ATMや偽札の話をまとめ。<日本ならあり得ない!ATMから偽札が出てくる中国 他の国では?>などをまとめています。
2023/08/12:
一部見直し
●日本ならあり得ない!ATMから偽札が出てくる中国 他の国では?
2019/09/11:ある日本人留学生は、大手銀行のATMで3000元を引き出したところ、そのうち700元(100元札7枚)が偽札だったといいます。中国に頻繁に出張する、ある商社マンも、現地の銀行ATMから偽札が出てくることについて、「地方都市では、たまにあること」としていました。
一方、日本銀行によれば、「国内のATMから偽札(日本円)が発見された事実はありません」とのこと。 偽札を入金しようとしても、1枚1枚すぐに判別し、ATMが吐き出す(受け取らない)仕組みになっているため。また、そもそも、銀行が現金を装填した時点で偽札が混ざっていることはないとされていました。
なお、これはATMに限った話であり、偽札自体は日本にもあります。国内で発見された偽札(日本円)は、2012年が1950枚、1550万3000円分。13年は1~3月までに、2000円札を除く1万円札~1000円札が262枚、151万2000円分が発見されているそうです。
(
中国では「偽札」がATMから出てくる! 日本ではそんなことあるのか? : J-CASTニュースより)
ATMから偽札が出てくるのは中国だけか?と言うとそうではないようで、
ATMから「子ども銀行」の偽札、現金補充担当の男逮捕 :AFPBB News(2017年2月24日 22:40)という記事がありました。上記記事にあった「中国のATMから偽札」という主張はすべて個人の話でしたので、信憑性はイマイチ。一方、こちらの話は、実際に逮捕された事例であり、冤罪の可能性もなくはないものの、信頼性が一気に上がります。
まず、銀行の現金自動預払機(ATM)から、「インド子ども銀行」発行とされた玩具品の模造2000ルピー(約3400円)紙幣が出てきたというのがインドで問題になりました。ど田舎の銀行ではなく、首都ニューデリーでの話。しかも、国営インドステイト銀行での事件だそうです。
そして、逮捕されたのは、現金をATMに補充する担当だった男性だといいます。「長時間の尋問により犯行を自白」というこれまた民度の低い方法による捜査で心配になるものの、ATMに現金を補充する際、本物の紙幣を盗んで偽物とすり替えたとみられているそうです。
●日本ではATMに偽札を入れて交換しようとして逮捕される事件
あと、日本ではあり得ないという話であったのですけど、ATM絡みの事件はあります。検索していると、ATMに偽札を投入しようとしたとして、偽造通貨行使の疑いで、宇都宮市の無職の17歳と16歳の少年2人を逮捕したという過去の事件が出てきました。また、中国と同じようにATMから出てきたと主張する、質問サイトの相談も検索では出てきます。
<30万円を引き出した内、2万円の偽札が含まれていました。最寄りの警察に届けを出して本日偽札と判明いたしましたので、ATMの管理会社及びキャッシュカードの発行銀行に問い合わせをしたところ、ATMより引き出したものかどうか証拠がないから返金できないと言われました>
(
[民事紛争の解決手続き]コンビニのATMから偽札。僕はatmに騙された訳ですから、2万円と損害賠償の請求は出来ませんでしょうか? - 弁護士ドットコム 2013年08月26日 15時36分より)
上記の通り、この質問サイトの人は訴えても相手にされなかったそう。実は最初の中国のATMから偽札が出てきたという日本人留学生も、現地中国の銀行に訴え出たら、日本の銀行と同じように「ATMの中に偽札などあるわけない」と相手にされず、泣き寝入りしたとされていました。
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