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笹井芳樹副センター長自殺?疑惑追求への非難や隠蔽他殺説などの反応


★2014/8/6 笹井芳樹副センター長自殺?疑惑追求への非難や隠蔽他殺説などの反応
★2014/8/6 笹井芳樹自殺で若山照彦・小保方晴子らのコメントは必要?不要?
★2014/10/19 笹井芳樹副センター長・小保方晴子さんの研究費不正疑惑はうやむや?



★2014/8/6 笹井芳樹副センター長自殺?疑惑追求への非難や隠蔽他殺説などの反応

(17:45追記:WHO勧告「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」の自殺予防対策の関連で、訂正を行っています。※1とある部分がそうです。配慮が足りなかったこと、読みづらくなったことをお詫びいたします。申し訳ございませんでした)

 まず、笹井芳樹理研副センター長の記事紹介から。(15/1/15:誤字の訂正。報告ありがとうございました)
理研:笹井芳樹副センター長が研究棟で自殺 現場に遺書
毎日新聞 2014年08月05日 10時28分(最終更新 08月05日 14時01分)

 STAP細胞論文の責任著者の一人である理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市中央区)の笹井芳樹副センター長(52)が5日(※1により削除)午前11時3分、搬送先の病院で死亡が確認された。兵庫県警が自殺とみて調べている。理研幹部らに宛てた遺書が残されていたという。(中略)

(※1「自殺手段を報告しない」により削除)

 関係者によると、3通の遺書がこのカバンに入っており、1通はSTAP論文筆頭著者の小保方晴子・研究ユニットリーダー(31)宛て。他に笹井氏の研究室にある秘書の机上にも遺書のようなものがあった。【井上卓也、椋田佳代】
http://mainichi.jp/select/news/20140805k0000e040183000c.html

(※1「理由付けをしない」に繋がりそうなので削除)

 人が亡くなってしまう、特に自殺というのは、痛ましいことです。不適切だという指摘がある言葉であり、月並みな言葉でもありますが、ご冥福をお祈りいたします。


 自殺直後ということで不謹慎なのですが、「殺された」「秘密のために消された」と言い出す人が必ず出てしまうだろうと思い、先に一言書いておこうと思いました。ただ、既にそれらしきことを書いている人は出現していました。

"STAP細胞を巡っては理研が4月以降、論文通り再現できるか検証実験を進めており、8月中に中間報告を出す予定だった。怪しすぎだろ"

"本当に自殺なのかな"

"笹井さんの自殺に関する理研の会見。ずいぶんタイミング早いな……"

 また、こちらも出るだろうと思っていた同情論、さらに進んで疑惑を追求した人が悪いという意見の方が、一見したところ多いかもしれないと感じました。
(※1「理由付けをしない」ですので迷いましたが、真似してはいけないという悪例ですので残しました)

"10日位前の #NHK のNスペでSTAP細胞やってたけど、非常に偏向的な報道で、さらに小保方氏だけでなく、笹井氏にも疑惑を向けていた。小保方氏にケガをさせるなど強引な取材があったのも事実。小保方さんの件は人民裁判のようなもの。あんなことをやられれば誰でも少なくとも鬱にはなる"

"笹井芳樹氏は再生医療分野ではノーベル賞以外の賞を総ざらいしている第一人者である。今回の自殺は、いまだ癌化の危険性が指摘されているiPS細胞に利権をもつ者達に集団リンチの結果といってよい。生きていれば医療の進歩にもっと貢献できたものを、残念だ!惜しい人を亡くした。哀悼。。"

"理研の笹井が自殺したことにショックを受けている人がいるが何を驚くことがある。あれだけ連日連夜マスコミで責め立てられ、ネットでオモチャにされれば普通の精神状態の人間あらば自殺するだろうよ。何でそれが解らない"

 こういう人の死の利用というのは必ず出てきてしまうのである程度は仕方ないと思わなくてはいけませんが、やはり良くないやり方です。

 また、自殺による同情論で問題追求をやめてしまう…というのも非常に良くないことです。こういった自殺によって問題を解決できるという例を示すことが、さらに自殺を生み出すこともあり得ます。

