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エナジーハーベスト(環境発電)?体温で発電する腕時計を日本が開発


2019/05/04:
●体温利用して自家発電する世界初の腕時計を日本のセイコーが開発
●すでに実用化されているエナジーハーベスト(環境発電)はある?
2017/10/05:
●花瓶に入れた本物の花を振動させることで音を出すスピーカーが開発されていた
●フラワースピーカーは結局販売されなかった?


●体温利用して自家発電する世界初の腕時計を日本のセイコーが開発

2019/05/04:たぶん読売新聞だと思う1998年11月17日の記事の切り抜きが出てきました。前日である11月16日に、セイコーとセイコーインスツルメンツが、腕の体温と外気との温度差を利用して発電する腕時計「サーミック」を発売すると発表したという内容です。

 この腕時計は、金属などの物質の両端に温度差を与えると電圧が生じる原理を利用。この腕時計の場合、温度差は、時計裏の体温と、時計上の外気温との差を利用していました。時計をしていないときや、気温との差がないときは発電されないため、電池との応用。ただ、おもしろい腕時計ですよね。

 とはいえ、現在この腕時計の話を聞かないように、全く売れなかったのだと思います。現在、サーミックで検索してみるのは別の話。セイコーのキーワードを重ねても古い話ばかり。"世界最初の熱発電時計技術「サーミック」"といった感じで、過去の技術の高さを誇る場面で使われているものの、売りになるのかは微妙なところです。

 普及しなかった理由としては、たぶん単に高いから。なんとお値段は30万円以上でした。普通に電池を取り替えた方が良いです。また、電池交換いらずなら太陽電池でも良いですよね。私も太陽電池式の腕時計を愛用しています。こういう技術ありきの無駄機能自己満足製品というのは、わくわくするところがある一方で、需要がないといったことがあります。技術者の悪い癖ですね。


●すでに実用化されているエナジーハーベスト(環境発電)はある?

 この時計につていも取り上げた究極の"自家発電"は"自己発電"だった!? 腕時計やスマホの充電池など実用化も進む ヘルスプレス 2015年5月1日 19:43によると、翌年の1999年にシチズンも、「エコ・ドライブ サーモ」の商品名で同機能の腕時計を発売していたそうです。シチズンも日本の会社ですね。

 記事では、読売新聞が触れていなかった原理の名前などにも言及。1821年エストニアの物理学者、トーマス・ゼーベックが発見した熱電効果の一種であり、その名前をとってゼーベック効果というそうです。また、身の回りにあるわずかなエネルギー(エナジー)を採取(ハーベスティング)し電力を得る技術を、「エナジーハーベスト(環境発電)」というとのこと。この腕時計の技術はその一種であったようです。

 記事がエナジーハーベス関連で期待していたのは、携帯電話やスマホなどモバイル端末の充電。2013年6月、イギリスのワイト島で開催されたイベントで、携帯会社Vodafoneによる体温発電の試験運用が行われています。

 「Power Pocket」というこのツールは、「寝袋」タイプを8時間使用すると携帯電話の待機モードで8時間、通話モード24分までの充電が可能。同様に、「ショートパンツ」タイプのものは、1日歩いたり踊ったりすれば4時間程度の充電ができるとのこと。やはり現在普及していないためヒットしていないのでしょうが、腕時計よりはまだ現実的な感じでした。

 また、韓国科学技術院(KAIST) の研究グループが2014年発表した発電装置「ウェアラブル発電素子」もあります。グラスファイバー製で非常に小さく軽量で、折り曲げることもできるため、時計のベルト部分などに挿入可能。50×100センチメートルの上着サイズで作れば毎時約2ワットの電力が発生し、携帯電話への充電も十分に可能とされていました。

 しかし、やはり今広く普及しているものではありません。おもしろいんですけど、なかなか実用レベルにするのは難しいんでしょうね。


●花瓶に入れた本物の花を振動させることで音を出すスピーカーが開発されていた

2017/10/05:絶対嘘だろう!という信じられないスピーカーの話を昔メモしていました。URLは不明ですが、2004年7月16日20時34分更新の記事で、共同通信由来の「花全体から音楽聞こえます フラワースピーカーを開発」というものでした。

 開発されたスピーカーというのは、花瓶に入れた本物の花を振動させることでスピーカーとして使い、音を出すシステムです。花瓶に内蔵している機械を使って細かい振動を起こし、花を入れる細長いアクリルの筒を通して、葉や花の部分を振動させることで音が出るとのこと。

 花瓶に入るなら、どんな花でも聞こえるとの説明。しかも、花全体がスピーカーの役目を果たすため、花の前後左右のどこにいても均等に音が聞こえるというすぐれものです。

 開発したのは、エフエム東京グループの衛星デジタルラジオ局・ミュージックバードと通信機器メーカーのレッツコーポレーション。発表された16日時点ではまだ発売されていませんでしたが、価格は振動させるための花瓶とアンプのセットで約10万円程度になる見込みと書かれていました。

 ミュージックバードは「一般家庭のほか、コンサートホールや病院など、さまざまな場所での需要が考えられる」と主張していました。


●フラワースピーカーは結局販売されなかった?

 ただ、現在探してみても、このスピーカーが販売されている様子は見られません。実際に販売されたかどうかも不明でした。

 開発した2社は現在でも健在。そのうち、レッツコーポレーションのサイトを見ると、花スピーカー開発の形跡が確認できます。

2004.02 花樹音楽 フラワースピーカー(FW-007) を開発
2004.07 浜名湖花博にて「フラワースピーカー シリーズ」を展示
2004.10 東京フラワーEXPO(10/14~16)にて「フラワースピーカーシリーズ」を展示 ふくしま元気博(10/21~24)にて「フラワースピーカーシリーズ」を展示
2005.06 上野松坂屋(6/22~27)美空ひばり展にて「フラワースピーカーシリーズ」を展示
2005.07 愛・地球博(愛知万博 瀬戸会場「親子の絆」)にて「フラワースピーカーシリーズ」を展示
2005.08 愛・地球博(愛知万博 長久手会場「地球市民村」)にて「フラワースピーカーシリーズ」の展示
(株式会社レッツコーポレーション | 3Dカメラ/E:CONECT/緊急地震速報より)

 しかし、残念なことに、上記の2005年8月を最後にスピーカーの話はなくなっていました。ひょっとしたら、実際には販売されずに終わったのかもしれません。


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