「ユニクロ」パート正社員化でブラック体質ひどくなる!?使い捨ては非正規よりむしろ正規 : J-CASTテレビウォッチ 2014/3/21 12:00
『朝日新聞』(3月20日付朝刊)が「ファーストリテイリングが、国内のユニクロ店舗で働くパートらの半分強にあたる1万6千人を地域限定で働く正社員にする方針を決めた」と報じている。ブラック企業の代表といわれるユニクロだから、企業イメージを何とかしたいための苦肉の策だろうが、朝日新聞も「どこまで待遇が改善されるかは分からない」としているように、ユニクロのブラックたる由縁は正社員に対する待遇のひどさなのである。
正社員の半分近くが入社3年のうちに辞めているのだ。共産党の調べによると、休職中の4割がうつ病などの精神的な理由だという。先日対談した山下芳生共産党書記局長は私に、ブラック企業の定義は「大量の新卒を正社員として採用し、長時間労働、過大な仕事を与え、長時間労働とパワーハラスメントで短時間のうちに若者の体と心を壊して大量に退職に追い込む。そういうやり方を前提にして利益を上げる企業」をいうのだと語ってくれた。
非正規を切り捨てるのではなく、正規社員をボロ雑巾のように使い捨てるのだから、ユニクロが正社員化を進めれば進めるほど、辞めたり精神的に追い詰められる若者が増えるだけだから、何の解決にもならないと思う。
http://www.j-cast.com/tv/2014/03/21199807.html?p=all
正社員がアルバイトになりたがるブラック企業[橘玲の日々刻々]| | ザイオンライン
ブラック企業は、終身雇用の代償として慣習化していたサービス残業などを利用して、社員を最低賃金以下で働かせています。(中略)
アルバイトは時間給ですからサービス残業はありません。そのうえ深夜勤は応募が少なく、アルバイト代は時給1200円程度まで上がっています。正社員と同じ仕事をアルバイトでやれば月収が1.5倍になり、場合によっては店長の年収を超えてしまいます。こうして、「正社員がアルバイトになりたがる」という不思議な現象が起きるようになったのです。
ブラック企業問題の本質は、「正社員は過剰に保護されているのだから会社の無理難題を受忍すべし」という日本的な雇用慣行にあります。“世界標準”の労働制度は同一労働同一賃金で、正社員と非正規社員の「身分格差」は差別であり、サービス残業は「奴隷労働」と見なされます。
http://diamond.jp/articles/-/37901
ユニクロ、"パート正社員化"へ2度目の挑戦 | 東洋経済オンライン
秦 卓弥 :東洋経済 記者 2014年03月24日
実は、ユニクロがこうした正社員化の方針を打ち出したのは今回が初めてではない。地域限定正社員制度は、人材確保を目的に契約社員と準社員を対象に2007年4月に運用を開始。制度の導入後1年間を目処に2500人、最終的に対象者5000人すべての正社員化を目指した。ところが、現在の地域限定正社員は約1400名に過ぎず、大きな乖離がある。
この理由をユニクロは、「正社員と同じく、繁忙期である土日の勤務や週40時間のフルタイム労働を求めた点に無理があった」(ファーストリテイリング広報)と振り返る。
http://toyokeizai.net/articles/-/33525
今回の正社員化の仕組みは、「詳細を今後詰めていく」と前置きした上ではあるが、「土日の勤務や週40時間の勤務時間は個別に事情を聞き対応する見通し」という。一人ひとり面談を行い、例えば「子供が小さいので17時まで」といった時短勤務や平日のみの勤務などの要望を受け入れる制度設計を検討している。
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