恐竜の話をまとめ予定。とりあえず、<日本最初の恐竜化石が見つかったのは意外に昔じゃない…いつ?>、<首長竜だと思われて放置されていたむかわ町穂別の恐竜の化石>を書いています。
2023/05/29追記:
●首長竜だと思われて放置されていたむかわ町穂別の恐竜の化石 【NEW】
【クイズ】「日本最初の恐竜化石」である「モシリュウ」が岩手県岩泉町で見つかったのはいつ?
(1)1978年
(2)1992年
(3)2003年
●ジャイアントパンダの尻尾は白黒どっち?など、他のクイズ
【クイズ】アメリカ・エネルギー省が2013年6月に発表した調査において、技術的に回収可能なシェールガス量が最も多い国は、以下のうちどこの国だったでしょう?
(1)アメリカ
(2)中国
(3)日本
【答え】【クイズ】英語の「headstrong」(頭が強い)の意味とは?
(1)頭がいい、賢い
(2)考え方が柔軟でない、発想がやわらかくない
(3)頑固な、強情な
【答え】【パンダクイズ1】ジャイアントパンダの尻尾の色は白黒どっちでしょう?
【答え】【クイズ】平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ…クロールの次に速い泳ぎ方はどれ?
(1)平泳ぎ
(2)背泳ぎ
(3)バタフライ
【答え】【クイズ】竹取物語でかぐや姫は、5人の求婚者それぞれに珍しい宝を持ってくるように…という難題を出しました。このうちのひとつはその特徴から、実在するとすればアスベストだろうと言われています。そのアスベストだと言われている珍しい宝とはどれでしょう?
(1)仏の御石の鉢
(2)蓬萊の玉の枝
(3)火鼠の裘
(4)龍の首の珠
(5)燕の産んだ子安貝
【答え】●日本最初の恐竜化石が見つかったのは意外に昔じゃない…いつ?
2023/02/16:さて、クイズの答えですが、1978年です。若い人にとっては十分昔…という話でしょうが、個人的にはそんなに古くないんだな…と思ったのでクイズに。ちなみに選択肢の1992年は恐竜ブームの年。2003年は北海道むかわ町穂別で恐竜の化石を見つけた年で、2013年の日本初の恐竜全身骨格発見に繋がったそうです。
【クイズ】「日本最初の恐竜化石」である「モシリュウ」が岩手県岩泉町で見つかったのはいつ?
(1)1978年
(2)1992年
(3)2003年
【答え】(1)1978年
今回はとりあえず「日本最初の恐竜化石」モシリュウの話。「もしかしたら恐竜かも?」といった感じで自信なさげで変な名前だな…と思ってしまったのですが、
展示室のご案内|岩手県立博物館によると、この化石は、1978年の夏に岩泉町の茂師(もし)で発見されたもので、これが名前の由来みたいですね。
<大きな骨の持ち主の名前は「モシリュウ」。今からおよそ1億年前にいた体の長さが22メートルもある大型恐竜(おおがたきょうりゅう)です。この化石は、1978年の夏に岩泉町の茂師(もし)で発見されました。当時すでに長崎県でカモノハシ恐竜ではないかという骨もみつかっていましたが、1993年に北九州市立自然史博物館の研究により、これが実はホニュウ類だということがわかったため、「モシリュウ」は堂々「日本最初の恐竜化石」ということになりました>
実を言うと、長い間、日本では中生代の陸地の地層が少ないので、恐竜はみつからないだろうと思われていたんだそうです。地域によって向き不向きがあったんですね。日本で見つかったのが遅かったというのは、ちゃんと理由がありました。そして、「モシリュウ」は海に堆積した地層から発見されたという予想外なケースでした。
<巨大(きょだい)な生物の場合、死がいが完全に土の中にうまるまでに何週間もかかります。その間、風雨にさらされたり、屍肉をほかの動物についばまれたりするため、骨格(こっかく)が必ずといっていいほどバラバラになってしまいます。「モシリュウ」も川沿いで死んだ後、バラバラになり、海まで流されてしまったのでしょう。そして、この骨だけが偶然(ぐうぜん)発見されたのです。これをきっかけとして、日本各地から恐竜化石 発見のニュースが聞かれるようになりました>
モシリュウの場合、左のひじから上の骨の一部しかみつかっていませんが、その形や大きさがそっくりなことから中国で発見された「マメンチサウルス(竜盤目、かみなり竜)」の仲間だと考えられているとのこと。マメンチサウルスは、10メートルもある首をのばして、木の葉などの植物を食べていたと予想されています。
なお、日本では中生代の陸地の地層が少ないので、恐竜はみつからないだろうと思われていた…の関係で言うと、前述のむかわ町穂別で見つかった恐竜の化石も、当初は恐竜ではなく、首長竜の化石だと思われていましたそうです。このむかわ町の話は、今度また追記したいと考えています。
●首長竜だと思われて放置されていたむかわ町穂別の恐竜の化石
2023/05/29追記:前回書いたように、日本では恐竜は見つからないだろうと思われており、むかわ町穂別で見つかった恐竜の化石も、当初は恐竜ではなく、首長竜の化石だと思われていました。
日本最大級の恐竜全身骨格化石が発見!「むかわ竜」の知られざる世界│北海道ファンマガジンでは、以下のように書かれています。
<むかわ竜の化石は、2003年4月に町内の化石収集家の堀田良幸氏によって発見されました。まだ雪の残る林道を歩いていたところ、沢に面した斜面に大きな尾椎骨の化石を見つけたと言います。堀田氏の連絡を受けて、(中略)穂別博物館職員によって採集されました。
太古の日高山脈は海であり、これまで多くの首長竜など海生爬虫類の化石が発掘されていました。その時の化石も首長竜のものと思われ、希少性に気づかれることなく博物館に保管されていました。>
発見からだいぶ経った2010年。「フタバスズキリュウ」を研究した東京学芸大学の佐藤たまき准教授が来館し、穂別博物館の収蔵する首長竜の化石を確認していて、この化石の異質さに気づきます。クリーニング作業を行い、2011年に北海道大学総合博物館の小林快次准教授によって恐竜であることが確認されたそうです。
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