冒頭に追記
2022/03/25追記:
●ヴェルディでのパワハラ認定、S級指導者ライセンスを1年間停止 【NEW】
●楽天のヴィッセル神戸が永井秀樹氏を速攻で救済して炎上状態 【NEW】
●ヴェルディでのパワハラ認定、S級指導者ライセンスを1年間停止
2022/03/25追記:前回追記のヴェルディパワハラ問題報道の後、いろいろと話が出ていたのをまとめて紹介。まず、
東京ヴェルディ・永井秀樹前監督のパワハラ認定 Jリーグ 毎日新聞 2021/12/24 19:21(最終更新 12/24 19:21)ということで、パワハラは認定されています。
<サッカー・Jリーグは24日、J2東京ヴの永井秀樹前監督(50)の選手らへのパワーハラスメントを認定し、クラブに罰金100万円とけん責の処分を科したと発表した。永井氏は既に退任しているため処分はなかったが、Jリーグから報告を受けた日本協会がコーチング資格停止などの処分を検討する見込み>
ここで報じられていた「コーチング資格停止などの処分を検討する見込み」もそのまま実現。そして、その後、
J2東京V永井秀樹元監督、S級指導者ライセンス1年間停止 パワハラ行為認定 - J2 : 日刊スポーツ[2022年3月10日18時41分]という記事が出ています。
<日本サッカー協会は10日、パワハラ問題があったJ2東京Vの永井秀樹元監督について、Jリーグの監督に必要で、最上位のS級指導者ライセンスを1年間停止する処分を決めた。(中略)同ライセンスがなければ、Jリーグの監督を務めることはできない。
期間は21年12月24日から22年12月23日まで。また同協会が指定する研修と社会奉仕活動への参加も課された>
●楽天のヴィッセル神戸が永井秀樹氏を速攻で救済して炎上状態
問題はここから。
ヴィッセル神戸、永井秀樹氏が強化責任者に リュイス新監督を正式発表|スポーツ|神戸新聞NEXT(2022/3/21 18:07)という記事が出ていたんですよ。パワハラをした人は再就職してはいけない…ってことはないのですが、救済があまりにも早すぎてネットでは炎上していました。
<サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸は21日、昨季途中まで2部(J2)の東京ヴェルディを監督として率いていた永井秀樹氏(51)が強化責任者のスポーツダイレクター(SD)に就任すると発表した。
永井氏は東京Vでのパワハラで公認S級コーチライセンスについて1年間の資格停止処分を受けているが、フロント入りは可能という>
これはプロ野球の日本ハムで暴力事件を起こして無期限出場停止の処分を下されたはずの中田翔選手が、速攻で巨人に移籍して試合に出たことを思い出させます。このケースでは読売新聞系を中心にマスコミがなぜか美談化した報道を繰り返していて、さらにひどかったですけどね…。
あと、ヴィッセル神戸と言うと、三木谷浩史会長の楽天で、暴力事件を起こした大久保博さんをプロ野球の楽天イーグルスで重用した…ということも思い出させます。当時は例えば、
楽天監督に大久保博元氏 「過去の暴行は…」ファンから根強い反対もという記事が出ていました。
<西武の打撃コーチを務めていた2008年、知人への傷害容疑で書類送検された。この年、コーチを退任し編成部に転身した。
2009年には西武の2軍打撃コーチに復帰するも、翌年菊池雄星選手への暴行があったとして解雇。意見の食い違う選手を冷遇したり、そりが合わずに練習に出てこられなくなった若手選手もいたりしたという>
●東京ヴェルディ、永井秀樹選手43歳を獲得 なんと5回目の入団!
