2021/07/31冒頭に追記:
●新しい形のSNS映えができる?「顕微鏡カメラ」スマホ登場! 【NEW】
●新しい形のSNS映えができる?「顕微鏡カメラ」スマホ登場!
2021/07/31追記:「顕微鏡カメラ搭載のスマホ」という話があり、また変態スマホでおもしろそうだと思って読んでみました。以前の話(下の方に掲載)でも出てきたOPPOの製品です。
世界初の10億色カメラに、顕微鏡カメラも。10年後も戦える「OPPO Find X3 Pro」の写真クオリティとは | Business Insider Japan(ul. 21, 2021, 05:00 )という記事でした。
2021年7月16日よりSIMロックフリー版の販売をスタートした「OPPO Find X3 Pro」は、OPPOのラインナップ中、最上位となるハイエンドモデル。OPPOの製品開発および、製品ラインナップの構成担当をしているレオ・リー(李)さんによると、最先端の技術を駆使し、リアルな色彩の再現を目指したモデルで、キーワードは10億色だそうです。
従来からあるRGBは各色(明暗差)を256段階で表せるもので、総発色数は約1677万色であり、十二分に多いように見えます。ただ、約1677万色では自然の色彩を充分に再現できないんだそうな。例えば、空をカメラで撮影してみると淡から濃へと移り変わるグラデーションに、虹のような縞模様が出てきてしまう…といったものが、色不足の証拠だそうです。
映像にこだわる人が多いのでこの「10億色」というのも魅力なんでしょうが、私がもともと気になったのは、前述の通り「顕微鏡カメラ」。リアルに接写した状態で約60倍の拡大が可能だといいます。ただ、タイトルになっていたのに、本文ではほとんど触れられていません。とりあえず、レオ・リーさんは以下のようなコメントでした。
「いままでのスマートフォンのカメラは広角、超広角、望遠が中心でした。そこで、目に見えないものを撮れるようになれば、人間の感情・行動はどう変わっていくのだろうと考えたんですね。いろんな方が模索して、新しいものを撮っていくでしょうし、新しい自分、未来の自分にチャレンジする気持ちが生まれるんじゃないかと思ったのです」
私がタイトルの時点で想定したのは、SNS映え・インスタ映え的な使い方。他人とは違う写真を映すことができるため、個性を発揮できるんじゃないか?と思ったんですよね。ただ、「顕微鏡」となると、知的好奇心を刺激するようなタイプのワクワク感なので、ひょっとしたらSNS映えを重視する層の求めるものとは微妙に違うかもしれません。
●ドコモとZTEが開発のマルチディスプレイスマホに注目!
2017/10/19:ドコモとZTEが開発したというマルチディスプレイスマホ「M Z-01K」が注目されていました。以前確か台湾企業のタブレットで、ユニークなのがあったと紹介したことがあったと思います。今回の話はそれに追記する形…と思ったのですが、元の話が見つからず。見つけたらセットにしますが、とりあえず、単独で。
私は、おもしろいと思う製品をよく紹介するものの、売れた試しがありません。その台湾タブレット(?)も全然でした。今回のものなんかは、良いとすら思いませんでした。ただ、ユニークだという評価が、台湾タブレット(?)を思い起こさせるものがありましたし、私が良いと思わないなら逆にヒットするかもしれません。
「M Z-01K」は、5.2インチのフルHDディスプレイを2つ搭載している点が特徴だとのこと。展開時には、「大画面モード」「2画面モード」「ミラーモード」のいずれかに表示対応。それぞれ以下のような用途が想定されています。
「大画面モード」動画や電子書籍などをワイドに楽しめる。
「2画面モード」ネットを見ながらメールをするなど、それぞれの画面で別々のアプリやWebサイトを閲覧、視聴できる。
「ミラーモード」メイン画面とサブ画面に同じ内容を表示し操作することが可能。本体をL字に開くとスタンドスタイルとしても使えるので、友人らと向かい合って同じ動画を視聴するなどの楽しみ方がある。
("ドコモ&ZTE、2画面スマホ「M Z-01K」発表 「これは変態w」「Appleもビックリ」"(J-CAST ニュース - 10月19日 07時30分)より)
http://ecnavi.jp/mainichi_news/article/081852ce278c0c15ba3b1ecf920ecdd3/
●マルチディスプレイは過去に失敗、本当に需要があるのか?
実を言うと、ドコモが2013年春に発売した「MEDIAS W N-05E」(NECカシオ製)もマルチディスプレイでした。しかし、後継モデルや類似製品が登場することはほとんど無く、定着することはありませんでした。失敗したと考えられます。
じゃあ、今回もダメじゃないの?と思うのですが、ドコモ・吉澤和弘社長は、以下のように主張していました。好意的に受け取ると、ゲームアプリの普及などで、以前と比べてマルチディスプレイの需要が高まったって感じでしょうか?
