Appendix

広告

Entries

シリコンバレーの名言「早く失敗しろ」スティーブ・ジョブズが成功例


2014/5/16:
●シリコンバレーの名言「早く失敗しろ」スティーブ・ジョブズが成功例
●成功企業には小さくチャレンジして失敗した企業が多い
●ニトリも早く失敗しろ…で成功した企業
●大きなチャレンジで失敗するといきなり終わる
●「ファーストペンギン」も早く失敗しろ…の例?
2018/09/13:
●「早く小さく失敗」を意識しているジャパネットたかた高田旭人社長
2020/05/08:
●実は空振りだらけで三振が多かったホームラン王ベーブ・ルース
●フェイスブック以上に成長したベンチャーは3000億円もの儲け!


●シリコンバレーの名言「早く失敗しろ」スティーブ・ジョブズが成功例

2014/5/16:スティーブ・ジョブズさんの話が多かったときにストックしていた瀕死のアップルをどうよみがえらせたのか(登録要 日経ビジネスオンライン 林 信行 2011年12月14日(水))という記事。また他の記事を読んだら足そうと思っていたのですが、その後は記事がありませんでしたし、私が完全に忘れていましたし…。

 作者の林信行さんは"MBAを持たないどころか、大卒ですらないが、近年のビジネスの世界で、スティーブ・ジョブズ以上に優秀な経営者はなかなか見当たらない"としていました。

 しかし、"彼も生まれついての優秀な経営者だった、というわけではない"のです。"では、一体、どこで、経営手腕を学んだのか"と言うと、"答えは「経験」だ"と作者は言います。
 シリコンバレーの起業家の間では、よく「Fail fast」(早く失敗をしろ)と言われる。

 「成功」は、たくさんの手探りをし「失敗」を重ねたからこそ本物であり、「失敗」なしで「成功」を重ねてしまった「まぐれ当たり」的な経営者は、むしろ危ない、というのだ。

 その点、ジョブズはわずか21歳で自ら創業をし、経営をし、多くの失敗を重ねてきた。さらに広報にしても、広告にしても、経営にしても、トップクラスの人たちとしか組まずにきた(組むまで、お金に糸目をつけず、泣きついてでも食い下がった)。おかげで、ジョブズは若くして、こうした世界トップクラスの逸材の「経験」も間接的に取り入れることができた。

 こうして20代、アップルで多くを学びながら、一度は、創業したアップルを追い出されるという、立ち直れないくらい大きな痛手を経て、それまでの10年弱を、かなり深く見つめ直すことになる。そして次の10年余はネクストとピクサーという会社で理想を強く求め過ぎて、再び失敗をする。

 これらの失敗と、「見返してやろう」とする強い思いこそが、1996年末にアップルに復帰した後のジョブズの原動力に違いない。

●成功企業には小さくチャレンジして失敗した企業が多い

 初めて知りましたが、"「Fail fast」(早く失敗をしろ)"は名言だと思いました…と私は当時のメモに書いていました。以下の2行もメモしたときのものです。

 私は特にGoogleのようなIT企業を見ていて感じるのですが、どんどん失敗するというのは重要だと思います。綿密な市場調査をして大きな事業に社運をかけるよりも、小さなチャレンジをいっぱい積み重ねるという方が成功に近いと感じています。

 もちろん正解は一つではないんですけど、これまで読んできた記事から私はそう思いました。


●ニトリも早く失敗しろ…で成功した企業

 この「早く失敗せよ」(言い方が微妙に違うのは私の好みです)ですが、上を読んであっ!と思いました。実は最近も同じような話を読んだはずです。

 どの投稿かな?と検索したら、ニトリのものでした。ただ、記事の中で「早く失敗せよ」とは書いておらず、私の感想で書いていただけでした。記憶の不確かさがすごいですわ。
先制主義で先行者利益を取るニトリ 利益が出てても早めに閉店
先んじて「乗り物」を変えよう  (似鳥昭雄氏の経営者ブログ) (1/2ページ) 2013/6/28 7:00 日本経済新聞 電子版