2014/4/5:
東京V 43歳永井秀樹を獲得!若返りに逆行も5度目の入団 ― スポニチ Sponichi Annex [ 2014年3月31日 05:44 ] という記事を見て驚き。永井秀樹ってまだ現役だったんだ!というのもありますが、5回目の入団ってのがすごい話ですね。
<J2東京Vが昨季までJFL琉球でプレーしていたMF永井秀樹(43)を獲得することが30日、明らかになった。(中略)
1992年に国士舘大を中退してV川崎(現東京V)入りした永井は、移籍を繰り返しながら97年、01年、06年と過去3度復帰して通算8年間プレー。今回は08年以来6年ぶり4度目の復帰、5度目の「ヴェルディ入団」となる>
Wikipediaで経歴を見てみましょう。もともと移籍が多い選手という記憶がありましたが、実際、かなり転々としています。「所属クラブ」は以下の通りで、めちゃくちゃ縦に長くなっていました。
1983年 - 1985年 大分市立明野中学校
1986年 - 1988年 長崎県立国見高等学校
1989年 - 1991年 国士舘大学
1992年 - 1994年 ヴェルディ川崎
1995年 福岡ブルックス (現 アビスパ福岡)
1996年 清水エスパルス
1997年 ヴェルディ川崎
1998年 横浜フリューゲルス
1999年 - 2000年 横浜F・マリノス
2001年 - 2002年 東京ヴェルディ1969
2004年 大分トリニータ
2005年 FC琉球
2006年 - 2007年 東京ヴェルディ1969
2008年 - 2013年 FC琉球
アビスパってブルックスだった時代ありましたっけ? 忘れてましたわ。プロ入り後では、今回のヴェルディ入団でのべ11チーム目ですね。複数回所属したのはヴェルディ以外にはFC琉球だけ。FC琉球は2014年はJ3参加ですが、永井秀樹所属の2013年のJFL。43歳ですが、J2クラブであるヴェルディへの加入はステップアップです。
●資金難のヴェルディ、永井秀樹選手はスポンサーのおまけで入団?
今のヴェルディは「急激な若返り方針」があるようで、今回の永井獲得は若返り方針に完全に逆行。しかし、「若返り方針」の他に「資金難」というのもキーワードであり、永井秀樹選手はこれにうまく適合したようです。よくわからないのですが、単に安い!どころではなく、逆にお金がもらえるといいます。
なにそれ?と思うでしょうが、記事では、<永井の加入を条件としたスポンサー(年間スポンサー料1000万円=金額は推定)がつくことになったため、クラブ幹部が獲得を決めた>との説明でした。永井秀樹選手を入れたらクラブにスポンサーになるよ…って話に見えますね。前代未聞な感じです。
というか、この説明だと永井秀樹を獲得!というよりは、スポンサーを獲得、おまけで選手がついてきましたという扱い。非常にお得な話ですし、仮に年俸が1000万以下なら選手獲得してむしろお金を貰えるという妙な話に…。永井秀樹選手にはよほど熱心なファン企業があるのでしょうか? 不思議な話。
このスポンサー企業の話ないかな?と感想を見てみると、永井秀樹選手獲得そのものを含めて概ね不評。何か永井秀樹さんのブログはもともと炎上系で、ネットでは評判が良くないみたいですね。43歳なのに、ツイッターで炎上しちゃう若者ばりに燃えていそうでした。若いです。
Ceron.jp - 東京V 43歳永井秀樹を獲得!若返りに逆行も5度目の入団 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
スポンサー料目当てとか・・・まじでヤバさ半端ない
金を引っ張って来るから獲得か…
良いのやら悪いのやら…
ヴェルディよ......
もうわがヴェルディはどうなっていくの
この一件で離れていくサポを考えると逆に高い買い物じゃないか…
永井兄のカネの雨降らせてる感がハンパないwwwレヴェルが違うってことですかね?(笑)
ブログ番長(炎上系)という知識しかない。
永井を加入させたらスポンサーつく契約って、どういう企業がつくんだろ?ってかヴェルディも迷走してる感じが・・・。
完璧に迷走してますな。選手達に不信感が生まれなきゃ良いけど。
http://ceron.jp/url/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140331-00000003-spnannex-socc
F1だとあるんですかね?「選手加入条件のスポンサーって、F-1みたいやな…」という感想も。広告価値の高い人気F1ドライバーってことなら何となくわかります。でも、永井選手ってのは不思議です。そして、結局、スポンサーはどこの企業かはわかりませんでした。
●永井秀樹選手と言えば弟も気になる…永井篤志は今どこに?
