2019/05/25:
●「自虐風自慢」を行う「マウンティング女子」の生態が暴露される
●マウンティング女子がいるのに男子がいない理由は地獄のミサワ?
●マウンティングは本来動物関係の用語、サルやイヌで見られる
●相手を否定することでマウンティング…自分がすごくなった気分に
●一般的には対面のコミュニケーションよりネットの方が問題行動が多く
2020/10/07:
●いくつになってもマウンティング!名前をわざと間違うおじいちゃん
2021/06/06:
●男性同士の会話はマウンティングばかり…と心理カウンセラーが指摘 【NEW】
●「自虐風自慢」を行う「マウンティング女子」の生態が暴露される
2019/05/25:「マウンティング」で検索すると、「マウンティング女子」なるものを書いているページばかり出てきて戸惑いました。その中の一つを見ると、まさにその状況について書かれていました。
放送中のテレビドラマ「ファースト・クラス」や、書籍「女は笑顔で殴りあう: マウンティング女子の実態」などの影響か、最近「マウンティング女子」という言葉がはやっているとのこと。「マウンティング」で検索すると、本来の意味よりも先に「マウンティング女子」が検索結果にずらりと並ぶといいます。
(
女子に物申す! (1) 「マウンティング女子」は男から見ても面倒くさい | マイナビニュース KOTEN [2014/06/11]より)
こちらではマウンティング本来の意味について、"自分が相手よりも上であるということを誇示するためにとる行動のことで、もともとは動物が相手の上に乗って優位性を示す行為から来た言葉だ"としていました。しかし、「マウンティング女子」の行う「マウンティング」はもう少し複雑。素直に自分が上位であるという自慢をするのではなく、"自虐などに混ぜてそれとなく示す"「自虐風自慢」を行うんだそうです。たとえば、以下のようなものです。
「胸が大きいと肩が凝って仕方ないのよね。あなたがうらやましい」
<「自分の胸が大きい」ことを自慢しながら、「肩が凝る」というマイナスポイントを加えることで「自慢じゃないですよー苦労話ですよー」とアピール、トドメの一撃に「(胸が小さい)あなたがうらやましい」と相手をけなし、優位ポジションを確立する>
●マウンティング女子がいるのに男子がいない理由は地獄のミサワ?
そして、この話から本来書きたかったマウンティングの話へどう持って行こうか?と思って、マウンティングは男子だってするよ…と書こうとしたら、この記事でも既に触れられていました。<もちろん、マウンティング合戦は女性だけじゃなくて、男社会にだって存在する。内容はだいたい女性のマウンティングと似たようなものだ>として、以下のような例を挙げています。
・ホリエモンの年収がうらやましい。俺は800万円しかない。
・身長が180超えてると困ることの方が多いよ。服もサイズがないしね。
・東大生はやっぱりすげーよ。俺なんて馬鹿だから早稲田しか行けなかった。
しかし、記事では「マウンティング男子」という呼び方はないことを指摘してます。"我々男はこの手のマウンティング男子に対して、便利な反撃手段をすでに手に入れているから"というのが、その理由です。作者は"マウンティング野郎を黙らせる方法は簡単。「ミサワかよw」で一撃だ"としていました。そういう理由ではないような気がしますけど…。
●マウンティングは本来動物関係の用語、サルやイヌで見られる
なお、この記事は5ページもありますが、延々とマウンティングの話をしているか?というとそうではありません。いろんな話をしていて、マウンティングは最初のページだけ。個人的にはあまり楽しくないなと思ったものの、最後の話だけはおもしろかったので、話を広げてひとつ別の投稿
男性はぽっちゃり女性が好みって本当?実際には痩せ型が好きなんじゃ…に書きました。
一方、こちらのページではマウンティングの話を引き続き。私がマウンティングで真っ先に思い出すのは犬ですが、
Weblio辞書ではサルが例として挙げられていました。サルの場合、人間の例のように複雑ではなく、素直に優位性を示そうとするものです。(犬のマウンティングは諸説あり、複数の意味があるとも)
<サルがほかのサルの尻に乗り,交尾の姿勢をとること。霊長類に見られ,雌雄に関係なく行われる。動物社会における順序確認の行為で,一方は優位を誇示し他方は無抵抗を示して,攻撃を抑止したり社会的関係を調停したりする。馬乗り行為>
●相手を否定することでマウンティング…自分がすごくなった気分に
私が当初書こうと思っていた話も、比較的素直な意味でのマウンティング。現在精神的に参って一時停止しているメールコメントに、マウンティング行為が見られる気がするんですね。
これはオレすげーよという方向性ではなく、相手(というか、この場合は要するに私)をバカにするもの。腹が立つものの、単発のメールなら好きなものでも食べて気分転換できます。ただ、繰り返しやられると、さすがにキツいですね。何か書くたびにいちいち否定されると思うと怖くて仕方なって、一時的にメールフォームを閉鎖しました。