 最も重視していることは先制主義ということです。乗り物に例えますと、最初は歩きだったのが自転車に変わり、そしてバイク、四輪車になり、小型セスナ機、ジェット機、ロケットへと進化していきます。新しい乗り物の免許を取るには失敗もするし、時にケガもします。

 しかし、怖いからといって乗り物を変えていかないと、会社はだめになります。みんながいいなと思い始めている頃に、すでに乗りこなしているのが理想です。先制主義にこそ、利があります。守ることが経営という方もいますが、私は変えないとだめになると確信しています。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK24025_U3A620C1000000/

●大きなチャレンジで失敗するといきなり終わる

 私も常に世の中は変わっていくものだから、会社も変わり続けるべきという考え方です。"失敗もするし"とあるように、新しいものに挑戦することはリスクがあるわけですが…。

 ただ、リスクは限定することもできます。いきなり社運を掛けて失敗したらおしまいですから、そういうのはさすがにオススメしません。いつも私が書いているのは「小さく失敗」ですね。

 ニトリの「先制主義」という言い方を見た感じだと、「小さく失敗」よりは「早く失敗」という感じかもしれません。ライバルがいないときなら安心して失敗できます。いち早く挑戦して失敗するというのは傷が浅くなるだけでなく、失敗した経験によってより良いやり方の確立も早くなりそうです。

●「ファーストペンギン」も早く失敗しろ…の例?

 そういえば、早くチャレンジして早く失敗してしまおう…というのは、怖いペンギンの習性 最初のペンギン(ファーストペンギン)の意味で書いた「ファーストペンギン」の話も思い出します。

 最初のペンギンはアザラシに食べられちゃうかもしれませんので、私はこのときは残酷さの方を強調しました。しかし、ビジネス系のサイトでは「新たな世界に最初に挑戦する勇気あるペンギン」という好意的なものとして多用されていました。

 アザラシに襲われてしまうペンギンさんと違って、ビジネスの場合は早く小さく失敗すれば、致命傷とならずに済みます。「最初のペンギン」について好んで書く方はそれよりかは無謀な勇気の方を好みそうな感じでしたが、私は「早く小さく失敗せよ」をオススメしておきます。


●「早く小さく失敗」を意識しているジャパネットたかた高田旭人社長

2018/09/13:ジャパネットたかた高田旭人社長 父・高田明前社長とぶつかりあって成功では、ジャパネットたかた高田旭人社長の「9割以上の商品をやめて売上上昇」という話をやっています。

 このとき使ったインタビュー記事を見ると、高田明前社長は「早く小さく失敗」をかなり意識しており、良い社長だなと感じました。

【高田旭人社長】仮説検証で真っ先に思い出すのが、今年(2017年)の夏、エアコンがたくさん売れたことですね。従来は1カ月間の計画を立ててチラシを大量配布していました。販売結果を確認したら暑い日によく売れています。そこで現場と一緒に「暑い日にチラシをまく方法はないか?」と考えました。(中略)気温の週間予想の結果を確認したら、ほぼ正確なんです。「暑い日にチラシをまけるじゃないか!」ということで、今年やってみたらすごくいい結果でした。
【高田】重要なのは時間です。厳密さはそれほど重要ではありません。だから社員には、「たぶんコレっぽいな、と考えたら、すぐやって、結果を見て、次の仮説を立てればいい」と言っています。
【高田】「即実行」は常に意識しています。80点を100点にするのに労力をかけるより、80点を3回やって2勝1敗の方がいいですよね。
【高田】種を5つまいて2つ咲かなくても、残り3つを一気に広げます。
(ジャパネットが93%の商品をやめたワケ (永井 孝尚) | プレジデントオンライン 2018.4.28 マーケティング戦略コンサルタント 永井 孝尚 PRESIDENT Onlineより)

