オリンパス訴訟:内部通報報復 社員が再度救済求める 毎日新聞 2011年10月13日
上司の取引先社員の引き抜き行為を問題視して内部通報したところ、閑職に配置転換されたとして提訴した精密機器メーカー「オリンパス」社員、浜田正晴さん(50)が12日、オリンパスに警告・勧告を出すよう求め、東京弁護士会に2回目の人権救済申し立てをした。
1回目は09年3月で、今も結論が出ていない。訴訟では配転先での就労義務がないことの確認などを求め、東京高裁が8月、配転を事実上の報復人事と認める浜田さん側勝訴の判決を言い渡している(同社側は上告)。
リンク切れ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111013ddm012040059000c.html
弁護士会がオリンパスに警告 「報復配転は重大な人権侵害」(2012.1.27 19:57 産経新聞)
上司の不正行為を内部通報したオリンパス社員、浜田正晴さん(51)を不当に配置転換したのは「重大な人権侵害にあたる」として、東京弁護士会は27日、適切な部署に配置して業務を適正に評価するようオリンパスに警告した。浜田さんからの人権救済申し立てに基づくもので、法的拘束力はないが、警告は最も重い措置。
警告書によると、浜田さんは平成19年6月、上司が取引先社員の引き抜きを行っていると社内窓口に通報したところ、通報内容を上司らに伝えられ、専門外の部署に異動を命じられた。
東京弁護士会は「配転命令は報復目的だった」と認定。社外取引先との接触禁止命令や、病欠者と同等の成績評価について「継続的なパワーハラスメントで、人権侵害の程度は極めて重大」と指摘した。
浜田さんが配転の無効確認を求めた訴えについて東京高裁は昨年8月、公益通報者保護法に基づく社内規定に違反した不当配転と認定。オリンパス側に賠償を命じたが、同社側は判決を不服として上告している。
浜田さんは配転後、新人向けの教材を読むなど「浜田君教育計画」と題する業務を課されたが、今年に入ってからは孤立した席で、業務指示を一切与えられない状態だという。
浜田さんは警告後に東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、現状を「人間としてとても辛い」と吐露。「陰湿な見せしめは終わりにしてほしい」と環境改善を求めた。
オリンパス現法社長が死亡 インドで、自殺か 「ご迷惑をお掛けして…」と遺書
2012.2.21 11:36 共同通信
21日付のインド紙タイムズ・オブ・インディアは、オリンパス現地法人の内視鏡メーカー、オリンパスメディカルシステムズインディア社長の大森力さん(49)が20日、ニューデリー近郊グルガオンの公園で首をつって死亡しているのが見つかったと報じた。自殺とみられる。オリンパスは大森さんが死亡したことを確認したが、死因などは不明としている。
同紙によると、日本語の遺書2通が見つかり、1通は家族宛て、もう1通には「ご迷惑をお掛けしてすみません」などと書かれていた。地元警察当局者は、在インド日本大使館にも男性の遺体が見つかったと連絡。同大使館は「報道の内容は承知している」としたが、身元は明らかにしなかった。
オリンパスメディカルシステムズインディアは、インドにおける内視鏡など医療機器の営業拠点として2010年4月に設立された。(共同)
リンク切れ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120221/asi12022111380000-n1.htm
オリンパスが韓国法人社長解任 解毒か第二のウッドフォードか
2012年6月26日 週刊ダイヤモンド編集部
一連の損失隠しによる不祥事からの再生途上にあるオリンパスだが、その役員人事が再び波紋を投じている。
オリンパスは6月4日、本社執行役員で韓国法人の社長でもある方日錫(バンイルソク)氏を解任。6月15日には、「違法な職務行為があったことが社内調査で発覚した」と理由を発表した。
(中略)状況だけ見ると、まさに菊川氏の損失隠しを暴こうとしたマイケル・ウッドフォード元社長を解任したときと瓜二つということもあり、さまざまな憶測が飛び交っているのだ。
とはいえ、オリンパス関係者によれば、「今回の一件は韓国法人の内部告発に端を発しており、性質がまったく異なる」と否定。近いうちに方氏に対して法的措置を取るとしている。
再生途上で出てきた膿か、それとも第二の“ウッドフォード・ショック”なのか。国内外で事態の進展に注目が集まっており、ガバナンスの強化をうたうオリンパスからの一刻も早い詳細の公表と、真相究明が待たれる。
http://diamond.jp/articles/-/20569
内部通報者「勝訴後も仕事なし」 オリンパスを再び提訴- 朝日新聞デジタル(2012年9月3日18時22分)
精密機器メーカーのオリンパスで内部通報した社員の浜田正晴氏(51)が配置転換された問題で、浜田氏が3日、「最高裁が配転を無効とした後も仕事を与えられず、子会社への転籍や出向を求められ続けた」とし、1500万円の損害賠償をオリンパスに求める訴訟を東京地裁に起こした。
浜田氏は上司の企業倫理違反の疑いをコンプライアンス室に内部通報した後の2007年10月、畑違いの部署に配転された。上司や同社を提訴し、配転を無効とする東京高裁判決が今年6月に最高裁で確定した。
リンク切れ http://news.infoseek.co.jp/article/asahi_TKY201209030349
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