こういった相手をバカにしたり、否定したりすることによって、自らの優位性を示そうとするものは、過去のコメントに関する投稿でも出ていた気がします。思い当たった
誹謗中傷など、人々がネットでひどいコメントを書く理由は?をとりあえず見てみると、この中の「評価の上昇」がそれっぽいですね。
当時私は「作者をこき下ろすと、自らの評価が上がった気になる。あるいは作者の投稿内容などによって傷つけられたと感じた自己の評価を、回復することができたと考える」とまとめていました。
●一般的には対面のコミュニケーションよりネットの方が問題行動が多く
いつも書いているように、何かを否定する内容というのは私も普段やっていることなので、気をつけなくちゃいけませんね。他のコメント系の話では、過去にも
ブログ運営の悩み・コメント管理 批判ばかりする人は世の中に存在するというのをやっています。一般的には対面のコミュニケーションよりネットの方が問題行動が多いようです。
このとき使った話では、対面ではしない行動をオンラインでする理由の一つとして、<対面のコミュニケーションのほうが共感は生まれやすくなります。相手が誰だかわかるからです。相手が誰かがわからなければ、羞恥心や罪の意識も芽生えにくくなります>という説明を紹介しました。
直接対面するわけではなくても相手は傷つく…というリアルの場でなら当たり前にわかることを、オンラインでは忘れてしまい、ひどい行動に繋がりやすいようです。リアルならいい人ですら、ネットだと悪い行動を取ってしまう可能性があるというので、これはネットのデメリットですね。私も注意しておきたいです。
●いくつになってもマウンティング!名前をわざと間違うおじいちゃん
2020/10/07:「男子」というかもう完全に「おじいちゃん」なのですが、男子のマウンティング行為ではないか?と思われる例を追加。麻生太郎副総理・財務相が、自民党麻生派の派閥会合で、前日に発足した菅内閣について「かん内閣」「かん政権」と2回発言したとのこと。麻生派派事務局が会合後、言い間違いと訂正しているので、公式情報です。
麻生太郎さんは漢字の読み方を知らないことで有名な方。「菅」という名字は過去に菅直人(かんなおと)首相がいたということもあり、「かん」と誤読しやすいところでもあります。ただ、一般人ならともかく麻生太郎さんの場合は、官房長官だった菅義偉首相と長い間いっしょに仕事してきており、本当に間違えたとは考えられませんよね。
そのため、この話を伝えた
菅内閣を「かん内閣」 麻生氏、会合で2回言い間違い :日本経済新聞(2020/9/17 19:30)の反応では、マウンティング行為だろうという感想が主流に。右派では「ジョーク」という無理のある擁護もあったそうですが、ジョークであってもバカにしたニュアンスがあることには変わりなく、どちらにせよマウンティング行為と考えた方が良さそうなものでした。
●男性同士の会話はマウンティングばかり…と心理カウンセラーが指摘
2021/06/06:出世と自慢話に関する投稿で使った
>雑談できない男は、出世できない | 最新・職場の心理学 女と男の探り合い | 東洋経済オンラインという記事は、マウンティング男子と言えそうなものだったのでこちらにも追記。偏見バッリバりな気がしますが、こちらの記事の作者である心理カウンセラーの方によると、むしろ女子ではなく男子の方がマウンティングしまくりだとしていました。
人間は個人差が大きいため、「男性は~」「女性は~」としている時点でほぼ信頼できないと考えて良いのですが、女性は会話に結論なんて必要なく話すこと自体が目的と記事では説明。よくある説明ではありますね。一方、男性は論理的な話を好み、何かといっては「オチは?」「で、結論は?」と先を急ぎがちとされていました。
ただ、そもそも雑談そのものにオチや論理性は必要ないとする人もいます。私もこれに同意。雑談として求められるものには、男女関係なくオチや論理性はいらないでしょう。これらはむしろ関係性を壊すおそれがあります。一応記事もそういう理解っぽく、オチを求める男性は女性と違って雑談が下手なのでわざわざビジネス書で学ぶ必要があるといった感じですね。
検索でヒットした自慢話はこうした説明の後に登場。男同士の会話は「情報交換」と「自慢話」がポイントで、男たちは実績を張り合い、いかに自分が優れているかをアピールしたがるので、情報交換の流れでいつの間にか自慢話にすり替わっているというのはよく見る光景だとされていました。その他、以下が特徴だと言います。
・自分の気持ちを話さないし、相手の気持ちを受け止めない。
・結論やオチばかりを求めてディテールに関心を示さない。
・自分にとって有益な情報が含まれていないと退屈してしまう。
・会話に意味を求めてしまい、おしゃべりを楽しめない。
・口下手で「何か話せ」と言われると自分のことを話してしまう(無意識のうちに自慢しながら)。
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