2009/6/20:
かつらを取るのは犯罪で禁固刑に
2010/6/30:
ハゲにはビザを発行しません、中国が台湾に一時通知
ハゲ差別ではなく変装を警戒したため?
日本では円形脱毛症を「台湾ハゲ」「台湾坊主」と言っていた
●かつらを取るのは犯罪で禁固刑に
2009/6/20:
台湾議員のかつらをはぎ取った男、5カ月の禁固刑(ロイター)によると、2008年12月、Huang Yung-tien被告が国民党のChiu Yi議員のかつらを外すという事件があったそうです。
6月9日、この件に関して台湾の台北地裁は、5カ月の禁固刑を言い渡しました。裁判所の報道官は「Chiu議員には、好きなものを身につける権利があり、意図的にそれらを取ることが権利の侵害にあたると判断した」と語ったとのこと。ハゲの方に優しいお言葉です。
一方、Huang被告は「不注意」を認めた上、判決は重すぎると話しているとのこと。確かにびっくりの判決で、ちょっと重すぎるとは私も思いました。
とりあえず、皆さん、かつらを取るのは犯罪ですよ。やめましょう。
●ハゲにはビザを発行しません、中国が台湾に一時通知
2010/6/30:上記の話を思い出したのが、
「髪薄い人にはビザ出さない」 中国、台湾に一時通知 2010年6月15日 朝日新聞という記事。また台湾絡みのハゲネタです。
記事によると、中国当局が台湾向けに「髪のない人、薄い人には渡航のためのマルチビザ(数次査証)を出さない」という通知を出していたことがわかったそうです。この通知は、正式な文書ではなく、2010年1月末に中国福建省アモイ市公安局が電話で知らせてきたもの。しかも、通知そのものは既に取り消されれているそうです。
しかし、それはまだ十分浸透しておらず、一部の旅行会社のウェブサイトはマルチビザについて「髪がない人、髪が薄い人は受理しない」と掲げたままでだそうで、一部で混乱を招いているのかもしれません。
●ハゲ差別ではなく変装を警戒したため?
なぜこんな摩訶不思議な通知が出たのかについては、かつらなどで変装しやすいことを警戒したためではないかという説があるそうです。
台湾のほかの旅行会社の関係者によると、この通知以前にも、髪のない人は「外見が風変わり」と見なされ、ビザがやや出にくい傾向はあったとのこと。しかし、単に髪が薄いだけで問題にされることまではなかったそうですし、世界的にも例のないものだと思われます。
最初の記事のせいで、私には「台湾は頭髪の薄さに敏感な国」という印象が残りました。もし本当にそうであるのなら、台湾人は中国に対して猛烈に怒ったんじゃないかと思いますが、記事では、そういった話は特にありませんでした。
●日本では円形脱毛症を「台湾ハゲ」「台湾坊主」と言っていた
あと、何となく「台湾 ハゲ」で検索をかけてみたところ、脱毛症(円形脱毛症)のことを日本ではかつて「台湾ハゲ」「台湾坊主」などと言ったようです。
これは飽くまで旧称であって、現在はあまり使われないようですが、こっちの方がなんかよっぽど失礼な気がします。もし本当に台湾の方がハゲにうるさいのでしたら、日本だってたいへんです。聞かれた場合は「今はそんな言葉、使ってないからね!」と強調しておいてください。
それにしても、なんでこんな名前になったのでしょう?不思議です。あんまり他所の人が不快になるような名前は良くないなぁと思いつつ、今日はここで終わりにします。
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