 私は以下の事件を思い出しました。
(以下は※1に完全に反する報道の事例です。現在は自殺直後ではありませんので残しました)
自殺か:小5駅で飛び込み 学校統廃合中止求めるメモ残す
毎日新聞 2013年02月15日 11時47分(最終更新 02月15日 12時40分)

 14日午後4時25分ごろ、大阪府大東市野崎1のJR片町線野崎駅構内で、線路内に立ち入った男児が同志社前発宝塚行き下り快速電車(7両編成)にはねられ即死した。府警四條畷署によると、同市内に住む市立小学校5年生の男児(11)で、自殺とみられる。現場近くには、男児が通う学校の統廃合中止を求める遺書らしきメモが残されており、同署や市教委で詳しい動機などを調べる。(中略)

 市教委によると、市立小学校統合実施計画に基づき、同校は今年4月、近くの学校に統合され、2月17日に閉校式の予定だった。遺族によると、遺書らしきメモには「どうか一つのちいさな命とひきかえに、とうはいごうを中止してください」と記されていた。

 また、男児は13日、「閉校式を止めることができないか」「学校がつぶされるのに僕たちの気持ちを誰も聞いてくれない」と話していたという。

 母親(47)の携帯電話には自殺直前、「今までありがとう。みんな大好きだよ」とメールがあったといい、「息子の思いに気付いてやれなかったのが悔しい。自殺というやり方で世の中が変わると他の子が思わないでほしい」と話した。【村松洋、重石岳史、向畑泰司】
リンク切れ:http://mainichi.jp/select/news/20130215k0000e040176000c.html

 子供の自殺直後に母親がこういう発言をしたことに対しては非難も多かったですが、自殺の連鎖を呼ぶことを心配されたのでしょう。

 なお、これは笹井副センター長が自殺によって問題解決をはかったという意味ではありません。笹井副センター長の死をSTAP細胞問題に利用することが、自殺による問題解決という方法論を強化してしまうという話です。

 自殺者が自殺という選択をしたことを責める気にはなりませんが、少なくとも人の死によって意見を通そうというやり方は推奨してはいけないということは言えます。


★2014/8/6 笹井芳樹自殺で若山照彦・小保方晴子らのコメントは必要?不要?

 WHO勧告「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」の自殺予防対策になるべく従った形で…と心がけると、笹井芳樹理研CDB副センター長の自殺に関する記事で紹介できるものはほとんどなくなります。しかし、それはマスコミが不要な取材ばかりしているとも言えます。

 共著者の一人で笹井副センター長との確執も一部で伝えられていた若山照彦山梨大教授へのコメント取りも必要性がないと言うか、「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」を元に考えるとしてはいけないことのように思えます。

 この報道については「笹井氏は命をもって償ったがお前はどうなんだ?とでも言いたげな糞メディア」という別の批判もありました。私はこれはさすがにこじつけじゃないか?と思いましたし、「なぜ若山さんのもとへ報道陣が押し寄せるのか?」というものにも最初は関係者なので取材が行くのは致し方ないのではないか?と思っていました。

 ただ、WHO勧告の「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」を読んでみると、不適切である可能性があります。

 一つは「すべきこと」の「関連する情報だけを中面記事として公表する」ですね。「中面記事」は新聞を想定したものっぽいのであれですが、おそらく必要最低限の情報のみ伝えるべきというのが、WHOの見解だと思われます。これは「すべきではないこと」を見ると、「扇情的に扱わない」があることからも想像できます。

 「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」では、「写真や遺書を公開しない」「具体的で詳細な自殺手段を報告しない」「単純化した理由付けをしない」「悪人探しをしない」など、自殺報道でなされる情報の多くを不適切としています。WHOの言う「関連する情報」というのは、相当削り取られたシンプルなものではないかと考えれます。


 また、「笹井氏は命をもって償ったがお前はどうなんだ?とでも言いたげな糞メディア」に近い、純粋に取材の対象者を追い込んでしまうという心配もなされて良いと思われます。これは自殺以外の遺族に対する執拗な取材などもそうですね。配慮のないものであるだけでなく、二次的な被害を生み出す要因になりかねません。

 この点に関しては、小保方晴子研究ユニットリーダーに対するものは特に心配でしょう。この件で小保方さんに対して取材が殺到したという話は聞きませんが、間接的にコメントを探ろうというものは見られます。これらは本来望ましくないものです。

