東京新聞:安愚楽破綻、集団で国家賠償提訴 「怠慢な対応、被害拡大」:社会(TOKYO Web) 2014年5月30日 18時58分
和牛オーナー制度が行き詰まり経営破綻した「安愚楽牧場」(栃木県)の出資者らが30日、「国の怠慢な対応が被害拡大の一因になった」として、総額約83億円の国家賠償を求める集団訴訟を宇都宮、東京、名古屋の各地裁に起こした。(中略)
訴状では、国は07年12月に別の業者を立ち入り検査し和牛預託商法の危険性を認識していたのに、安愚楽牧場に立ち入り検査や報告要請をしなかったと主張している。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014053001001937.html
安愚楽牧場の出資者、国提訴へ 「消費者庁が対応怠る」:朝日新聞デジタル 2014年5月19日20時20分
弁護団によると、同庁に対する情報公開請求で、これまでは公開が拒まれていた文書の開示決定が4月にあった。その文書によると、09年9月に発足した同庁は、同社から定期的に報告を受けるよう農林水産省から引き継ぎを受けていた。10年には、同社から報告の申し出があったのに、同庁は「不要」と答えていたという。
弁護団の紀藤正樹団長は「消費者庁が調査をすれば牛の頭数不足に早く気付くことができ、被害拡大は防げたはずだ」と指摘した。
http://www.asahi.com/articles/ASG5M52CWG5MUTIL032.html
安愚楽牧場巡り国に賠償請求 5月30日 18時03分 NHK
訴えの中で出資者たちは、国は立ち入り検査によって、遅くとも平成21年までには将来、事業が立ちゆかなくなることが分かったはずで、被害が広がったのは早い段階で対策を取らなかった国にも責任があると主張しています。
会見した弁護団の山下雄大弁護士は、「国には消費者を守る使命があり、きちんと規制をしていかなければならない。責任をしっかり取ってほしい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140530/k10014863301000.html
「安愚楽牧場」を巡っては、ことし1月、特定商品預託法違反の罪に問われた三ヶ尻久美子元社長ら2人に実刑判決が言い渡され、元社長らが控訴しています。
安愚楽事件控訴審 「出資3割返還」示談進める : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2014年05月27日
安愚楽牧場(那須塩原市)の和牛オーナー制度を巡り、特定商品預託法違反(不実の告知)に問われ、1審・東京地裁で実刑判決を受けた元社長三ヶ尻久美子(69)、元役員大石勝也(74)両被告の控訴審の第2回公判が東京高裁(井上弘通裁判長)であった。(中略)
検察側が、「安愚楽牧場はビジネスモデルとしてなりたっていなかった」とする破産管財人の債権者集会での発言を用いて配当金が出せる状態になかったと指摘すると、三ヶ尻被告は、「牛が利益を生み出すには時間がかかる。増頭計画もあり、先が見えていないことはなかった」と語気を強めた。
また、弁護側は出資金額の3割を返還する条件で被害者192人と順次示談を進めていると明らかにし、「示談を受け入れた被害者もいる」と主張した。今後、証拠として提出して情状酌量を求める。示談にあてる資金は、三ヶ尻被告の長男から借り入れた金を使うと説明した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20140526-OYTNT50524.html
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