妊婦だからたくさん食べなきゃ…は間違いだったという話は小耳に挟んだことがありましたが、検索かけてみるとむしろ妊娠中のダイエットするのが常識!という記述がありました。
食べてないのに太る?妊娠中の体重増加の落とし穴
妊婦さんの中には、食べ物には十分気をつけて、食べ過ぎないようにしているにもかかわらず、体重が増えてしまう…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ダイエットは、妊娠中気を配らなければいけないものですから、原因不明の体重増加は不安になってしまいますよね。
http://www.diet-maternity.info/fat/
ちなみに太りやすくなるというのは、便秘と浮腫み(むくみ)のせいとしていました。別サイトでは単純に運動不足じゃない?って話もありましたけど。
というか、太りやすい状態なのですからダイエットというよりは、体重維持ですかね? 「妊婦だからたくさん食べなきゃ…は間違いだった」と書いたように、太り過ぎというのはもちろんそれはそれで問題があることは想像に難くないです。たとえば、難産になりやすいという記述を見かけました。
一応信頼できそうなサイトを探してみましょうか? ザクッと見た感じ、良さそうなのは以下。
あなたは何kgまで太ってだいじょうぶ? - gooベビー
太りすぎには確かにリスクが。
でも、妊婦さんの8割は安産できるので心配しすぎないでください
埼玉医科大学総合医療センター
総合周産期母子医療センター教授
竹田 省先生
https://baby.goo.ne.jp/member/ninshin/weight/4/
こちらを読むと、どうも太って難産…みたいなのは、迷信に近いようです。
お産がスムーズに進むかどうかは、赤ちゃんの状態や、陣痛が効果的にきているかなど、いくつかの要素によって決まります。したがって、妊娠中に太った人は全員難産、太らなかったら必ず安産というわけではありません。
ただ、やはり太り過ぎはダメ。ややこしいですが、何事もバランスです。
体重が増えすぎて肥満になると、お産の際、普通は300cc程度の出血量が、増えることも。帝王切開になった場合、麻酔がむずかしくなるとか、血栓症になりやすいということも起こりえます。また、糖尿病や妊娠中毒症の率もアップします。産婦人科ドクターが体重に厳しいのは、少しでもこういったリスクを避けるため。特に血栓症は妊産婦死亡率の第二位ですから。
一応お医者さんは何kgまでと指導されるようです。ただし、日本の医師だけの話で"欧米の医師はあまり言いません"とのこと。"太ると難産というのは確率の問題で、帝王切開率が数%増えるという程度"とのこと。大きな影響はないため神経質になる必要はないというのが理由のようです。
あまりお医者さんが脅かしすぎると、ストレスで悪影響を及ぼすんじゃないですかね? ストレスってのは馬鹿になりませんよ…。
さて、なぜこんな話をしたのか?と言うと、以下の話のためです。
ダイエット中の母親から生まれた子供は太りやすい!?:日経ビジネスオンライン 崎谷 実穂 2014年4月3日(木)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140402/262212/?n_cid=nbpnbo_mlp タイトルに興味を惹かれて読んでみたものの、期待に反してこの話はほんのちょっとしか出ていませんでした。
母親とお腹の中の胎児をつなぐ胎盤。そのなかにはコチルドンという樹木のような器官が広がっている。その表面には胎児の毛細血管が伸びており、そこから母親の栄養や酸素を受け取る。実は、この時からすでに、胎児の細胞は「経験」を受け止め始めている。
それを示すある研究結果がある。ダイエットに励んでいた母親から生まれた子どもは、太りやすいというものだ。その鍵を握るのは、間葉系幹細胞。この細胞は、筋肉や骨、脂肪などさまざまなものに変化することができる。ダイエットに励んでいた母親から生まれた子どもは、この間葉系幹細胞が脂肪細胞になる割合が多いということがわかった。
なぜ脂肪細胞になりやすいのか? それは、胎児の細胞が母親からの合図によって、誕生後の世界の環境を予測していたからである。母親から届く栄養が少ないと、胎児の細胞は、外の世界が食料不足だと判断する。脂肪細胞が多いと、その分栄養を蓄えることができる。それによって、生まれたあとの食料不足の世界で生きのびようとしたのだ。
本当かな?と思いますが、統計取っているのであればそうなんでしょうね。
あと、このダイエットというのは前述の体重維持でもダイエットってことになるのでしょうか? 気になりますが、そこらへんの定義はよくわかりません。
ただ、真ん中で引用したgooベビーでは他にも妊婦のダイエットのデメリットについて触れていました。
"体重が増えていない人ほど低体重児を産む率は多くなります"(真中医院副院長 真中千明先生)
"妊婦さんが体重をおさえすぎると、生まれてくる赤ちゃんの体重も低めになってしまいます。ここ数年、低体重児の出生率が増える傾向に"(愛育病院産婦人科部長 中林正雄先生)
基本的には痩せすぎず太り過ぎず。当然妊娠前の体重によると思われますが、計算だとちょっと増えるくらいがいいってのも出ていました。担当のお医者さんのアドバイスに従うというのが常識でしょうけど、あまりに極端な意見だった場合は気をつけた方がいいかもしれません。
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