 さらに言うと、「悪人探しをしない」に違反する犯人探しというのも、二次的な被害を増やす心配がありそうです。


 WHO勧告を知った上で見ていくと、マスコミの記事は本当にほとんど不合格です。理研の開いた記者会見でなされた質問を眺めるだけでも、ひどい状態だというのがわかります。

 以下から、試しに質問内容だけを抜き出してみます。

笹井氏自殺:理研会見一問一答(1)「疲労困憊、心身ともに疲れている状態だった」 毎日新聞 2014年08月05日
http://mainichi.jp/feature/news/20140805mog00m040006000c.html
笹井氏自殺:理研会見一問一答(2)小保方氏は「ショックを受けている」2名が付き添いケア 毎日新聞 2014年08月05日
http://mainichi.jp/feature/news/20140805mog00m040007000c.html

 −−兆候は。
 −−遺書は何通か。
 −−遺書は3通あったというが、どなたあてだったか?
 −−発見された時、小保方さんはどこにいた?遺書の公表は?
 −−遺書は現場に3通あった?
 −−宛名は書いてあった?
 −−人事課長、総務課長宛ての遺書とのことだが、それは1通か。
 −−笹井さんが病院に通っているなどの情報は。
 −−思い当たるきっかけは。
 −−笹井氏は以前の会見の時に理研のバッジを着けていた。今回は理研の施設内で自殺。外部の改革委から辞職も提言されたが、理研は笹井氏にどういう話をしていたのか。
 −−確認ですが、自殺ということでいいか。
 −−自殺の場所がなぜ理研なのか。
 −−ES細胞研究の第一人者を失った影響は。
 −−笹井さんはいつCDBに来たのか。
 −−ES細胞研究の第一人者を失った影響は。
 −−笹井さんはいつCDBに来たのか。
 −−笹井さんが、これまで辞意をもらしたことはなかったのか?
 −−竹市雅俊センター長などにも漏らしたことはなかったか?
 −−笹井氏の健康管理は。
 −−小保方氏をどうサポートしている?
 −−出勤状況は。タイムカード管理などはしているのか。
 −−昨日は出勤されていたそうだが、今回の自殺と職務の因果関係は。
 −−笹井さんが新しい不正疑惑の調査の聴取などを受けていたのか。
 −−一番事情を詳しく知っている笹井さんが亡くなった。今後への影響は。
 −−CDBと(笹井氏が発見された)先端医療センターはつながっている?
 −−笹井さんはCDBと先端医療センターの両方を使っていた?
 −−遺書の件で確認をしたい。(自殺の)現場にあったのはプライベートの遺書か。
 −−プライベートなもの以外のオフィシャルな遺書は、秘書の机の上にあったのか。
 −−結局、遺書は何通ですか。
 −−遺書はご家族の同意があれば公開するのか。
 −−他の職員の方の精神的なケアについて。
 −−遺書は(自殺)現場のどこにあったのか?
 −−笹井さんは、具体的にはどのような仕事をしていたのか?
 −−遺書は総務課長と人事課長宛て、といったがCDB所属?
 −−最後に会ったのは。


 遺書に対して異様にこだわっていますね。前述の通り、遺書の公開は完全にアウトとされる報道です。

 なお、この会見以外の記事では、遺書の公共性がある部分については公開に前向きだと報じられたものもありました。既に一部がなぜか公開されているのですが、おそらく「遺書を公開しない」のルールはこの先も破られるものと思います。

 また、上記の遺書以外の質問も不適切、あるいは不要と思われるものが多いです。WHOの自殺報道に関するガイドラインは、マスコミでは全く考慮されていないようです。


 ただ、これはマスコミだけでなく、私たちの問題でもあります。特に「単純化した理由付けをしない」「悪人探しをしない」はマスコミより一般人の方が露骨でした。

 私もWHO勧告「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」の自殺予防対策で書いたように、遺書の内容が気にかかりました。こうやって大衆が求めるからマスコミも必死になるという面があります。

 マスコミだけでなく、私たちも変わっていかなくてはなりません。


★2014/10/19 笹井芳樹副センター長・小保方晴子さんの研究費不正疑惑はうやむや?

