ツングースカ大爆発については、昨日書きました。
ツングースカ大爆発は「約2,150km2の範囲の樹木がなぎ倒され」るような被害をもたらした巨大な爆発であったものの、「近くに村が無かったため、死者は1名だけだった」そうです。(
ツングースカ大爆発-Wikipediaより)
この先もあのような事態は想定されます。現に今年「3月初め、超高層ビル並みの大きさの小惑星が、地球から8万キロメートルと離れていないところを通過した」という報道がありました。これは、「宇宙レベルでは間一髪という距離」だそうです。(
小惑星の衝突から地球を守る方法7選より)
で、以降も
小惑星の衝突から地球を守る方法7選から引用しますが、「地球の文明を破滅させるような規模の小惑星衝突」を避けるにはどのような方法があるかを紹介していたのを書いていきます。
(1)小惑星自体を核爆破する
「映画『アルマゲドン』で有名になった」と記事に書かれていましたし、なんか本当作り話っぽいです。ただこれは「ほかに打つ手がない場合の、最後の手段」だそうです。「爆破された破片がなおも地球に衝突する可能性がある」し、核爆弾の威力が未知数だとか書いていました。
(2)近くで核爆発を起こして軌道を逸らす
全部壊すことも無いじゃん、軌道逸らせばいいんでしょっていう考え方。ただ、「小惑星が地球に到達する何十年も前に実行しなくてはならず、たとえ実行したとしても、思い通りに進路を変えるのは容易ではない」とか。
(3)衝突機を衝突させて軌道を逸らす
欧州宇宙機関(ESA)で、「小惑星に衝突機を衝突させて軌道をそらす『ドン・キホーテ』ミッション」というのを計画しているそうです。
軌道を変える目的でなく衝突時の観測が目的ですけど、過去にNASAが彗星に「衝突体(インパクター)を発射」するのはやっていましたね。(
ディープ・インパクト (探査機)を参照)
(4)レーザーを当てて蒸発させて軌道を逸らす
「数台の宇宙船に搭載した機械を使って太陽光を集め、それを小惑星の凍っていると思われる表面に照射する方法」だそうです。「表面の温度を上げ、細かい破片を蒸気のように噴き出させて、その力で進路を変え」るらしいんですが、なんかこっちの方が難しいような。
(5)宇宙船を着陸させて誘導する
「小惑星の上に宇宙船を着陸させ、電気推進ロケットを何度か噴射して、その力で進路を変える方法」とのこと。「有力な手段」らしいんですが、これもたいへんそうです。
(6)重力牽引宇宙船で軌道を逸らす
「すべての物体は重力を発する」ので、「宇宙船を小惑星の近くに配置」して軌道を逸らせようというものらしいです。
(5)より「はるかに簡単」だそうですけど、宇宙船が相当大きい質量を持っていないといけないのでは?ちょっとそこらへんはよくわからないです。
(7)ソーラー・セール(太陽帆)で軌道を逸らす
「小惑星に、太陽からの光子を捉える帆を取り付ける方法」とか。「そんな帆なんてそれこそSFの中だけの話じゃないの?」って思ったら、なんと既にテストをしているそうです。驚きました。
記事には「宇宙船を着陸させるよりさらに難しいが、キュートな方法であることは確かだ」とありましたが、「キュートな方法」ってどういうこと?
なんかどれも難しそうですすが、小惑星相手だと当然かもしれません。最も高い予想であれば「今後100年のうちに10%」で「地球の文明を破滅させるような規模の小惑星衝突」が起こるそうです。いよいよとなれば、やらざるを得ないのかもしれません。
なんだか信じられないような話ばかりで正直頭が追いついていかなかったのですが、今日はここで終わりにします。
関連
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ツングースカ大爆発とは ■
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人工衛星を発射する前の準備 ■
韓国ロケット日本領海上空通過へ 初の人工衛星搭載 ■
中国ロケットの残骸は陸に落ちる
Appendix
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