あと、山形にいた弟さんって現役なんだろうか?と
Wikipediaを見ると、こちらは引退されていました。2011年は兄弟揃ってFC琉球にいたみたいです。しかし、この年に引退でした。何気に同チームは初めて…かと思ったら、福岡ブルックス時代にも1年あったのか。最近サッカー視聴から離れていますが、いろいろとおもしろい話がありますね。
永井 篤志(ながい あつし、1974年12月23日 - )は、鹿児島県出身の元サッカー選手(MF)。
JFL・FC琉球のMF永井秀樹は実兄。(中略)
ユース経歴
大分市立明野西小学校
大分市立明野中学校
1990年 - 1992年 : 長崎県立国見高校
1993年 - 1994年 : 駒澤大学
プロ経歴
1995年 - 1998年 : 福岡ブルックス/アビスパ福岡
1998年10月 - 同年末 : サンフレッチェ広島 (期限付き移籍)
2000年6月 - 2006年 : モンテディオ山形
2007年 - 2010年 : ベガルタ仙台
2011年 : FC琉球
●ヴェルディ、永井秀樹獲得で逆に1600万円貰う スポンサー料2000万円のせい
2014/4/12:永井秀樹さんの件どうなったかな?と検索。結局、まだその謎のスポンサーがわからないんですけど、気になっていた永井秀樹選手の年俸はわかりました。前回は"仮に年俸が1000万以下なら選手獲得してむしろお金を貰えるという妙な話に…"と書いたんですが、マジでプラス。しかも、かなりのプラスです。(金額はすべて推定だそう)
東京V、永井獲得で2年2000万円の収入も自転車操業変わらず ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
永井の加入により2年総額2000万円のスポンサー料が入る予定で、永井に支払う400万円の今季年俸を引いた1600万円がクラブに入る計算だ。
[ 2014年4月7日 14:33 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/04/07/kiji/K20140407007930230.html
来年になって「ハイさようなら」というのもバツが悪いですから、アリバイ作り的に永井選手との契約は続けるでしょう。実質2年間で1200万円、1年間なら600万円くらいのプラスじゃないですかね? それにしたって、相当な儲けです。ヴェルディはそもそも他の選手もあまり給料もらっていないようです。"選手の年俸も一部を除いて240万円から480万円が中心"という記述もありました。これなら永井選手の400万円でもトップクラスでしょう。
●資金難のヴェルディ、選手の年俸が安い中で給料が高いお二人
仕方ないよね…と思ったのですが、"13年に招へいした三浦泰年監督(48)は年俸2500万円の3年契約"とのこと。監督はスター選手と比べると安く…というのは珍しくないのですが、逆に比較にならんほど選手より高いです。
というか、「三浦監督」って泰年さんだったのか。この記事は最初に「三浦監督」と書いて、後から「三浦泰年監督」と書いていたので、最初誰だかわかりませんでした。私も順番入れ替えているうちに文章が変になることはよくあるので、たぶんそういうミスでしょう。
私が「三浦監督」で思いついたのはコンサドーレ札幌、大宮アルディージャなどで監督を務めた三浦俊也さんだと思いましたが、泰年さんかー。年齢的には全然不思議ないですね。懐かしいですが、これは前述のような悪い話題での登場です。
さらに"永井の獲得を決めた羽生英之社長(50)"の"報酬もクラブ関係者によると年間1500万円近いと言われており、クラブ内には不公平感が広がっている"と記事では書いていました。"4月末に開かれる株主総会で羽生社長や三浦監督の責任が追及されるのは避けられない状況"とも。
若手中心の方針を翻しての超ベテラン選手の獲得でもありますし、二人に対する不信感が強いでしょうね。ネットでもヴェルディは終わった…という感想が多いです。
●永井秀樹選手のインタビューは炎上常連とは思えない爽やかさ
一方で永井選手のインタビューを見るとたいへん爽やかで、美談な感じに仕上がっています。ネットでの評判はたいへん悪く、性格の良くない選手という印象が定着しているようですが、そんなことは微塵も感じさせない記事でした。
43歳で古巣ヴェルディに復帰した永井秀樹「2020年東京オリンピックまでにJ1王者に返り咲く」 – サッカーキング 2014.04.07. 12:20
