作製したことが本当かという疑問の声が上がっていると思う」と分析し、「私も率直なところ両方の感情を持った」と話した。
そのうえで、理研の指定を目指す「特定国立研究開発法人」の法案について、「理研の(調査などの)結果次第だが、今国会での成立に向けて全力で対応したい」と話した。【大場あい】
http://mainichi.jp/select/news/20140411k0000e040202000c.html
小保方論文問題 早期幕引きで浮上する野依理事長「辞任説」 2014年4月11日 掲載
もともと特定法人の構想は文科省と野依理事長が進めてきた。03年に理事長に就任した際に「野依イニシアチブ」を発表。巨額の科学技術予算を獲得するために、インパクトのある研究を良しとする現在の理研の“体質”をつくってきたのは、他ならぬ野依理事長だ。「目立つ成果」を求め過ぎた結果が「小保方論文」問題を招いた――との指摘も文科省は当然、承知しているはずだ。
http://gendai.net/articles/view/news/149422
理研や科学者以上に苛立っているのが文科省だ。「STAP細胞」騒動で、理研を「特定国立研究開発法人」に指定する法案の今国会成立が困難な状況となったからだ。
(中略)指定は「既定路線」とはいえ、菅官房長官は9日の会見で「(STAP)問題のメドが立たないうちは(法案の)閣議決定はしない」と明言した。ということは、騒動がこじれて法廷闘争――なんて絶対避けたいはずだ。そこで、霞が関で「早期幕引き策」として急浮上しているのが、理研の野依良治理事長(75)の“引責辞任”説である。(中略)
文科省も「組織として責任を取った」と、国会で法案審議の説明がしやすくなるのは間違いない。
中日新聞:理研改革委、提言は緊急策に限定 組織見直し困難:社会(CHUNICHI Web) 2014年4月13日 21時48分
STAP細胞論文の問題を受けて理化学研究所が設置した「研究不正再発防止のための改革委員会」の第2回会合が13日、東京都内で開かれ、緊急に実施すべき対応策に限定して提言をまとめることを決めた。
岸輝雄委員長が会合後の記者会見で述べた。1カ月をめどに作業を進め、理研の組織全体の見直しまで踏み込むことは難しいとの見方も示した。
岸委員長は、理研から1カ月程度で議論をまとめることを依頼されていると説明。議論の対象を緊急対応策に絞り、研究不正を防ぐルール作りやルールを運営する体制、広報の在り方などが論点になるとした。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014041301001677.html
世界変動展望 著者 @lemonstoism
小保方晴子氏の不服申立書を読みました。科学的、法的側面から意見を述べたいと思います。
まず小保方氏は弁明と防御の機会が不十分だった点を主張。
http://mainichi.jp/graph/obokata/20140408stap/004.html …
これは賛同します。調査はわずか約45日で他の事件と比しても早すぎます。
6:52 - 2014年4月8日
https://twitter.com/lemonstoism/status/453530919228301312
浅井文和認証済みアカウント @asai_fumi
#STAP細胞 問題。小保方晴子氏の不服申立書を読みました。私もそのとおりと思う指摘は「申立人への聴取が不十分」という点。理研規程には「弁明の機会を与えなければならない」と書いてある。他大学での事例でも、書面か口頭による「弁明の機会」を設けた後に最終報告書の決定という手順です。
6:46 - 2014年4月8日
https://twitter.com/asai_fumi/status/453529213983662080
論文捏造&研究不正 @JuuichiJigen
研究不正告発から調査結果発表までの期間
理研:約2ヶ月
東北大:約10ヶ月
東大セルカン:約3ヶ月~2年3ヶ月
獨協医大:約1年
名市大:約1年1ヶ月
東京医科歯科:約9ヶ月半-1年1ヶ月
三重大:約2年2ヶ月半
筑波大:約2年1ヶ月半
東大分生研(中間報告):約1年11ヶ月半
13:06 - 2014年4月8日
https://twitter.com/JuuichiJigen/status/453624978941153280
理研理事長 小保方氏解雇に慎重な姿勢 6月19日 20時50分 NHK
STAP細胞が本当に存在するのかを確かめる再現実験を巡っては、理化学研究所の、外部の有識者で作る改革委員会が、熟練した研究者の監視の下で、小保方リーダーに行わせるよう求めています。
この再現実験について、理化学研究所の野依理事長も、19日、報道関係者に対し、「小保方さんがやらないと決着がつかない」と述べ、STAP細胞の存在を主張している小保方リーダーが参加すべきだという考えを示しました。
そのうえで、野依理事長は、「懲戒解雇になれば実験に参加できない」と話し、小保方リーダーに対する解雇を伴う処分には、当面、慎重な考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140619/k10015356731000.html
小保方氏抜きで検証は不可能 STAP細胞で文科相-北海道新聞[道外](06/17 10:14)
STAP細胞論文問題で下村博文文部科学相は17日、「(理化学研究所研究ユニットリーダーの)小保方晴子氏がいなければSTAP細胞の検証をするというのはほぼ不可能に近い」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/545816.html
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