 「9割以上の商品をやめた」というのも、実は小さなチャレンジなんですよね。「仮に失敗しても売上の多くは確保されているので、大きな問題にはならないと考えました」とおっしゃっていました。残りの1割が売上の多くを占めるため、意外に失敗しても大きくならないのです。見事ですわ。


●実は空振りだらけで三振が多かったホームラン王ベーブ・ルース

2020/05/08:「小さく失敗する」と関連しそうな記事だったので、本塁打で稼ぐ 勝ち組VCに見る「ベーブ・ルース効果」  :日本経済新聞(2018/4/23 2:00)というのをブックマークしていました。スタートアップへの投資には失敗はつきもの。ベンチャーキャピタルによる投資は、2割の投資案件がリターンの8割を生み出すということで、一部の大当たりで稼ぐ戦略となっています。

 米ベンチャーキャピタル大手アンドリーセン・ホロウィッツのクリス・ディクソンさんは、こうした稼ぎ方を「ベーブ・ルース効果」と呼んでいます。ホームラン王だったベーブ・ルースさんって、実は三振もすごく多かったんですよ。空振りを量産しつつ、うまく当たったもので偉大な記録を作りました。

 ベンチャーキャピタルなどの動向を調査・分析する米CBインサイツは、こうしたホームラン級の大成功をもたらした大成功をもたらした投資について分析。例えば、日本でも有名なフェイスブックのケースなどが例示されています。

・米対話アプリのワッツアップ
・米フェイスブック
・社会活動のプラットフォームからクーポン共同購入へと事業モデルを転換した米グルーポン
・写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップ


●フェイスブック以上に成長したベンチャーは3000億円もの儲け!

 具体的な数字があったのは、最も成功した投資とされたワッツアップ。米セコイア・キャピタルは6000万ドルを投資し30億ドルのリターンを得たそうです。50倍になっているのですけど、たぶん注目すべきは何倍かではなく、差し引きいくらかといったところでしょう。29.4億ドル儲けたことになります。現在の為替だと3000億円くらいですね。

 ちなみにワッツアップは、2番めの成功例であるフェイスブックが買い取りました。また、ワッツアップに投資してフェイスブックに売ったセコイアは、フェイスブックと因縁があります。投資してくれなくて恨みまくり…というのはトヨタがやったことがあるんですけど逆。投資しようとした、セコイアをけちょんけちょんに馬鹿にしたことがあるんだそうです。アホですね。

<フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は買収の10年前に、セコイアのパートナー、マイケル・モーリッツ氏に恨みを抱いていたショーン・パーカー氏にけしかけられてセコイアへの売り込み会議にわざと遅れた>
<その会議はいたずらが目的で、ザッカーバーグ氏にセコイアから出資を受ける気は毛頭なかった。ザッカーバーグ氏はパジャマ姿で到着すると、「投資を見合わせるべき10の理由」と題した米著名テレビ司会者のデビッド・レターマン風の皮肉に満ちた売り込み資料を提示した>


【本文中でリンクした投稿】
  ■スティーブ・ジョブズの名言から五つを選り抜き ~スタンフォード大のスピーチなど~
  ■怖いペンギンの習性 最初のペンギン(ファーストペンギン)の意味
  ■ジャパネットたかた高田旭人社長 父・高田明前社長とぶつかりあって成功
  ■先制主義で先行者利益を取るニトリ 利益が出てても早めに閉店

【関連投稿】
  ■仕事・ビジネスの名言 「9回三振してもいいから、1回ホームランを打て」(キングジム宮本彰社長)
  ■仕事・ビジネスの名言2 「誰もやりたがらない小さい市場を狙いなさい」(沖有人スタイルアクト代表)
  ■ビジネス・仕事・就活・経済についての投稿まとめ

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由