Appendix

広告

Entries

低カロリーダイエットは新陳代謝低下で逆効果?長生き・寿命延びる説も


 低カロリー食って良いの?悪いの?という話。まずは、ダメだよという感じのタイトルの記事から。
「低カロリー」ばかりを追い求めると、逆にやせにくくなる!- Glitty(2014年4月28日11時00分)
『太陽笑顔fufufu..net』によると
カロリーばかりを気にする食事だと、エネルギーをきちんと作り出したり、燃やしたりできない身体になってしまいます。(中略)身体に必要なカロリーが不足すると逆にやせにくい体質になる。

効率よくやせようと思うのならば「代謝」が重要ということ。基礎代謝が低下すると、日常生活での消費カロリーはもちろん、運動をしてもなかなかカロリーを消費できない身体になってしまいます。

そのため、なにをしてもやせない、ダイエットの効果が出にくい身体になってしまうのだそう。
http://news.infoseek.co.jp/article/glitty_37719

 何か前もやったような気がします…と検索すると、ダイエットに何度も失敗する理由 食事制限・低カロリー飲料の罠で書いていました。やはり低カロリーダイエットは逆効果になる可能性があるということですね。

 でも、検索しいていると、低カロリー食はやはり良いのか?という記事もありました。
食事を減らせば長生きできる?米国のサル実験でわかったカロリーと寿命の関係- えん食べ(2014年4月14日17時00分)

同メディア(引用者注:BBC News)によると、この実験結果を発表したのは、米国 Wisconsin-Madison 大学の博士 Rozalyn Anderson 氏が率いる医学科の研究チーム。同チームはサルを使った実験を行い、サルの毎日の食事量を4分の1減らしたところ、寿命が延びることを発見したそうだ。
http://news.infoseek.co.jp/article/entabe_20140414_4456

 "虫やマウスに限ってのこと"ではあるものの、"これまで数々の研究で、“超低カロリー” な食事をとることで寿命が延びることがわかっていた"そうです。知りませんでした。今回の実験ではさらにヒトと同じ霊長類(サル類)でも確かめられたということです。
(元ネタでは「哺乳類の老化も遅らせることがわかった」と書いていましたが、マウスも哺乳類です)

 寿命が延びるのですから健康にもいいはずですし、じゃあ「人間もカロリー制限をすれば寿命が延びるかも」という話です。

 ところが、Rozalyn博士は否定的なようです。こちらの記事も低カロリーな食事を勧めるものではありませんでした。博士は以下のようにおっしゃっているのです。

「今回の実験のねらいはあくまで、老いと病気との “関連性” を調べること。同様のカロリー制限は、人間の生活においてオススメできるものではない」

 ここだけだと理由がわかりませんが、"人間が長期間、厳しいカロリー制限を続けることはとても難しい"こと、"人間に当てはまるのかどうかは"まだわからないことらへんが理由に当たるのではないか?と思います。

 まあ、「食事量を4分の1」だとか「超低カロリー」だとかってのは普通に辛いですよね。それで病気せずに生きられるってのはやはり何かありそうな気はするのですが…。


 この件で検索していたら、サルの実験はずいぶん昔からあったみたいです。別記事だと、2009年の研究が"実験用マウスではなく、霊長類において寿命の延長効果を証明した初めての研究"とされていました。

 しかも、2012年の実験では「寿命延長に効果がない」という結果になっています。
「カロリー制限」で寿命は延びるのか:最新研究から « WIRED.jp 2012.8.31 FRI TEXT BY BRANDON KEIM TRANSLATION BY ガリレオ -高橋朋子/合原弘子

2009年に発表されたアカゲザル実験の結果などから、食事制限は長寿の秘訣であるとして、1日1食など厳しい食事制限を実践する人たちもいる。しかし今回、低カロリー食は寿命延長に効果がないとの結果が出た。
http://wired.jp/2012/08/31/calorie-restriction-monkeys/

 2012年の実験では高カロリー食を摂っていたアカゲザルが、低カロリー食のサルより長生きしたそうです。2009年と逆になりました。どうも"食事制限は単純明快な長寿の秘訣"とされていたのは怪しく、実際には"事態がより複雑なもの"であったようです。

 興味深いのは"CR(引用者注:カロリー制限、calorie restriction)実験を行った合計57頭のサル"は、"いずれも健康状態の改善を示したが、その結果はまちまち"だったというものです。

 さらにもうひとつ、以下のマウスの実験も興味深いです。
テキサス大学のスティーヴン・オースタッドが行った研究では、実験用に改良された血統のマウスではなく、最近まで野生だったマウスの子孫には、CRの効果はみられなかったという。実験用マウスは、野生マウスと比べて不自然かつ本質的に不健康なため、誤解を招く結果をもたらす可能性がある。

また、CRはマウスの種類によって非常に異なった効果をもたらすという実験結果もある。遺伝子構成の違いによって、寿命が延びるマウスもいれば、寿命が縮むマウスもいた。変化のないマウスもいた。

 サルの実験で"餌のやり方、餌の成分、さらには飼育環境までもがCR実験の結果に影響を及ぼしたとの報告もある"そうで、やはりかなり異なった結果になるようです。

 ウィスコンシン大学の研究チームのカロリー制限実験は、ある意味アンフェアですね。というのも比較対象のサルは自由摂食、つまり食いたい放題食っていたサルです。"中程度のカロリーを摂取していた"サルと比較できていません。また、データの取り扱い方にも問題がある可能性が指摘されているようです。

 ただ、もう一つの寿命延長に効果がないとした実験を含めて、"どちらも信頼性が十分に高いとは言えない"という指摘もあります。"1頭ずつ個別のケージに入れられていた"というストレスが強すぎる環境であることや、非常に重要になってくる"食事の内容"のところに問題が生じているようです。

 もっといろいろと研究されないとまだまだ全然わからない感じですね。


 関連
  ■ダイエットに何度も失敗する理由 食事制限・低カロリー飲料の罠
  ■マクドナルドだけでダイエットに成功 ファーストフードも食べ方次第
  ■アメリカ人と日本人の肥満の人の割合 定義・基準の違いに注意
  ■低カロリーで太りやすくなる理由、ダイエットドリンクや断食ダイエットの罠
  ■ジョブズ役の俳優、役作りでフルータリアンになり膵臓をダメにする
  ■その他の医療・病気・身体について書いた記事

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由