若林剛岩手医大教授が「女性に覚醒剤」使用と報道 経歴は豪華で書いた若林剛岩手医大教授の情報をもう少し。
週刊文春 2014年 7/24号 [雑誌]
では、「“岩手のブラック・ジャック” 日本内視鏡外科学会会長」などと書いていました。
この「岩手のブラック・ジャック」というのはどれくらい言われていたのだろう?と検索すると、全然出てこないんですよね。出てきたのは一つだけで、夕刊フジ(ZAKZAK)の連載「ブラックジャックを探せ」でした。
【ブラックジャックを探せ】「肝臓に内視鏡」普及へ尽力 世界屈指の技術に日本全国から患者 - 健康・医療 - ZAKZAK
★岩手医科大学外科教授 若林剛さん(56)2014.02.21(長田昭二)
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20140221/dct1402210733000-n1.htm おそらくこれが週刊文春の元ネタじゃないか?と。「ブラックジャックを探せ」という「連載」ですので、当然他のお医者さんもいます。何人もいる中、夕刊フジのリンクを見ると何十人かな?その中のひとりです。
ただ、
若林剛岩手医大教授が「女性に覚醒剤」使用と報道 経歴は豪華の経歴で見たように、若林剛教授の評価は実際にかなり高いです。
連載の趣旨からすれば当然ですが、夕刊フジの記事でも若林教授は腕の良い評判の医者だとしています。「世界初の腹腔鏡下肝切除が行われたのが1991年で、私の第一例が95年」(若林教授)ということで、世界初ではなさそうなものの肝臓の内視鏡手術の権威のようで、「世界のトップ3に入る技術」との記載もあります。
腹腔鏡や胸腔鏡といった「内視鏡」は、"従来のように皮膚を大きく切開することなくできることから低侵襲治療(ダメージの小さい治療)の代表として位置づけられてい"ます。しかし、"血管の塊のような臓器である肝臓を、腹腔鏡で手術などできるわけがない"ということで、遅れてきた分野だったようです。
しかし、"その常識を覆し"、"腹腔鏡下肝切除術を実施している"というのが、若林教授のすごさです。若林医師が、"古巣・慶大から現在の岩手医大に移"ると、そこが"腹腔鏡下肝切除のメッカとして、日本はもちろん全世界の肝臓外科医に知られる存在となった"いう話からも、その影響力のすごさがわかります。
他の人があまりやろうとしなかった手術でトップを行く…というのは、ブラックジャックという形容にふさわしいです。
また、前回も引用した
未来の教科書に載る外科医療を!国内初の「高度医療」認定を受けた北の“鉄人”:Good Doctor NET(2009. 11. 24)からも、ブラックジャック的な特徴を窺(うかが)うことができます。
それは「僕は慶応時代に、年間230の手術をして、ベストスタッフの表彰を受けたこともあるんです」と言っているような手術の多さです。毎日ではありませんが、3日に2回近く手術をしている計算です。
「日本全国から患者が集まってきて、肝移植も含めた、慶応の胆肝膵の手術数は年間400症例にものぼりました」とも言っていたので、インタビューアーが「その半分は先生が手がけられていた。まさに“鉄人”ですね」と返しています。慶応大胆肝膵の手術の6割近くを、若林教授が手がけていたようです。
インタビューアーは「表情も身のこなしも非常に精悍で、アグレッシブなアスリートという印象でした」と表現しています。「手術の人」という感じです。
一方で、"旧来の医局制度の改革にも取り組"むなど、"国内でも最大級の規模の外科学教室を作"るなど、手術以外のところでも精力的に活動していたようです。
前回書いたようにWikipediaは存在しなかったのですが、たいへんに評価の高い方なのだろうと感じさせる記事でした。
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