 STAP細胞のメモで未処理だったものを少しずつ出して、使いきってしまうことに。今回は笹井芳樹理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長(当時)の件。自殺されているので書きづらいですが、自殺の有無に関わらず同じスタンスという方針でやります。

 笹井芳樹副センター長自殺の理由・犯人探しは、自殺の利用・推奨になり得るなどで書いているように、自殺は利用するべきではありません。そういう意味で悪かったのが自民党の石破茂幹事長です。
やはりマスコミに不満? 石破自民幹事長 2014年08月18日 12:07 EconomicNews(エコノミックニュース)

 自民党の石破茂幹事長が、自らの対応を顧みないマスコミの報道姿勢や素直に見ない視点にブログで不満をのぞかせた。

 「夏休みの思い出など」とのタイトルのブログでSTAP細胞研究論文の著者のひとりで、小保方晴子STAP細胞研究ユニットリーダーに対し指導的立場にあった理研の笹井芳樹副センター長の自殺に触れ「笹井副センター長の自死には何ともやりきれない思いが致します。そこまで追い詰めたマスコミの責任は何ら問われず、やがて何事もなかったかのように人々の記憶が風化していくのも通例ですが、当事者の苦しみや悲しみを(少なくとも紙面や映像では)顧みることも、自らの責任を問うこともしないままに、報道の自由の名のもとに、責任ある職にある者はいかなる批判も浴びて当然とばかりに非難を繰り返すのは、とても悲しいことです」と自らの立場も重ねて思うかのように触れていた。

 これは笹井副センター長の自殺を利用して、日頃不満に思っていたマスコミを叩くという行為です。最初に読んだときはすごく頭に来てこれだけで1本書こうと思っていました。

 しかし、そうなると今度は私が石破幹事長叩きのために笹井副センター長の自殺を利用したような形になると思い、やめました。ということで、軽く紹介する程度で中身にはこれ以上触れません。


 最近は笹井副センター長の話どころか、STAP細胞問題へ言及する記事もすっかり少なくなりました。ただ、NHKが小保方取材本を出版? - 日刊サイゾー(2014.08.17 日 ハイセーヤスダ)で以下のような指摘があったように、笹井副センター長には研究費不正疑惑も上がっており、本来ならうやむやにされるべきものではありませんでした。
(関連:理研・小保方晴子,笹井芳樹らのお金の使い道も隠蔽? 週刊文春の情報請求)

「笹井さんの自殺で、マスコミの厳しい論調が原因だという感じになってしまっていますが、彼には一部で言われているように、年間6億円の研究費でなぜか小保方さんの出張旅費やタクシー代まで肩代わり、2人だけで年間55回も出張していたり、不正支出の疑いがあったのも事実」(NHK関係者)

 笹井副センター長の関連でもう一つ重要なのは、今回の問題にどれくらい深く関わっていたのか?という部分です。以下の記事は笹井さんの発言とネイチャー論文での役割の記載のどちらかが虚偽であるとしていました。(以降のニュースはすべて自殺される前のものです)
理化学研究所、独立行政法人のガバナンスを考える STAP問題:JBpress  2014.04.28(月) 関家 一樹

 会見で笹井さんは、自分のSTAP論文への関わりは、最後の仕上げ部分のみであったと述べている。

 調査委員会の調査報告書でも「成果とりまとめに近づいた段階に入って笹井氏と丹羽氏というそれぞれ若山氏とは独立した立場のシニア研究者がデータの補強や論文作成のために協力することになった(後略)」とされている。

 このように笹井さんの会見での発言と、調査委員会の調査報告書は大方において一致するが、調査委員会で研究不正があったと認定した英ネイチャー(Nature)誌の論文上ではやや様相が異なる。

 引用すると「Author Contributions H.O. and Y.S. wrote the manuscript. H.O., T.W. and Y.S. performed experiments, and K.K. assisted with H.O.’s transplantation experiments. H.O., T.W., Y.S., H.N. and C.A.V. designed the project. M.P.V. and M.Y. helped with the design and evaluation of the project.」として「Y.S.」こと笹井さんが「論文作成」「実験」「研究デザイン」と全般にわたって関わっていたことが記されている。

 調査委員会は6点の疑義についてのみ調査しており、笹井さんが研究の全体にどのように関わっていたかについては詳しくは調査していない。したがって調査委員会がNatureにおける笹井さんの関わりの記載を虚偽であると認定したわけではない。