「自分が入団した1992年、読売クラブ(ヴェルディ)の当時のプレハブのクラブハウスの部屋の壁には“目指せ!! 世界を”というスローガンが 貼られてあった。子供の頃からの憧れのチームであった読売クラブ。ラモスさん、松木さん、ジョージさん、加藤久さん、都並さんら読売クラブのメンバーがサンバのリズムに乗って繰り広げるスペクタクルなサッカーに子供ながらに感動し、緑のユニフォームを着ることが子供の頃の夢であり、目標でした」
1992年、バルセロナオリンピック最終予選に出場し、本大会の出場権を取れなかった悔しさを胸に、帰国後、国士舘大学中退を発表し、読売クラブ (ヴェルディ)と契約。憧れの緑のユニフォームに袖を通した。
「当時の読売クラブ(ヴェルディ)は想像していた通りのハイレベルなチームでラモスさん、カズさんを筆頭に本物のプロ集団でした。日々の練習から 一切の妥協が許されず、毎日が戦い、熾烈な競争であり、週半ばの紅白戦などは、週末の公式戦をも上回る激しさでピッチ上が常に真剣勝負の戦争でした」
http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/180476.html
当時は読売クラブでレギュラーを取ることは、日本代表になるより難しいと言われていました。永井選手はそんな「読売クラブ(ヴェルディ)でプロサッカー生活をスタートし本物のプロ集団の中で培われたプロ意識が今でも自分にとっての大きな財産である事は間違いありません」と振り返ります。
そして、「数々のタイトルを獲得してきたチームの中でも、やはりヴェルディは特別な存在ですか?」との質問に以下のように答えていました。
「やはり特別な存在です。子供の頃からの憧れのチームであり、自分の母校のような、家のような、とにかく特別なチームです。J王者時代、 低迷期、残留争い、昇格への戦いと、トータル8シーズンプレーしてきました。良いときも悪いときも経験し、ヴェルディの良いところ、悪いところも 充分知っているつもりです。全てを踏まえた上で一番好きなチームであり最も思い入れのある特別なチーム、それがヴェルディです」
まあ、なんて爽やかな。ネットで炎上騒ぎを起こしている方とはとても思えません。
●企業の役員も兼任…ヴェルディブランドの再構築ヴィジョンを語る
あと、ヴェルディの再建に関しては、なかなか興味深い話をされていました。"ヴェルディブランドの再構築と、下部組織からトップチームまでのフィロソフィーの再確立と統一"がポイントとのこと。「フィロソフィー」というのは哲学のことで、具体的には以下のようなヴェルディのサッカースタイルのことを指しているようです。これはヴェルディブランドともほぼ同義と考えてよいでしょう。
<“ヴェルディらしさの拘り”技術的に優れ、尚且つ勝者のメンタリティを備え、勝利に貪欲な本物のプロ集団こそが本来のヴェルディです。常にボールを保持し、ゲーム の主導権を握り、美しく完璧に相手を翻弄し、観る人に感動を与えるべく楽しいサッカーをして勝つ>
ここらへんのビジョンの語り口はサッカー選手らしからぬものがありますが、前回紹介していなかったものの、実は永井秀樹さんって企業の役員なんだそうです。
Wikipediaには、"2007年、日本フットサルリーグのバサジィ大分の取締役兼スーパーバイザーに就任"とありました。
バサジィ大分のWikipediaは以下のような説明です。
バサジィ大分(-おおいた、Vasagey Oita)は、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟し、大分県大分市をホームタウンとするフットサルクラブチームである。
チームの概要
2003年にエスペランサとして創設される。2006年に九州フットサルリーグに優勝。2006年9月25日に運営会社の「大分スポーツプロジェクト」が設立され、同年11月に設立された日本フットサルリーグに8つの創立チームのひとつとして参加。チーム名をバサジィ大分に改名した。2007年9月23日に開幕したFリーグに参戦している。
取締役スーパーバイザーには、地元大分出身でJリーグで活躍した永井秀樹が就任。
チーム名はダジャレ的な感じです。<クラブマスコットは、猿をモチーフとしたバサル。チームカラーはオレンジ。チーム名のバサジィは、大分弁の「ばされー」「ばさねー」(すごい)と、「さじい」(俊敏だ)によるかばん語。大分県の名産品であるサバとアジの音も入っている>とのこと。「猿をモチーフ」ってのも「フット
サル」だからでしょうか?
