島根大学の話をまとめ。<島根大学准教授、家庭を回る活動をしてた女性に暴行し逮捕>、<家庭を回る活動をしてた?妙な表現が気になって仕方がない>などをまとめています。
2023/07/14追記:
●暴行を加えて階段から突き落とした傷害容疑…起訴か不起訴か?
2023/07/22追記:
●島根大で適切な保存処置できない遺体が大量になった理由は? 【NEW】
●島根大学准教授、家庭を回る活動をしてた女性に暴行し逮捕
2023/06/27:島根大学の准教授の男が、70代の女性に何らかの暴行を加えて階段の踊り場に転落させたそうです。下手すると死にかねないもの。<島根大学の57歳准教授 傷害の疑いで逮捕 70代女性が右手を骨折 大学が会見で謝罪 島根県>(6/27(火) 18:32配信)などの記事が出ていました。
<6月27日、傷害の疑いで逮捕されたのは、島根大学総合理工学部准教授の男(57)。松江警察署によると、男は6月14日午前、自宅がある島根県松江市山代町の集合住宅で一般家庭を回る活動をしていた70代の女性に対し玄関前で何らかの暴行を加えてコンクリート製の階段7段下の踊り場まで転落させけがを負わせた疑いが持たれている。(中略)女性は男と面識はなかったという。>
<警察の調べに対し男は、「行為は間違いないが、積極的に落とそうとしたわけではない」と否認している。
島根大学によると男は、物理学関係の授業を週に2回担当していて事件当日も授業を行い、6月26日まで出勤していたという。大学は、男について「真摯に仕事に取り組んでいた」と説明。変わった様子はなかったという。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/93bb2c2ffc5502857497570620c90c0ad0dd77c5
●家庭を回る活動をしてた?妙な表現が気になって仕方がない
本筋ではないのですが、被害者の「集合住宅で一般家庭を回る活動をしていた」というのが、「なんだその活動は?」ということで、気になりました。この言い方だと宗教勧誘を連想。訪問販売や普通のサービス勧誘などであれば、そう書けば済む話ですし不自然です。ヤフーニュースで2つしかなかったコメントもやはり宗教を連想していました。
<メディアによる「一般家庭を回る活動」という表現、信教の自由と報道の自由との間に生まれたギリギリの日本語と感じますが… 訪問販売?と思う人はいないでしょうから、「(宗教)勧誘?」と匂わせずとも感知させてしまいますね。>
<宗教関係かなあ 「興味ありません」の一言で終わらなかったのか>
<島大の准教授 階段から女性突き落としたか 傷害容疑で逮捕>(NHK 島根 NEWS WEB 06月27日 16時17分)でも、「住宅を訪問して回る活動」との表現。なお、NHKでは「准教授は、(中略)集合住宅の自宅玄関前で、訪問に来た70代の女性に暴行」という書き方。最初の記事はちょっとわかりづらかったです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20230627/4030016330.html
「一般家庭を回る活動」の表現ですが、一味違っていたのが、<【速報】島根大学准教授の男を傷害容疑で逮捕 家を訪問してきた女性(70代)に暴行し階段の踊り場に転落させた疑い 全治2か月の大けが | BSSニュース | BSS山陰放送 2023年6月27日(火) 12:25>でした。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/564820?display=1
このBSS山陰放送では、<女性は一般家庭を訪問し、面接などを行う活動をしているということです>と報じています。この言い方でも十分に宗教団体の活動を思わせるもの。ただ、「面接を行う活動」という言い方だと、宗教団体以外の活動という別の可能性もあるかもしれません。
●マスコミが「報道できない」と考えて自粛する怪しい活動とは何か?
2023/07/07追記:前回書いた「面接を行う活動」という言い方が気になっていて、時間が空いたときに少し考えていました。この言い方だと、地域の人を見回るボランティア的な活動みたいなものを連想。ただ、これも結局、普通にそう説明すればいいじゃん!という話に戻ってきます。
わざわざ「一般家庭を回る活動」「面接を行う活動」などといった妙な言い方をしたというのは、おそらくそのまんま説明すると「問題がある」とマスコミもしくは警察が判断したためでしょう。訪問販売なんかも嫌われますが、それ以上に公に説明すると差し障りがある…と彼らは考えたのだと思われます。
「面接」を辞書で引いてみると、「特に、応募者や対象者に直接会って試問・助言などをすること」という私が想定した意味以外にも、単に「直接に会うこと」「向き合って接すること」といった意味がありました。報道で使われていた「面接を行う活動」というのも、単に「家庭を訪問して歩いていた」という意味かもしれません。
となると、やはり宗教関係ですかね。当事者は後ろ暗いことはやっていない、報道されても構わない、むしろしてほしいと思うかもしませんけど、マスコミにとっては言うのがはばかられるような活動なのでしょう。自民党と結びついた悪徳宗教団体の問題が報じられたばかりの現在では、特に報じづらいのだと思われます。
●暴行を加えて階段から突き落とした傷害容疑…起訴か不起訴か?
2023/07/14追記:前回追記したのと同じ日に続報が出ていました。<傷害容疑で逮捕の島根大学准教授を不起訴処分>(07月07日 14時08分 NHK島根)とのことで不起訴処分となっています。暴行で不起訴処分って軽いのか、よくあることなのか…ここらへんは気になるところです。
<6月、松江市の自宅に訪問に来た70代の女性に暴行を加えて階段から突き落とし、骨折させたとして傷害の疑いで逮捕された島根大学の准教授について、松江地方検察庁は7日不起訴処分としました。>
<松江地方検察庁は、処分の理由について明らかにしていません。>
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20230707/4030016425.html
ブログ内を検索してみると、近畿大学の男性教授が2018年12月には、同僚の女性教員にかばんでけがをさせたとして、大阪府警が傷害容疑で書類送検された件が出てきました。この件では、過失傷害罪で略式起訴されています。事実の証明は今回も簡単そうでしたし、悪質性の差が出た感じですかね。
●島根大で適切な保存処置できない遺体が大量になった理由は?
2023/07/22追記:まだちょっと短いかな…ということで、島根大学の話をひとつだけ検索して追加することに。検索で目についた記事は、
島大の献体不適切問題で報告書 業務増や管理の不備指摘:朝日新聞デジタル(2022年7月20日 10時15分)というものでした。
<島根大学医学部で、献体された50人の遺体に適切な保存処置ができていなかった問題で、発生原因などを調べていた外部調査委員会の報告書が19日公表され、担当者の業務量が昨年から極端に増えて業務が滞ったことや、大学の管理監督体制に不備があったことなどが原因として指摘された。>
報告書によると、献体業務は2014年に採用された専門職員1人が担当。ただ、この専門職員へのフォローがなかったことで問題が発生したみたいですね。職員の業務量や進み具合を把握したり、監督したりする体制がそもそも存在せず、大学が長期間問題に気がつかなかったと結論づけられていました。
<最初に未処置の遺体が発生した17年は、解剖学講座教授の欠員などがあって教員が忙しく、職員が相談できなかったことを一因と認定。不適切な保存処置が増加した昨年以降は、新型コロナウイルスの影響で2年度分の解剖学実習があったり、献体の引受数が増えたりしたことが重なり、職員が対応しきれなくなった。>
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