 笹井さんの記者会見ではこの点についての質問がなされなかったが、会見での笹井さんの発言が真実だとするならばNature上の記載は虚偽ということになる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40548

 ただ、この記事自体は変な主張をしていました。
 現実的な問題として、理研の人事自体を政治が徹底して監督することは不可能であろう。したがってこの部分については文科省の意向で進んでもやむを得ないし、裏金を作らない程度に誠実であり、それなりに仕事ができる人ならば、天下りでも構わないと考える。

 しかし監事のみはその制度趣旨を徹底させて、大臣に近しい人間を送り込むようにしてはどうだろうか。

 いわゆる隠密である。

 監事の活用にはメリットが大きい。まず幹部の大半の人事は所轄省庁に渡したままでいいので、所轄省庁の反対が少なくて済む。

 また監事は運営を行うわけではないので、運営能力のある人間である必要はない。

 そして監事にとって何よりも大事なのは大臣とすぐに連絡を取れる関係であることであるから、批判されやすい「お友達人事」が監事に関しては有効に機能してくれる可能性があるという点だ。

 大臣は安心して自分のお友達を監事にして、居酒屋ででも報告を受ければ、所与の目的が効果的に達せる。

 政治家が独立行政法人に人を送り込んで影響力を与えるというのが良いことだとは思えません。まして、今回のSTAP細胞問題では、政治家は問題を厄介にしてダメな方向に進ませている存在です。政治家の介入なんか害悪でしかありませんわ…。

 何か大丈夫なの?って記事ですが、同様に笹井副センター長の役割について疑問の声は多く挙がっていました。未使用のストックでは以下がそうです。
(迫真)幻のSTAP(2)iPSへの対抗心 :日本経済新聞 2014/6/24付 日本経済新聞 朝刊

 iPS細胞をしのぐ万能細胞はないか。笹井は12年12月、研究ユニットリーダーを採用する面接会場で、小保方晴子(30)の研究内容を知った。センター長の竹市雅俊(70)から「論文を完成させるのを手伝ってやってくれ」と言われ、快諾した。

 今年4月16日の記者会見で笹井は「STAPは私の仕事ではない。論文執筆の最後の2カ月しか関わっていない」と釈明した。しかし、この発言を真に受けるものはいない。

 特許の発明者に名を連ねており、一時期、笹井研究室で小保方に実験をさせた。研究不正の疑惑が発覚した後も「単純ミス」と言い続けた。STAP論文に博士論文の画像を載せてしまったことを小保方から打ち明けられた時も、画像を撮り直しておくよう指示、不正発覚を回避するかのような行動をとった。

 「(笹井が)論文の共著者や特許の発明者に加わっているとは」。竹市らCDB幹部は驚くしかなかった。

 ただ、これも最後の話が確かなのかなぁ?と思いますね。何かわざとらしさを感じます。

 日経新聞からはもうひとつ。
幻のSTAP(1)誰も あると思ってない  :日本経済新聞(2014/6/23付)

 論文掲載が内定していた1月下旬には、早速、(引用者注:笹井芳樹CDB副センター長が)小保方を引き連れ、医療戦略を練る内閣官房を訪れた。「すごい研究成果をもうすぐ発表します」と興奮気味だった。

 翌月のバレンタインデーには、首相官邸での総合科学技術会議の会合に小保方が出席することまで決まっていた。普通はノーベル賞受賞者級しか呼ばれない。論文の画像に不自然な点があるとの指摘が出て、会合当日にキャンセルになった。

 小保方晴子さんと首相との会合が不自然すぎるというのは、ずっと気になっていました。また、文科省とはあらかじめ通じていたという話は以前も書いている記事もありました。ここらへんは笹井副センター長のルートだったんですかね?

 そういえば、文科省と野依良治理研理事長の悲願である特定法人指定に向けた会議には、毎回出ていた野依理事長以外に、笹井副センター長も一度呼ばれていました。ですので、文科省などとパイプがあったとしても不思議ではないです。事件の重要なキーマンだったことは間違いありません。


 関連
  ■WHO勧告「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」の自殺予防対策
  ■バカンティ・笹井芳樹・若山照彦・丹羽仁史 評判が高いのは誰?
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