フットサルは知っている選手いないだろうと思いつつ一応メンバーを見ると、 FC琉球で1試合見てすごい気に入った中村友亮選手がいました。153cmで当時日本で一番背の低いプロサッカー選手でした。小柄な選手らしくステップが細かく、キレのあるドリブルが好きでした。そうかぁ、Jリーグの方はやめちゃったのかぁ…。永井秀樹選手もFC琉球にいたので、その縁かな?と思いましたが、他にはいませんね。たまたまかもしれません。
最後に永井選手の方の話に戻ると、そのFC琉球時代に悪評が広まったというのがあります。ヴェルディは愛着あるとのことですが、フロントと揉めなくても他の方法で物議を醸すことはいくらでも可能ですからね。悪い意味でどうなるか注目されそうです。
●パワハラ疑惑が発生、今度は監督としてヴェルディでトラブル
2021/07/30追記:選手時代にヴェルディではビッグニュースとなるようなトラブルを起こしていなかったのか、目にしないのですっかり存在を忘れていた永井秀樹さん。今はさすがに引退されたようなのですが、ヴェルディの監督となってのトラブルが報じられていました。一方的な報道で事実かどうかは不明ですが、とりあえず、内容は相当ひどいです。
<名門・東京ヴェルディで相次ぐ選手の体調不良… 背景に永井監督の“吊し上げ”指導>(7/29(木) 5:59配信 デイリー新潮)によると、奈良輪雄太(33)が6月半ばからは練習も欠席。『サッカーを辞めたい』とまで話しています。チームが彼に事情を聞いたところ、“永井監督の指導”が大きな理由であることが判明したといいます。
「永井監督の指導は、とにかくネチッこいんです。選手からは“パワハラまがい”という声も出ています。練習前の普段のミーティングですら毎回1時間以上をかけるうえ、試合に負けるとなると不機嫌になって手がつけられません。試合でミスをした選手の動画を切り取っては繰り返し再生し、『昔のヴェルディなら許されない』、『ラモス瑠偉ならこんなプレーはしない』と怒鳴り散らす。ミスを指摘された選手は委縮するばかりなのです。ひとりの選手を30分ちかく吊し上げることもあり、しかも練習時に気に食わない選手がボールを持っても、掛け声ひとつかけません。結果、悪化しているクラブの雰囲気に、奈良輪は嫌気が差してしまったようなのです」(チーム関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4238c8ea936cde3a38c570339e154071859f6fc
5月23日に行われた磐田戦では試合中に左腕を骨折した山下諒也(23)を起用しつづけ、「激痛がある中で90分走った。誰もが同じ熱量で戦わないと」と永井監督が語ったこともあったとのこと。安倍元首相も同じような例を出して官僚に「君たちも頑張れ」と言っていたのですが、「怪我を押して出場」を美談にしちゃダメです。ブラック企業の考え方ですからね。
他にもスポーツ紙の記者が「昨年1月から永井監督に声をかけられ加入した井出遥也(27)は、チームに参加した直後の2月末から3月初頭にかけて精神の不調を訴え、高熱に悩まされるようになり、最終的には3週間ほどチームから離脱」という話をしていました。前述の通り、一方的な報道ですが、パワハラエピソード満載となっています。
この井出遥也の場合、当初は「監督のお気に入り」のはずだったものの、「シーズン前のテストマッチで監督に不満をぶつけたのを境に出場機会が減らされた。練習時にも監督から声を掛けられることはなくなり、一時は構想外に。監督のあまりの態度の変わりように困惑したことが、体調不良の引き金になったようなのです」と説明されていました。
●東京ヴェルディの代理人弁護士はパワハラを否定しない作戦に…
また、山本理仁(19)は前半終了後に交代させられた4月25日に行われたV・ファーレン長崎戦後のミーティングで吊し上げ。「理仁のプレーだけ何度も何度も映像を切り取って流し、『怠慢プレーをするなら決定機を3度は作れ』、『お前は(2018年Jリーグ最優秀選手で川崎フロンターレ所属の)家長じゃないんだ』と叱責」されたといいます。
「せっかく将来有望な若手なのに、1度のミスを何度も指摘されれば凹みますよね。この吊し上げのあと、山本は1泊2日で入院。理由は明かされておらず、また現在は復帰しています。ただ、もともと大胆なサイドチェンジが売りの選手でしたが、最近ではプレーも縮んでいる印象ですね」(スポーツ紙の記者)
なお、東京ヴェルディ株式会社の代理人弁護士は、「センシティブな個人情報、プライバシーに関する情報が含まれています。したがって、通知人としては、貴社からの質問への回答を差し控える」と説明していたそうです。問題が起きていることについて否定するのではなく、ノーコメントという回答でした。
ただ、以前湘南ベルマーレでは同様の問題が起きてクラブがパワハラ監督に味方したものの、大問題になって調査が入りパワハラが実際にあったことが公表されています。ヴェルディも変に隠蔽せず、事実ではないなら調査した上できちんと否定した方が良いでしょう。政治の問題もそうですが、隠蔽はイコール事実と考えざるを得ず、悪手です。
【関連投稿】
■
中東サッカーリーグの年俸 王族は気前よくフェラーリをプレゼント ■
世界一の金持ちリーグのプロスポーツ選手、引退後8割が自己破産 ■
文化・芸術・宗教・海外との比較についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|