「(MEDIASは)2画面といいながら、どう活用していいのか(が不明で)、テクノロジーも揃っていなかった。今回のMは、より自由にアプリケーションをマルチタスクで利用可能になった。色々な利用方法を今後もっと開発していきたい」
私が以前紹介したはずのタブレット(?)を思い出したのは、「これは変態w」といった反応です。また、当時のそれも、ひょっとしたらマルチディスプレイ系のものだったかもしれません。詳しいことは忘れちゃいました。
●日本では有名じゃない中国企業ZTE、欧米で4位の携帯電話会社
あと、台湾の話を思い出したもう一つの理由が、ZTEって海外の会社っぽいなと思ったというのが理由です。以前、名前を見かけた気がしたものの覚えていなかったので検索したら、ZTEの場合は台湾ではなく中国の会社でした。
ZTE - Wikipediaによると、英文社名がZTE。漢字表記だと、中興通訊で、読みはちゅうこうつうじん。中国語読みだと、 チョンシントンシュンというそうです。本社は、中華人民共和国・深圳にあります。
扱う製品は多岐に渡り、携帯電話網設備(基地局等)、携帯電話端末、無線製品、ネットワークプロダクト (GSM, PHS, 3G, W-CDMA, CDMA2000, ADSL) などの開発および生産を行っています。ファーウェイやシャオミと並ぶ通信機器大手ということでした。
160カ国、地域でスマートフォンをはじめとする携帯電話端末を発売しており、2016年にはアメリカでのスマートフォンシェアが4位、スペインとロシアで2位、ヨーロッパ全体でシェア4位にランクされるということですので、日本メーカーのスマートフォンよりずっと売れているみたいですね。ちゃんと覚えていなかったのは、勉強不足でした。
●OPPOの変形スマホFind X なぜほぼ全画面ディスプレイが可能?
2018/10/30:私は正直ピンと来なかったのですけど、またユニークなスマホの話があったのでここに追記。ほぼ全画面のスマホ「Find X」というもので、メーカーはやはり日本ではなく中国のOPPO(オッポ)でした。
ほぼ“全画面”スマホ「Find X」が日本発売へ OPPOが10月19日に発表予定 ITmedia Mobile / 2018年10月4日 16時48分という記事です。
記事によると、カメラを内部から出現させるスライド式にすることで、インカメラ周囲のノッチ(切り欠き)をディスプレイ面に設ける必要がなくなりました。このため、ディスプレイが93.8%という高い画面占有率になっています。カメラをスライドさせて内部から出現させるってのは、メカっぽくって良いですね。変形的なものって、ロボットアニメや特撮っぽくって、男心をくすぐるかもしれません。
紹介が遅れたのですでに発売になっていると思ったら、発表が2018年10月19日というだけで発売は11月上旬だった模様。私が書いている時点ではまだ発売されていません。仕方ないのでツイートで反応を見てみると、好意的な様子でした。
●よりスマートに2画面を使った大画面スマホが登場、ファーウェイ「Mate X」
2019/03/17:最初のマルチディスプレイスマホに近い感じなのですけど、よりスマートに2画面を使った大画面スマホが出てきました。また中国の会社でファーウェイのものです。
ファーウェイは目の敵にされており、デマも飛び交っていて、「バックドアがあるなら使い物にならないよね^^」「クソほどバッテリー消耗しそうやし、すぐキズ付きそう 日本製でもっと性能良くて価格が安くて省電力な物が出てからでいいわw」といった反応もありました。
ただ、「イイなぁ〜欲しい! よく本、雑誌を読んだり、映画を観たりする人には最適じゃないか!(中略)15万以内なら買うよ」「日本版はよはよ」など好意的な反応の方が多くて、ちょっと意外でした。
また、「スマホ機能を包含した折り畳み式タブレット」ではないかといった反応も。かなり高いみたいなので、イメージとしてはタブレットかもしれませんね。
●タブレットに変形するライバル大画面スマホは中国企業ではない…
CNETによると、このスマホにはライバルがいて、こちらの場合は中国ではなく韓国企業であるサムスンの製品。「Galaxy Fold」というそうです。ツイッターの反応でもGalaxyより良いといった反応があり、ライバルとみなされているようです。この「Galaxy Fold」は2つの画面と合計6基のカメラを備え、真ん中で広げると7.3インチのタブレットになります。
一方、ファーウェイのMate Xは、3通りに使える8インチ画面と3基のカメラを備え、片手で操作できるよう、持ち手の部分がある特徴的なデザインになっているといった表現。Mate Xは2299ユーロ(2600ドル、約29万円)、サムスンのGalaxy Foldは1980ドル(約22万円)の予定。やはり高いですね。
気になる真ん中に線が見えるかは、展示機には折りたたまれる部分にわずかな隆起があったものの、タブレットモードでも一体感のあるデバイスだと感じたといいます。ポケットだとぎちぎちなので、やはりタブレットやノートPCのように持ち歩くべきデバイスなのだろうといった話もありました。
(
ファーウェイ「Mate X」を触って感じた、折りたたみスマホの魅力 - (page 3) - CNET Japan Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2019年03月01日 07時30分 より)
【関連投稿】
■
中国の売春都市東莞のホワイト企業ジオニー(金立・Gionee)、鴻海フォックスコンの1.4倍の賃金 ■
日本のスマホはすごいのに…高い技術力では世界で勝てない理由 ■
格安スマホを使っているのは低所得者より高所得者の方が多いという事実! ■
ソフトバンクが転業する? まさかの英ARMホールディングス買収へ ■
のれん代高くても安い買い物?ソフトバンクのARMホールディングス買収の評価 ■
ネット・コンピュータ・ハイテクについての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|