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ビットコインはネズミ講?ビル・ゲイツ、バカがバカを騙して買うものと指摘


 <ビットコインはネズミ講?ビル・ゲイツ氏、バカがバカを騙して買うものと指摘>、<コインチェックの中の人も「仮想通貨を買う人はバカ」に賛成?>、<もう一人の世界一のお金持ちも「ビットコインはギャンブル」と批判>などといった仮想通貨批判の話をまとめています。

2022/03/18追記:
●もう一人の世界一のお金持ちも「ビットコインはギャンブル」と批判 【NEW】


●ビットコインはネズミ講?ビル・ゲイツ氏、バカがバカを騙して買うものと指摘

2018/06/04:以前からビットコインに批判的だったビル・ゲイツさんが、ビットコインを批判する際に“Greater Fool ”理論という言葉を使ったそうです。ITMediaは「大馬鹿理論」と訳したそうですけど、これでは意味が通じないと、メルマガ『週刊 Life is beautiful』の中島聡さんが指摘していました。

 私もタイトルに困って、「バカがバカを騙して買うもの」といった書き方をしましたが、これもちょっと違います。うちのタイトルでもう一つ使った「ビットコインはネズミ講」というのは、さらに違うものなんで、日本語訳に困りますね。

 ビットコインに否定的なビル・ゲイツ、根底には「もっと馬鹿理論」 - まぐまぐニュース!(2018.05.23)において、中島聡さんは、“Greater Fool”とは「自分よりももっと馬鹿な人」という意味で、無理やり日本語訳すれば「もっと馬鹿理論」になります、としていたのですけど、これまた意味がわかりません。

 ただ、具体的な話を聞けば、イメージがわくでしょう。そこまで難しいものではありません。<何かの値段が理由もなく高騰している際に、「今のうちに買っておけば、値上がりした際に(さんざん値上がりしてから買う)馬鹿な奴に売りつけて儲けることが出来る」という人間の馬鹿げた行動を表したもの>という「バブルが生じる時の典型的な考え方」を示したものだそうです。

 自分は賢いと思っている人が、バカに売りつけてやろうとして買うのですけど、失敗すれば自分がただ高値で買うだけのバカになります。バカがもっとバカを騙して売ってやろうという考えなわけです。

 私が本来全然しくみが異なるネズミ講の名前を出したのは、うまく行けば大儲けできるのだけど、その前に破綻した場合には大損してしまうという点で、「もっと馬鹿理論」と似ていると感じたためです。


●コインチェックの中の人も「仮想通貨を買う人はバカ」に賛成?

 そうは言ってもビットコインは値上がりしているじゃないか?と思う方もいるでしょう。実際、うまく大儲けした人たちも存在するのは確かです。ところが、一方で、クレジットカードを使って借金して仮想通貨を買った人たちで、借金を返済できなくなってしまっているといった事態も続出しています。

 これは、仮想通貨は儲からない クレカで買った人の半数が借金返済できずで書いた話でしたが、コインチェック和田晃一良社長らの他人を馬鹿にするクズツイートなどで出てきたように、本当に一番賢く儲けているのは取引所の人たちではないか?といった話もあります。

 とりあえず、「安全なオフィスの中から外の困ってる人を見るカイジみたいな遊びをしてる」とツイートしていたコインチェック和田晃一良元社長には、大きなリスクを取って仮想通貨を買っている人たちはバカな人に見えているようでした。


●アベノミクスを支持したノーベル経済学賞の教授も仮想通貨批判!

2019/08/28:大金持ちとは違う立場の経済学者の批判の話も。日本ではアベノミクスを支持した!として利用されたことで知られるノーベル経済学賞のクルーグマン教授が、仮想通貨の価値について懐疑的な意見を示したとのこと。

 それ以外にも、「将来、ブラックマーケットでの利用や税回避が目的で、ビットコインはその他の仮想通貨とは違い、唯一生き残る可能性はあるが、現実は失望が全てを壊すだろう」とも言っていたそうです。わかりづらいですけど、犯罪利用なら有望ってことですかね。うちだと、ビットコインシェア率は日本人が世界一!仮想通貨の真の問題点は?が関連する話です。

 記事では、仮想通貨やブロックチェーンに否定的な伝統的な経済学者は他にもいる、と記載。経済学者じゃないんですけど、これに続けて、<バークシャー・ハサウェイの副会長チャーリー・マンガー氏は、ビットコインは「とれたての赤子の脳」と形容した>と伝えていました。
(ノーベル経済学賞のポール・クルーグマン、仮想通貨に懐疑的な見方 | Cointelegraph 2018年08月01日より)


●もう一人の世界一のお金持ちも「ビットコインはギャンブル」と批判

2022/03/18追記:<バフェット、バークシャー株主総会でビットコイン批判を繰り返す>(2019年5月8日 11:00 ZUU online)という似たような系統の記事もあったので追記します。ここで出てくるバークシャー・ハサウェイというのは、ウォーレン・バフェットさんが会長兼CEOを勤めている会社のことです。

<株主総会前のインタビューで、ビットコインを「ギャンブルの道具」と呼び、ビットコインの世界では不正行為が多いと指摘しています。
 バフェットはまた、ビットコインは生産的な資産ではないと繰り返しました。つまり、その価値は、単に「誰かが次に高く買ってくれる」という前提に基づいているに過ぎない、ということです。
 (中略)バフェットが指摘してきた通り、過去数年間にわたり乱高下を続けたビットコインに対して「投機的ではない」とは言えないでしょう。>
https://news.line.me/articles/oa-zuuonline/9a192f663adb

 ちなみにウォーレン・バフェットさんはビル・ゲイツさんと同じで、数少ない世界一のお金持ちになったことがある人のひとり。また、ウォーレン・バフェットさんが特殊なのが、起業でではなく投資をメインにして世界一になったということ。これはたぶん近年だと他に例がなく、世界一投資がうまい人とも言えそうです。


【本文中でリンクした投稿】
  ■仮想通貨は儲からない クレカで買った人の半数が借金返済できず
  ■コインチェック和田晃一良社長らの他人を馬鹿にするクズツイートなど
  ■ビットコインシェア率は日本人が世界一!仮想通貨の真の問題点は?

【関連投稿】
  ■人生・生活についての投稿まとめ

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